第11話 I FORGHT [THE LAW] (ある帝都防衛隊員の話)

照り付ける太陽で岩もとけそうな、そんなある日、

俺は「THE LAW」と戦って、そして「THE LAW」が勝ったんだ。

そう、俺は無法者と戦って、そしてヤツらが勝ったんだ。

俺には金が必要だった、だって防衛隊も歩合制だからな、ともかく俺は無法者と戦って、

そしてヤツらが勝ったんだ。


誕生日だった、あの娘との約束をすっぽかしたんだ、とても悪いと感じてる。

俺の人生のレースを走ろうと思ったのさ、一攫千金でな。

彼女は今までで最高の女なんだ。

くどいけど、俺は無法者と戦って、そしてヤツらが勝ったんだ。



まともに食っていけない帝都防衛隊の一部の人間だって、銃で脅して強奪してる。

だれが無法者なのか。

もうどうすればいいのか、正直わからない。


……彼は無法者のたまり場であるDivision AK掃討作戦に参加した。

なかでもバー「THE LAW OF THE JUNGLE」は刺激的な場所だったらしい。ともかく彼は、無法者と戦って、結果 ヤツらが勝利したのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る