銃について

初心者がよく犯す間違い

・アサルトライフルをマシンガンと呼ぶ

　　「マシンガン」は弾幕を張るための武器です

　　詳しくは「銃の分類」の項を参照してください

　　武器に関して無知な様を表現するには有効

・リボルバーにサプレッサーを装着

　　シリンダーから音が漏れるので意味がありません

　　例外として「ナガンM1895」は有効です

・あり合わせのサプレッサーをねじ込む

　　サプレッサーに限らず何かを「ねじ込んで」しまうとほぼ確実にジャムります

　　装着できる銃はねじが外側に設けられます

・シングルアクションアーミーにスピードローダーを使う

　　固定式シリンダーなので使用できません

・ダブルアクション式リボルバーでファニングショット

　　シングルアクションとは機構が違うので不可能です

・自動拳銃をそのまま仕舞う

　　扱いに慣れていない素人ならまだしも、プロなら必ずセーフティをかけてから仕舞います(マニュアルセーフティがある場合)

　　正しく仕舞わないと暴発を起こす可能性があります

　　同じ理由で、リボルバーのハンマーが起きている状態で仕舞うのは危険です

・リボルバーに自動拳銃用の弾薬を使用する、もしくは自動拳銃にリボルバー用の弾薬を使用する

　　リボルバー用の弾薬にはリムと呼ばれる底部の張り出しがあります(リムド弾薬)

　　逆にオート用の弾薬にはそれがありません(リムレス弾薬)

　　リムはリボルバーのシリンダーから滑り落ちるのを防ぐ働きがあり、逆に使用するとシャミングが起こってしまいます

　　ただし、「ムーンクリップ」などのアタッチメントで解決できる場合があったり、リムレス弾薬を使用するリボルバーも存在します

・水を被ってしまい故障する

　　現代の銃は水を被ったくらいでは「火薬が湿気る」などは起こり得ません

　　しかし機関部に水が溜まると動作不良の原因になりことがあります

　　そのときは応急処置として銃を振って水を飛ばし、後で分解・整備を行う必要があります

　　特に海水は錆の原因になります

・車のドアで銃弾を防ぐ

　　刑事ドラマなどでは定番ですが、防弾使用でない限り、その程度で銃弾は防げません

　　防げたとしても.22LRなどの弱い拳銃弾のみです

　　土嚢、煉瓦、大木など、中身がしっかり詰まっているものが防弾に適しています

・銃口に指を突っ込んで「撃ってみろ、銃が破裂してお前も道連れになるがな」

　　大人の指は腔発させられるほど銃口に入りません

　　仮に指を第二関節までしっかり突っ込めるならば腔発する可能性があります