第2話 悪星の戦い編


 舞台上からは人が消え、静かに幕が下り、周囲が明るくなる。

 〜〜♪〜〜(軽快な音楽)


爺「じぃじの言い訳解説〜悪星の戦い編!!」


爺「どうも爺です」


女王様「女王様です」


爺「今回はな、ゲストがおるんじゃ」


首席「どうもレオモレア国首席将軍。首席です」


爺「いんやぁ〜お疲れ様じゃったの〜首席は立派じゃったぞ」


首席「はぁ……」


爺「いやじゃな〜敵とか味方とか勝ったとか負けたとか、ここで気にしたらダメじゃ! ここは幕間の亜空間。休憩の時間なんじゃぞ」


女王様「でもそれ勝った方が言ったら感じ悪いだけよね?」


首席「いや、勝ち負けに是非はない。俺が言いたいことは一つ。

   俺はデブもブスも好きじゃない!!」


爺「おや? そんなのあったかいの?(困惑)」


女王様「あそこじゃない? 白衣の女神官のとこでしょ?」


爺「ああ〜いやでも、デブともブスとも書いてないじゃろ?」


女王様「ふくよかな女性。女の容姿はそれほどではない、とは書いてるわね」


爺「つまり、ぽっちゃりで普通な女性ってことじゃろ? 大丈夫大丈夫。誰も誤解せんから」


首席「本当だろうな? 既に占い好きの寂しいおっさん扱いされてるんだ。これ以上余計なイメージはいらんぞ」


爺「大丈夫、大丈夫。いるかどうかは分からんがここまで付いてきてくれてる人はこの話に出てくるの異常な奴ばっかだと気付いてる頃じゃろ? 異常から見て異常って事は正常なんじゃ」


女王様「そう? 更に上を行ってる可能性もあるけどね(得意げに)」


爺「上を行ってる人の事は置いといて、首席はまともじゃ」


首席「そうだ! むしろおかしいのは桐生の奴らだからな! これだけは分かってほしい。あそこは特殊だ」


爺「そうじゃそうじゃ!」


女王様「いいの? 貴方も特殊扱いされてるけど?」


爺「事実じゃからな。あそこは必死にキャラを確立していかないと埋もれて忘れ去られる恐ろしいところなんじゃ」


女王様「だから貴方もそんなに年でもないのにおじいちゃんキャラで頑張ってるのね」


(爺咳払い)


爺「さて、首席のクレームはこれぐらいかの?」


首席「まだまだあるが、言いたいことは言った」


爺「では、次の言い訳に入ろうかの。我ながら伝わってないシリーズ。第1弾は戦闘機の形じゃ」


 問題です。次の形状飛行機を絵に描き示しなさい。


 前後に座席が並んだ二人乗りの羽根のない機体に、前方の下部と後方の上部に円環状の部分がある。


爺「はい無理〜きっと無理〜という訳でじゃな。絵が浮かぶ表現だとこんな感じじゃ」


 カバー付きのタイヤのないビックスクーターの前後にダイソンの羽根なし扇風機がくっついている感じ。


女王様「これでも分からないんじゃない?」


爺「そういう時は ”ダイソン扇風機 バイク 画像” でレッツ検索!

 ちなみに穴の部分は地面と平行に付いとる。この形状をダイソン扇風機とビックスクーターという言葉を使わない説明の仕方を大募集!ついでに操縦はセグウェイをイメージしとる。多分ジャイロとか加速度センサーを駆使しとるんじゃろ〜な〜」


女王様「適当ね」


爺「続いて第2弾! そのものズバリ戦闘じゃ!

  ああ、分かっておる分かっておる、蜂の戦いなんてイメージが湧かないんじゃろ? 我ながら無理をしたとアホの子も後悔しておる。

  ここはあれじゃ、キングダムとかレッドクリフの様な中国の戦国時代の戦をイメージしておいてくだされ。歩兵の中をバーッと突き抜けていく騎馬隊の感じじゃ」


女王様「それで大丈夫なの?」


爺「何と無くイメージしてもらえればそれで良し!」


首席「いいのかそれで! 俺のハイライトだぞ!」


爺「首席よ。許せ」




Please forgive me.

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