音尾恵吾 〜オトオケイゴ〜
幸運にも3連休であった僕はこの連休を利用して和水プロダクション関係者がオーナーをしているという温泉旅館に昨日の昼頃から2泊3日の予定で宿泊していた。
温泉旅館と言うだけあってメインである温泉は17種類と多く、中でも水深が浅く小さな子供には丁度良い深さに、大人には半身浴になる水深になっている風呂やそれとは逆に水深が深く、立っているだけでも肩近くまでお湯に浸かることが出来る風呂など、他ではあまり見ないような風呂が多くあった。
だが、僕が良いと思ったのはそこではなかった。
この旅館は常に朝、昼、晩の計3回ビュッフェが行われていて僕は昨晩と今朝の2回そのビュッフェを楽しんだ。どちらも驚くことを忘れてしまうほどの美味しさで僕は、僕の腹が食事を拒否するギリギリまで食べていた。
アイドルである以上気になるのはやはりカロリーだが、和水プロダクションのアイドルが多く利用するからなのか、旅館には事務所とほとんど変わらない設備のトレーニングルームがあり、宿泊客ならば誰でも無料で使用可能となっていた。
2日目のスケジュールを特に決めていなかった僕は、朝食を食べたらすぐにそのトレーニングルームに篭り、朝食で摂取したカロリーを消費した。
そして、昼になるとカロリーを消費したことで腹が減り、僕は3回目のビュッフェへと向かうのだった。
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