三支目*白鳳(酉)
二匹目の十二支、白玉と出会う事ができ、少しずつ封印が解けると思っていた。しかし、現実はそんなに甘くはなかった。あれから一か月、仲間の気配が全く感じられないと言うのだ。
「本当に、巻物って全部あるの? 捨てられちゃったり、燃やされちゃったりしてるんじゃない?」
「いえ、それはないですね。我らは危険な場所には置かれていない。前の主が最後の力を振り絞り、そうならない術を施してくれたのです」
「僕らは前のご主人様に守られて来たのですぅ」
あの一件以来、白玉も雪の家に住み着く様になった。これからこの部屋にどんどん仲間が増えたら、この家は一体どうなるのか、頭が痛くなってくるので、考えないようにしている。
「貴方達が封印される前にご先祖様は殺されちゃったんでしょう? なんでわかるの?」
「我らが封印されたとき、十二支全員の力を合わせて、少しだけ下界の様子を見る事ができたのです。そのとき、我らが死んだと思っていた主は、瀕死の状態ながら、まだ生きていた。そして、死ぬ間際になりながらも、我ら十二支の身を案じて最後に術を」
「そ、そうだったのね。思い出させて、ごめんなさい。と、ところで、私がいるって事は、ご先祖様には奥さんと子供がいたってことよね?」
「もちろんですぅ! とっても綺麗な奥様と、とっても可愛い男の子でしたよぅ!」
話に割り込んできた白玉は、昔を思い出していたのか、少し涙目だった。
「そうなんだ……。きっと、奥さんは子供を守り抜くために、必死に生きてきたんだろうね」
「おや。主もたまには慈悲深い事を言うのですね」
「たまにとはなによ!」
「今のご主人様も僕は大好きなのですぅ!」
雪はありがとうと言うと、いつもの様に白玉を抱き上げる。触り心地はぬいぐるみの様にふわふわしているので、ついこうしてしまうのだった。ふと、いつも白玉が羊のままの姿だと気付く。初めて会った時から、人型になったところを見ていない。
「そういえば白玉って、人型になれないの? ずっと羊のままだよね?」
「そんなことないですよぅ。僕もちゃんと人の姿になれますけどぉ・・・」
「けど・・・?」
「色々とこちらの姿が便利なのですが、ご主人様が見たいと言うなら、仕方がありませんねぇ。ちょっと待ってくださいね」
別に見たいとは一言も言っていないが、確かに興味はある。白玉は雪から放れると、身体が発光し、人の形に変わってゆくと、あっという間に可愛らしい少年の姿になった。
ふわふわの短い髪に、くりくりのたれ目、山型の口がなんとも愛らしく、雪は弟が出来た気分だ。
「これが、僕の人間の姿ですぅ。よろしくお願いしますね」
少年はにっこり笑うと、雪の手を無理矢理とり、握手をした。なんだか羊の時は当たり前だったスキンシップも、人の姿になると、恥ずかしい。さっきまで抱っこしていたと思うと、更に恥ずかしくなってくる。
戸惑う雪に構わず、白玉は抱き着こうとすると、白夜が止めに入る。
「何するんですかぁ! 白夜殿!! この姿になって初めての抱擁なのに!!」
「主に対して無礼だぞ。身分をわきまえろ」
「なにさ!! 羊の時は許してたくせに!だから人型になんてならない方がよかったんですよぉ!! ご主人様の胸に顔を埋めるのが僕の日課なのにぃ!!」
どうやら白玉が人間にならなかったのは、不純な動機だったらしい。そんな理由で抱き着かれていたとは思いもしなかった。見た目の割に、変態のようだ。
「お前は人間の女に目が無いからな。主もこいつには気をつけなさい。根っからの女好きですから」
「確かに僕は女好きですけど、今迄出会ってきた女性の中で、ご主人様が一番ですよぅ!」
笑顔でそんな事を言われても、何と答えてよいのか分からず、苦笑いをする。
「ところで白夜殿。なんでそんなに霊力が弱まっているのですかぁ?」
「え!?」
「……」
白夜は無言のまま厳しい顔をしていた。
「久しぶりに外に出たから、力が弱まったかと思っていたけど、僕は全然変化なしでしたよぉ。その点、白夜殿は著しく力が無くなっています。何故なのですかぁ?」
「ね、ねえ! どうしてそんな事がわかるの?!」
まさかあの時の戦いで力を使い果たしてしまったのか……。雪は不安になる。
「僕らはそれぞれの能力に差はありますが、十二支同士は霊力がどの位残っているか、感じ取れるのですぅ。僕の見た限り、それはだいぶ前から弱くなっている気がしますねぇ」
「お前にしては察しがいいな。確かにその通りだ。我は封印が解かれる前から力が薄れている。恐らく、巻物に封印され、仲間と力を使った時、霊力を使い過ぎてしまったのだろう」
「そ、それって大丈夫?! 何か解決策があるんじゃないの?!」
「あると言えば……。あります」
白夜は顎に手を置きながら、何かを考えている様だった。雪はほっとしたが、白夜の浮かない顔がどうしても気にかかった。
「主よ。我は貴方を大切にしたい。しかし、この方法は、貴方を苦しめることになるであろう。だから我はこのままで良いのです。ご心配なさらぬよう」
白夜はこの話は終わりだと言うと、白蛇の姿に戻り、とぐろを巻いて寝てしまった。
(私が苦しむこと? 一体どんな方法なんだろう……。でも、このままだと、白夜は敵と戦えないままなんじゃあ……)
どんなに疑問に思っても、当の本人が寝てしまっては、話しかけられなかった。
鬼と戦って以来、白夜は頻繁に白蛇の姿に戻るようになっていた。それも雪が心配する原因の一つだ。これ以上考えても仕方がないと思い、雪もベッドに横になり、深い眠りに入っていった。
---夢を見た。
雪の部屋から見える、すぐ側の木の枝に、真っ白で光輝く、綺麗な鳥が一羽止まって、こちらを見ていた。鳳凰を白くしたような鳥だ。
雪はどうしても触れてみたかった。もっと近くで見てみたいという想いが込み上げ、窓を開ける。
すると鳥は近くまでやって来て、窓の縁に止まり、雪の手に擦り寄ってきた。すると突然喋りだした。
「貴方が新しい君主様か。わらわは
白鳳と名乗る鳥は、そのまま学校が見える方角へ飛び去ってしまった。あまりにも鮮明な夢に目が覚めてしまった。時計を確認すると、まだ夜中の2時だった。
「白夜……。起きてる?」
「なんですか?」
不安になり、思わず白夜に声をかけてみると、意外にも起きていた。
一方白玉は元の羊の姿に戻り、気持ち良さそうに白夜の隣で眠っている。
「あ、あのね。さっき、変な夢を見たの。真っ白な鳥がいたんだけど、突然喋り出して、自分のこと白鳳って言ってた。あと、奴が手を出すとかなんと言って、飛んで行っちゃった……。これってやっぱり、十二支の仲間と関係あるのかな?」
「なるほど。事は一刻を争うようですね。夢にまで出てくるとは、白鳳も相当焦っているのでしょう」
「やっぱりあの鳥は十二支の仲間なのね?!でもどうして夢に出てきたのかな?」
「これも白鳳の能力の一つです。ですが、人の夢に、むやみに立ち入る様な真似は普段致しません。かなり危険な状況にいるのだと思います」
「そ、そんな! 大丈夫なのかな?!」
「ちなみに、立ち去るときは、何処へ向かっていましたか?」
「確か、学校の方に向かって行ったよ」
「学校? しかし、仲間の気配は白玉以外感じられなかったのですが……。朝一で学校付近を調べて見ましょう」
「う、うん!」
雪は胸騒ぎがして仕方がなかった。
朝日が出てくる頃、雪達は学校の校門前に来ていた。
「白夜、何か感じる?」
「学校からは何も感じ取れませんね。しかし、近くで白鳳の気配を感じる」
「近くか……。でも、何処だろう」
「僕はあそこから感じますよぉ!!」
白玉はある場所を指差した。そこは、昔からある、本屋さんだった。雪もそこで高校の教科書を買ったが、それ以外は利用したことがない。
店主は歳のいった老婆で、雪が生まれて物心ついた頃から、働いているのをよく目にしている。
しかし、その老婆について、よくない噂があった。
昔から歳をとっていたが、いつまで経っても、変わらぬ姿で働いており、皆気味悪がって、「あそこの婆さんは不死身だ」とか、「実は化け物なのでは」とか言われていた。雪もそんな噂を耳にし、近付くのが嫌だった。
「ね、ねぇ、あそこのお婆さん私苦手で、出来れば行きたくないんだけど……」
「何を言うのです。仲間を助けると約束したでしょう。さあ、行きますよ」
「ちょ、ちょっと! まだ開店もしてないのに、どうやって入るのよ!」
「もちろん、術を使います。白玉、手伝え」
「わかりましたぁ! では、行きますよぉ!」
白玉は人の姿になって、印を結ぶと白夜も同じ動作をし、店に向かって術を発動した。
たちまち店の扉に不思議な空間が出来、中に入れる様になっていた。
「では、行きましょう」
「ま、待ってよ!! これじゃ立派な不法侵入だよ!! バレたら捕まる!!」
「大丈夫ですよぉ! 白夜は今、力があまりないので、見えない様に僕が術をかけてあげますぅ!」
そういえば、学校に通う時も今では普通に白夜の背中に乗っている事を思い出し、納得する。
白玉がえいっと術をかけると、3人(?)は中へと侵入した。
中に入り、久しぶりの店内を見回すと、相変わらず沢山の古びた本が陳列されている。奥は座敷になっていて、そこにも無数の本が並んでいた。
ここの店主は昔の本が大好きなようで、雪が教科書を買いに来た時も、歴史ある古い本を勧められた。
その時もニタリと笑った顔が不気味だったのだが。
「空気が重いですね。やはり妖の気配がする。それと、白鳳の気配も」
「何処にあるの? 早く帰りたいよー」
重苦しい雰囲気の店内に雪は怯える。
「白夜殿! あれ!」
白玉が何かに気付いた様子で、奥の座敷を指差した。近付いてみると、本棚の上に巻物らしきものが飾られていた。
「あそこから白鳳の気配がしますねぇ。でも、僕が封印されていたときも、見つかりにくい様に細工されたので、もしかしたら偽物かもしれません」
「そういえば、そうだったね。また変なのが出てきたら、どうしよう……」
「その時は倒すまで。とりあえずあの巻物を取ってみましょう」
そう言うと、白夜は雪をジッと見る。不思議に思い雪はどうしたと聞くと、白夜はとんでもない事を言い出した。
「我らが巻物に触れると、悪霊共が襲いかかってくるかもしれません。主よ。貴方が取って下さい」
「は、はぁ?! ふざけないでよ! 私が触ったって同じ事でしょ!! 絶対やだー!!」
「いえ、貴方程の力があればきっと大丈夫ですよ。さぁ、やるのです」
「やるのですじゃなーい! だ、大体高くて届かないわよ!」
白夜は少し考えるように、顎に手をかけると、しゃがみこんだ。
「な、なに?」
「肩車をすれば、届くでしょう? さぁ、やるのです」
この男(雄)は……。どうしても自分にやらせたいらしい。しかも、幼い頃父にされた以来したことがない、肩車なんて!! 第一、登校に間に合うように、制服を着てきたので、スカートだ。恥ずかしい事この上ない。
「何を躊躇っているのです? 早くしなければ、貴方も学校に間に合わなくなりますよ?」
「くっ!!」
何も言い返せなくなり、仕方なく白夜の肩に乗る。皆勤賞を狙っている訳ではないが、今の所無遅刻、無欠席なので、出来るなら遅刻は避けたかった。
以外と白夜の肩はしっかりしていて、落ちるという心配は無かった。恐る恐る巻物に触れると、特に何も反応が無かったのでホッとする。
白夜の肩から降りると、巻物を広げる。
「あ、あれ? 絵は描いてあるけど、何も反応がないよ? って言うか、この絵……」
そこには鳳凰の姿が描かれていた。が、いつものように眩い光が無く、そこにいるのは、真っ黒な鳳凰だった。
「どうやら、一足遅かったようですね」
「え……?」
聞き返そうと思う前に、巻物から黒い煙が漂い雪達を包んだ。するとその煙が形になっていき、本物そっくりな黒い鳳凰へと変化したのだった。
「ぎぃぃいいいいいいいっ!!!」
鳳凰は我を忘れているようだった。雪達に向かって威嚇している。
「び、白夜!! もしかして、この鳥って!!」
「ええ。お察しの通り、白鳳です。きっと誰かが呪いをかけたのでしょう。悪霊と化しています」
「そ、そんなぁ!! どうすればいいの?!」
「まずは呪いをかけた親玉を、なんとかしな
ければいけませんね。そう……。そこにいる老婆。妖の一種、
白夜が鳳凰とは逆の方を向くと、そこにはこの店の店主である老婆が、にたあっと笑って立っていた。
「ぐふふふふ。がはははは。見つかった。見つけた。捕まえて、あいつに渡せば褒美が貰える。ぐふふふ」
「や、やっぱりあのお婆さん、妖怪だったんだ!!!」
雪は見た目の恐ろしさのあまり、白夜の後ろに回る。
「ぐふふふふ。陰陽師の娘。やはりお前に目をつけておいてよかった。その鳥がお前を呼んでいた。おらが呪ってやった。ざまあみろ。がははは」
「白粉婆よ。あいつとは誰の事だ? なぜ我ら十二支の邪魔をする」
「ぐふふふふ。教えるものか。お前ら邪魔。あいつ、喜ばない。褒美くれない。それ困る」
「妖は何故まともな会話ができんのだろうな。やはり戦うしかないようだのう」
白夜は巨大な蛇の姿になると、老婆をとぐろを巻いて閉じ込めた。すかさず白鳳が攻撃しようとするが、白玉も羊の姿になり、体毛を投げつける。
「ぎぃいいいいいいい!!! げぇえええええええ」
しかし、白鳳は増々勢いが増しているようだった。
「白玉よ! 本来は我らの仲間なのだ。お前の力を分け与えているようなものだぞ!!」
「ええ!? そんなぁ!! じゃあ僕はどうすればぁ!」
「普通の攻撃をするんじゃ。弱まった所で主に呪いを解いてもらう!!」
「え?! 私呪いの解き方分からないんだけど!!」
「主ならできる!! 白玉、頼むぞ」
「了解なのですぅ!」
白玉は人間の姿に戻り、どこからか槍のような武器を取り出し、白鳳に向かって振り下ろした。
白鳳はバサバサと翼を広げ、抵抗するが、何度も槍で突かれ、次第に勢いが無くなってきた。
「ご主人様!! 今です!! 白鳳を呪いから解き放ってください!!」
白玉も疲れてきたようで、息が上げながら、印を結ぶ。
「と、解きたいけど、どうすればいいのかわからないよ!! やっぱり私には、陰陽師の力なんて、無いんだよ!!」
「何を仰しゃるのです。我らを力の無い者が
操ろうと思っても出来る訳がない。しかし、貴方は我らを操る力を持っている。それは紛れもない事実です。さぁ、時間がない。白鳳が待っていますよ。落ち着いて下さい」
(落ち着いて……。私は出来る。私は出来る。私は・・・出来る!!! お願い!! 呪いよ解けて、白鳳を解放して!!!)
心の中で自分を励まし、必死に願う。すると、雪の全身を眩い光が包み込み、一筋の光が白鳳めがけて飛び出した。
「ギィィイイイイァアァアァア!!!」
白鳳は一段と大きな叫び声を上げて、雪の放った光に包まれていった。
「よくやりました。主。我の力もこれまでか……。白玉助けろ」
白夜も限界を迎えたらしく、とぐろが解けてしまい、白粉婆が苦しそうに現れた。
「ぐぬぬぬぬ。苦しかった。悔しかった。おのれ。おのれぇえええ」
白粉婆は今にも雪達に飛びかかろうとしていた。白玉も疲労の色が見え、動きが鈍くなっており、雪を庇う事前に、足を取られてしまった。
もう無理だと思った時だった。雪の前に、真っ白な翼を広げた鳳凰が立ちはだかった。
「
丁寧な言葉遣いに、気後れしながら、雪はこちらこそとお辞儀をする。
「さあ。このわらわを呪いにかけたのだから、わかっているであろうな? 木っ端微塵にしてくれる」
白鳳は白粉婆に向かって口から炎を吐き出した。瞬く間に老婆は燃え盛る。
「ぐぎゃぎゃぎゃぎゃ!!! 熱い!! 熱い!! おらの身体が燃えとる。助けろ。助けろぉおおお!!」
「わらわの炎は、灰になるまで燃え尽きる事はない。天国も地獄もない、無の世界に消え逝くがいい」
「ぐぅぅうう!! ぎぇえええええええ!!! ぁ……ァアァアア!!!!」
断末魔の叫びは凄まじかった。雪は見るに耐えられなくなり、俯いてしまう。
「君主様。この者の死を見届けるのです。それが貴女の役目。最期までやり遂げなくては」
白鳳は自分の顔で、するりと雪の頬を撫でた。励ましてくれているのだろうか。雪はなんとか目を開けて、白粉婆の最期を見届けた。
炎は本当に白粉婆が灰になり、散り行くまで燃え上がっていた。サラサラと黒い灰が、雪達の前から何処かへ消えて行った。
「お、終わった……」
雪は安堵感から腰が抜け、ペタンとその場に崩れ落ちた。
「お疲れ様でした。さすが我が主です」
「ご主人様ぁ! やりましたね!!」
「君主様。本当にありがとうございます」
三支それぞれがお礼を述べる。雪はそんな三支を見て、微笑んでいたが、ふとスマホで時間を確認すると、もうすぐ8時を過ぎていた。
「や、やばっ!! もう学校行かなきゃ遅刻しちゃう!!」
「君主様。本当に感謝致しております。このご恩は一生忘れません。あの白粉婆はこの家の主を殺し瓜二つに変身して、わらわとわらわの仲間が出会わないように監視していたのです。わらわはなんとか君主様の夢に現れる事ができたのですが、早速呪いをかけられてしまいました。是非わらわを貴女のお目付役にして下さいまし。必ず貴女様の……」
「だー!! 話は後でちゃんと聞くから、とりあえず学校行かせてーーー!!!」
雪の話を全く聞かずに白鳳は話を続けるのだった……。
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