が、好きな方にはお薦めだ。どこと無く耽美で、しかし柔らかく、そして静か。三人登場人物はおれど、なぜか孤独を匂わせる。ゆるやかな時の流れと、退廃的な雰囲気、尚且つ排他的な空間が、そう言った独りを彷彿させるのかもしれない。安定した文章で淡々と進むこともまた拍車を掛けている。取り敢えず、続きを切望しつつ、一言。コレが大学時代の作品とは恐れ入る。「恐ろしい子っ!(カッ」←