第21話 ウサギは導く

 鷹ヶ峰が、全員の顔を見渡した。全員の覚悟を測っているかのようだ。

『君たちの考えは分かった。だから止めはすまい。けれど、絶対に無理はするな。危なくなったら逃げろ。死ぬな。これだけは絶対に守れ』

 死ぬ気など誰も持ち合わせにない。

『では、それを踏まえたうえで、アイシャ嬢』

 名前を呼ばれたアイシャは、待ってましたとばかりに目を輝かせた。

『先ほど思いついたという作戦を、聞かせてくれないか』

「了解よ。特にリツ、あんたはしっかり聞きなさい」

「俺が?」

「そうよ。あんたが適当に言ったこと、全て利用させてもらうわ」

 それはね、とアイシャは楽しそうに話す。その作戦は、正に最凶最悪の名にふさわしいものだった。


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【ハロハロー! 人質、そしてテロリストの皆さま! お待ちどう様でした! アウトロウからの定時連絡だよ~!】

 相変わらず人の神経を逆撫でするような軽い口調が、スピーカーから流れだした。

「ノアか! 今度は何のようだ!」

 鹿男が怒鳴る。

【おいおい、そんなつれなくすんなよ。言ったろ? 俺たちはWinWinの関係なんだって。騙されたと思って、今から言うアドレスを打ち込め】

 戸惑いながらも、鹿男は仲間の狼男にノートパソコンを持ってこさせる。教わった通りに打ち込み、Enterを押す。読み込みが始まって、数秒。どこかの会議室と思しき場所が画面に映し出された。並べられた円卓にしかめっ面した制服姿の男達が映る。

「これは?」

【君らが取引したがっている月本政府が建てた、今回の事件の対策本部さね。映ってるのは首脳陣。主に警察関係者だね。ほら、真ん中の人なんか、見たことあるだろう?】

 声に導かれるように画面中央に居座る一番偉そうな人間を観察する。

「こいつは、たしか警察庁長官・・・」

 ニュースなどでも見かけたことのある顔だ。外にいる仲間からも、間違いないとブリッジから連絡があった。そして、この映像は全国区で放送されている。映像をごまかされているわけではないようだ。

【そ。これからは、君たちと彼ら、そして俺の三組で交渉していくよん】

 長官の方は心の準備はいいかにゃん? と長官に対しても全く同じ口調でノアは言う。嫌そうに、しかし長官は頷き、重々しく口を開く。

【君たちの要求は従おう。しかし、どうしても時間がかかる】

 お約束のような長官のセリフに、鹿男は食って掛かる。これまでノアに受けた恐怖を怒りに還元して吐き出す。

「言ったはずだ! 時間の延長等の交渉には応じないと! 一時間ごとに人質の命を奪う! 時間を引き延ばそうとしても人質の一人には犠牲になってもらう!」

【こちらも最速で対処している。だが一時間などどう考えても不可能だ】

「ならば・・・!」

 人質に向かって銃口を向ける。ひい、とそこかしこで悲鳴が上がった。

【はい、ストーップ!】

 ノアが叫ぶ。

【さっき言った事、もう忘れちゃったのかな? 鳥頭は三歩で忘れるっていうけど、鹿もそうなのかな?】

 ビクリと震えたのは鹿男の方だ。

【もう一度言おうか? 人質はまだ殺すな】

「だが、このままではあいつらの方が有利になる! 時間が経てば経つほど、あいつらに準備の時間をくれてやるだけだ。それとも、ノア、貴様」

【おっと、俺が実は警察の人間だってか?】

「その考えだって捨てきれない。姿すら見せない奴を信用などできるものか。警察の人間じゃなかったとしても、WinWinなどというが本当かどうか怪しい。俺たちと協力し合いたいと本気で思うなら、それなりの行動を示してほしいものだな!」

【ふむ、君たちを守っている、それだけでは不服か?】

「そうだ。それだけでは信用できない」

【わかった。なら、こうしよう。ええと、この中に、大会係員の方、いらっしゃいませんか~? いたら、その場でスタンダッププリーズ!】

 だが、反応は無い。

【ありゃ? 反応がない、ただの屍のようだ、ってか? もう一度。この中に、大会の係員の方! いらっしゃいませんか?】

「早くしろ!」

 鹿男が銃を振り回しながら怒鳴る。恐る恐る数名が立ち上がった。

【怖がらなくていいよ。何も取って食ったりはしないのだから。あなた方は、今大会でゲストや参加者の資産データの移動が出来るよね?】

 おずおず、と言った風に、係員たちは互いの顔を見合わせながら頷く。

【鹿男君。ちなみになんだが、このパーティ会場には君たちを除いて何人いる? お手数かけて申し訳ないが、数えてみてくれるかい?】

 ノアの言葉に、鹿男始めとしたテロリストたちは人数を数えていく。

「資産家、大会参加者、従業員合わせて、千五百十三人だ」

【ご苦労様。いやあ、まさか大昔に沈んだ豪華客船の犠牲者と同じ数とは、運命を感じるね】

 その言葉に人質全員が震えあがる。

【そんな怯えなくていいってば。季節はもうすぐ夏だし水温も上がってる。たとえ海に落ちたところですぐには凍えないよ。多分】

「さっきから、貴様は何がしたいんだ!」

【あわてなさんなって。さっきまでのは全部前フリ。全て意味があるんだよ。水温のことも含めてな。さて、一つここらで話を整理しよう。君たちテロリストは、要求が果たされるまで人質を殺す気。で、政府と俺たちにとってはそれはマズイ。かといって、時間を無為に伸ばされるのは、テロリストにとって嬉しくもなければ、俺たちにとっても嬉しくない。なので、こうしましょう。今から一時間ごとに、そこにいる人質二十人ずつ、資産データの移行を行ってもらいます。で、こっからが本題。移行された人質は用済み、なので君たちの見せしめのために殺す、・・・・・というのも考えた】

 またしても、引きつった悲鳴が漏れる。考えただけだよ、とノアはおどける。

【が、それは政府にとってもよろしくないのと同時に、実は君たちにとってもあんまりよろしくないことでもある】

「どういうことだ? 見せしめに殺し、交渉しやすくするのは当然じゃないのか?」

【逆だ。殺せば、政府陣営は意固地になり、強硬手段を取りかねない。何故か。一人でも殺した場合。時間が経てば次々と殺されると認識した政府は、多少の犠牲は致し方ないと考えるからだ。放っておいても人質は死ぬ。交渉にも応じない。ならば、最小の犠牲で済ませるには最短で鎮圧するしかない。そういう理屈だ。人質の死は、逆にスイッチになるんだよ】

「なら、どうすれば良い! 結局奴らが勝つということではないか!」

【そこで、俺たちの出番という訳。資産を移行し終えた人質は、全員救命ボートに乗せる】

「救命ボート?」

 全員が不思議そうに首を傾げた。

【ええと、アウトロウ調べによりますと? そこの船に備え付けられている救命ボートは全部で十四隻。一隻につき百人乗れるらしいジャン? で、プラス膨張式、これってアレ? ゴムボートのことかな? が備え付けられていて、合計千五百人乗せられる計算になる。百人単位で救命ボートに乗せて、そのまま牽引するような形にするんだ】

「そんなことをして、一体どうするんだ」

【せっかちだな。つまりさ、君たちが人質を見張る労力を削減し、政府に対しても圧力をかけるためのものなんだよ。人質は救命ボートに乗せられて、大海原にプカプカ浮かぶ。もちろんそれは、軍事衛星の射程範囲内だ。救出には来られない。政府側は見ているだけだ。人質たちは徐々に衰弱していく。空腹、潮風、その豪華な客船では全く感じない波の揺れ。そして命が狙われているという恐怖。全てが人質たちの体力を奪う。すぐ死ぬわけじゃないけど、政府は死に向かう人質たちをずっと見ていることになる。一日二日と経過したら、きっと全員発狂して地獄絵図になるんじゃないかな? またこれを、世間に向けてライブ中継する。きっと、被害者の代弁者顔した世論は大騒ぎ、政府を盛大に突っつくだろうね。どう思う? 政府側の心境の変化、こっちの方が起こりそうじゃない?】

 このマイクの先にいるのは、悪魔に違いない。テロリストたちは再認識した。しかし効果的だ。乗らない手はなかった。彼らはその案を承諾し、係員たちを脅しつけて準備を始めた。


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「よし。話に食いついた」

 隣にいたアイシャと握手を交わした。

「この調子なら上手くいきそうです。鷹ヶ峰さん。そちらの準備はどうですか?」

『今進めている。一時間以内には準備が整うだろう』

「しっかし、作戦立案者の私が言うのもなんだけど、よくもまあ全部準備できたわね」

アイシャの作戦は、映画一本取れるくらいの大規模な物だった。しかし、鷹ヶ峰はそれを楽しみながら実現させた。つくづく、この人が持つ力は底が知れない。

『蛇の道は蛇、という奴だ。タイミングも良かった。ちょうど庫雨辺に同じ型のクルーズ船『フリーダム号』があったからな。それに長官をはじめ、皆、嬉々として協力を申し出てくれた』

 この人の嬉々としてはちょっと疑わしい。嬉々とするように仕向けるのが得意な人だからだ。

『鬼灯、人徳だよ。人徳』

 悪い顔で笑ってやがる。この人には絶対逆らうまい。長官の顔が苦み走っているのは演技ではなく本当に忌々しいが逆らえないと思っているからだ。

「伊那鷺さん。そっちはどう?」

 怖いことからは顔を背けて、別作業を行っていた伊那鷺に声をかける。彼女は、この作戦でもっとも重要な箇所を担っていた。

「こちらは問題ない。いつでも行ける」

 が、心配は無用だったみたいだ。

「では、ここらでもう一度、作戦のおさらいをしましょうか」

 作戦参謀気取りのアイシャが僕らに言う。彼女が立てた作戦は以下のようなものだ。

・人質を救命ボートに乗せて船から離す。事前に、色々と理由をつけて毛布などを持たせる。

・水面下に、鷹ヶ峰の指示、彼女が言うには嬉々として協力してくれている海上保安庁の方々が水中スクーターを持って待機。

・救命ボートが彼らのもとに辿り着いたら、人質を水中に、代わりのダミー人形を置いて、毛布をかぶせておく。これで遠目からでは判断できない。

・近くに待機させている潜水艦まで人質を連れて行く。この繰り返しで人質を全員救出する。

・テロリストたちに見せる映像は、鷹ヶ峰が用意したもう一つの船『フリーダム号』にけん引される別の救命ボートのもの。乗っているのは人質役の役者たち。これにより、人質が減っていることに気付かれないようにする。

 以上だ。後は臨機応変に。

「改めて聞いてると、先輩が適当に言ってたことが全て伏線のように見えてくるっすね」

 ヒナが感心した様に言うので、ちょっと調子こいてみた。

「ふふふ、実は全て作戦通り・・・」

「「「「は?」」」」

 すみません。

 四対の睨みが俺を強制的に土下座モードへ移行させた。みんなが怖いよう。

「人質はこれである程度片付くとして、後はテロリスト問題か」

 吉祥院が言う。ああ、この人そっちも片付ける気なのだ。任せるという概念が皆無なのか。

「伊那鷺、敵は何人だ?」

「会場に十五名、ブリッジに五名、船内を巡回しているのが十名」

「三十人か」

「そして、もうすぐ巡回組の一人がここに来る」

 ピリ、と空気が張り詰めた。

「・・・後どれくらいか、予想はできるか?」

「推定時間は三分後、若干の誤差あり」

 タイミングの悪い。いや、これまで準備する時間を貰えてラッキーだったというべきか。本来ならここにもすぐに巡回が来てしまうところだったのだ。

「ちなみに、そいつの行動パターンや音声は全て記録し収集、解析済み」

 ほう。そっから人物を特定しようってのか。

「身長百七十五センチ、中肉中背」

 ほほう、俺と同じくらいか。

「会場のメンバーと同じように、ウサギの被り物をして顔を隠している」

 ファンシーだな。いや、銃を構えるウサギは、ちょっとホラーか?

「なるほどつまり」

 そこで吉祥院が俺を見た。

「仮にここで倒してしまっても良い、ということだな?」

 その結論はどこから来たのでしょうか?

「マイクの十八番で、そいつの声真似が出来る」

 俺が聞きたいのはそういう技術的なことではなくて、だね。

「リツ、ちょっと大変な役目を任せるけど、大丈夫。あんたなら出来る!」

 無根拠な自信はいずこより来たれり?!

「よっ! 大根役者!」

 煽るな後輩。そしてそれは褒め言葉ではない。勉強しろ。

「いやいやいや、ちょっと待ってくれよ。無理だって。さすがにばれるって!」

 彼女らの言わんとするところが分かり、慌てて拒否権を発動。

「あの、決心がつかないところ、まことに申し訳ありません」

 後ろから、サヴァーが謝罪した。今度は何?! 振り返ると、サヴァーは一人の男を引きずってこっちに来た。そいつは、黒づくめで、小銃とかいう部類の武器を肩からかけていて、可愛らしいウサギの被り物をしていた。

 誰? どこのウサギさん?

「おそらくこの方が、伊那鷺さんの仰っていた、巡回していた一人かと」

 ワザと? ねえ、ワザとなの? どうしてみんながみんな、俺の退路を塞いでいくの?

「倒しちゃいました」

 小首を傾げて、テヘ、と可愛くメイドさんは微笑んだ。一瞬全てを許してしまいそうになる。が、次に聞こえた声が現実の厳しさを教えてくれた。

『こちら、モンキー。一等客室にハゲたおっさん発見』

 無線でテロリストたちが連絡を取り合っている。

『モンキー、こちらブリッジ。そのまま拘束し、会場へ連行せよ』

『了解』

 客室で隠れていた誰かが捕まったらしい。こうやって一室一室をしらみつぶしに当たっていたのか。

『こちらブリッジ。二等客室を巡回中の各員、そちらはどうだ?』

 二等客室っつったら、正にこのフロアだ。まずい。定時連絡の時間か。

『こちらベアー。異常なし』

『こちらタイガー。異常なし』

『こちらチーター。異常なし』

 どうして他の連中は全員肉食動物なのにこいつだけ草食動物なんだよ。嫌がらせか?

 ブリッジが巡回中の仲間に応答を求めている。クソ、マジか。いつだって災難は考える時間を与えてくれない。選択肢は一択だけだ。

「この男の話し方は、最初を必ずどもる。そして、少し抜けていで、仲間内から多少軽んじられている傾向あり」

 こんな感じ、とイヤホンを耳にあてられる。ええと、最初がどもって、マヌケで、馬鹿にされている、ね。

『ラビット、どうした? 聞こえないのか?』

震える手で、無線を掴む。スイッチを入れ、蝶ネクタイのマイクの裏にある調整の摘みを十八番に合わせる。騙すのが俺の十八番、なんてね!(自棄)

「こ、こちらラビット。い、異常なし」

『どうした。報告が遅いぞ』

「す、すまない。か、鍵を開けるのに、ち、ちょっと手間取って」

 話し方は大丈夫だろうか。完全に手探りなんだけど。

『全く、しゃんとしろ! 貴様、この作戦がどれだけ大切なことかわかってないのか!』

『どうしてこんなやつが作戦に参加してるんだ?』

『都合が良いからだよ。色々とな』

 嘲るような笑い声が無線機から響く。ラビットも可哀そうに。もちっと付きあう連中は考えた方が良い。もしかしたら、無理やりメンバーに入れられただけかもしれない。幾らなんでも、こんな大事、普通の人間なら二の足を踏むだろうから。

『ともかく、ラビット。貴様とチーターはそのまま巡回を続けろ。ベアー、タイガー、貴様らは戻ってこい』

 無線はそこで切れた。

「ふうううぅ」

 腹の底から空気が漏れ出た。一難去ったぜ。

「何を落ち着いてる」

「いや、ちょっと一服させ・・・て・・・?」

 さすがに緊張して疲れたので、吉祥院に言い返そうとそっちを向くと、あら不思議。ウサギさんは綺麗に皮を剥がれておりました。

「変な喩え方をするな。服を剥ぎ取っただけだ」

 顔をしかめる吉祥院。いやん、若い女の子がはしたない。

「え、と。どうして?」

「どうしてって、身体チェックだ。どこに武器を隠し持っているかわからないからな。その後は縛り上げて、吐かせる」

 何を、とは聞かなかった。わかり切っていたからだ。どうやって、とも聞かなかった。恐ろしくて。

「で、剥がれたウサギの毛皮を、はい。先輩」

 綺麗に折りたたまれて、ヒナから俺へと渡った。頭の上にたくさんのクエスチョンマークが飛び交う。

「はて、どうして俺にこれを?」

「いやっすね先輩。さっきからわかり切っていることを改めて聞くんすね? 愛情を確かめたいんすか? 言葉にしないと伝わらないって奴っすか?」

 言葉にしなけりゃ伝わってくるのは不安と恐怖だよ。

「今から君が、ラビットっす!」

 言葉にしたらしたで、伝わったのは絶望だ。

「大丈夫。部屋の一室一室を手間取りながら調べるだけの、とっても簡単なお仕事」

 他人事のように伊那鷺が言う。

「いや、でも、万が一というか、仲間と接触したりしたらっ!」

「そこは持ち前の演技力で何とか」

 持ってた覚えがないぜそのアビリティ。

「大丈夫よ。人質が全員救助されるまでの間だけだから」

 励ますようにアイシャが言う。そう、だよな。それまでの辛抱だよ・・・な・・・?

「待て。それっていつだ?」

「だから、人質が全員解放されるまで」

「人質の人数は?」

「千五百人」

「何人ずつ救命ボートに移動するんだっけ?」

「一時間ごとに二十名ずつ」

 最低七十五時間かかりますやん。

「今更何をうだうだ言っている。貴様は望んでここにいるのではないのか?」

 それはそうなんですけどね吉祥院さん。俺もまさかこんなことになるとは思わなんだのよ。心の準備が必要なんです。

「じゃあ、準備しろ。今すぐ」

 わかりましたよ。着替えますよ今すぐ。非常に重たい足を引きずりながらバスルームへ移動。

 出来上がったのがこちら。顔だけウサギの出来上がりだ。

「何か、目が虚ろなウサギって怖いっすね」

 人にこんなもん着せといて最初の一言がそれか? 後輩よ。

「出来るだけ、同じ階を回っているチーターには接触しないよう誘導する」

 わあ、嬉しいピョン。

「その間に、こっちもブリッジと会場を押さえる手はずを整える。それに、不自然の無いように人質の移動を早めることも検討している。そう悲観することはない」

『人質さえどうにかできれば、あとは簡単だ。たった三日。耐えろ。君ならできる』

 伊那鷺に続き、鷹ヶ峰も励ますように声をかけてくれた。そこまで言ってくれるのなら、乗せられてやりましょう。こちとらルーティンワークは大得意だ。

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