第6話

「あぁー、いぃー」

身体の震えが消え、大きかった声が急に止み静かになった。

「良かった。有り難う」



「すぐ入れたいでしょう?ゴム着けてあげる」

枕の横に置かれた2つのコンドームの一つを取ると、上を向く俺のにフェラチオをしてから被せて行く。

俺のを掴む彼女のその両手を見詰めて、今にも出そうなのを必死で堪えた。


「着いた。いいわよ」

「すぐ往くと思う」

「出したい時に出して。何回でもいいから」


三擦り半の言葉そのままだった。

「ご免」

「また言う」

ゴムを外すと周りに付いた汚れを舌で舐め取り、口に入れ綺麗にしてくれる。

こんな事までしてくれる彼女に、俺は嬉しくて有り難くて堪らなかった。

AVを見て、一度はして欲しいと思っていた事。

また、初めてが増えた。



「少し休む?続けてしたい」

「すぐ入れたい」

「いいわよ。ゴム着けてあげる」

今度の彼女はゴムを口に入れ、俺のに口を被せゆっくり飲み込んで行く。

「ほら、着いた」


これもAVを見て、して欲しいと思っていた。

次々に初めてが加わって行く。



彼女の広げた両脚の間に入ると、片手で掴み先を入り口に当てる。

先がニュルッと入ると奥に進めた。

「あーいぃー」


二度も続けて出しているにも拘らず、直ぐに射精感が襲って来る。

彼女にはそれが分っている様だった。

「我慢しないでいいのよ」

その一言を聞くと同時に我慢を止めた。


ビクンビクンと俺の先から迸る。

「あぁー気持ちいい」

またゴムを外すと口で綺麗にしてくれている。

それを見ていると、一向に萎えることが無かった。


「もっとなんでしょう?」

「いいの?」

「さっき何回でもと言ったわよ」

「有り難う」

「ここのはもう無いけど、ゴム持って来てる?」

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