スナイパーライフル
レミントンM700
レミントン・アームズ社により開発されたボルトアクションライフル。
ボルトアクションライフルの利点である高い命中精度、単純で堅牢な構造、信頼性が特徴でボルトアクションの代名詞と呼ばれるほどのロングセラー。
狩猟用、競技用、法執行機関、軍などの様々な用途で、それ専用のモデルが使用される。
日本国内でも狩猟用、競技用として許可が下りるため所持者は多い。
1962年に発売されて以来、現在でも販売が続けられている。
使用する弾薬の種類、バレル長、ストックの形状・材質、マガジンの形式の違うバリエーションが多数存在する。
PSG-1
ヘッケラー&コッホ社がG3アサルトライフルを改良して製作したスナイパーライフル。
72年のミュンヘンオリンピック村人質事件で、連射の出来る狙撃銃の重要性を思い知ったドイツ政府から要請を受けて製作された。
セミオート式のため、ボルトアクション方式のライフルに比べて重量がある(8.1kg)が、複数の標的に対する対応が素早いという利点がある。
使用弾薬は7.62mmNATO、マガジンは5、10、20発の3種類。
ドラグノフ狙撃銃(SVD)
ソ連が開発したセミオート狙撃銃。
AK-47を参考に作られたために部品数は少なく、頑丈で信頼性が高い。しかしAK-47とは部品の互換性がない。誤解されがちだがAKの系統ではない。
市街戦などで突撃銃よりも広い範囲をカバーすべく開発され、どちらかといえば「マークスマンライフル」に近い性能を持つ。
使用弾薬は7.62x54mmR弾、マガジンサイズは10発。
モシン・ナガン
1891年にロシア帝国の制式小銃として採用されたボルトアクションライフル。
命中精度の高いものがスナイパーライフルとして改造される。
世界的に有名な狙撃手「シモ・ヘイヘ」が使用したことで有名。
使用弾薬は7.62mm×54mmR、マガジンサイズは5発。クリップで給弾する。
バレットM82
バレット・ファイアアームズ社が開発した大型のセミオート狙撃銃。
軍事目的で開発されたため、兵士が一人で運用できる重量や操作性と火力の両立を目指している。
ヘリコプターや装甲車などにも損傷を与えられる対物ライフル(アンチマテリアルライフル)で、12.7mmという大口径の弾が使用され、その威力は絶大。マガジンサイズは10発。
普通の狙撃銃よりも遠くの敵を撃ったり、壁ごと敵を撃ち抜くのに使用される。
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