10章 幼女時代『狩とクエストをこなそう』

第320話 狩りを始めよう【準備】

最近の計画も上手くまとめ終り、ウィンお姉様、リーヴスラシルに、今後の方針とかどうするかを話し合う事にして、準備とかも終わらせる事になる。

「マリア、準備出来た?」

「はい、お姉様準備が出来ました」

「姫様が逃した敵は、我が倒します」

「リーヴスラシルありがとう」

「今日は、どこから行の?」

「西の森にいるオークの討伐に行きませんか?」

「それなら私が、ギルド登録してくるからクエスト受けてくるよ」

「そう言えばお姉様は、ギルド登録できましたね」

「姫様、我も出来るぞ」

 二人に登録してもらって、討伐クエストやれば不自然じゃないかな? それに、最近森がモンスターが増えてきているのが、気になるし少しずつ討伐していけば何かの原因が、分かるかもしれない。

「それなら、ウィンお姉様、リーヴスラシルで、登録お願いします」

「僕だとまだ登録出来るとしじゃないので、諦めますが、狩には参加します」

「それなら二人でギルドに行ってくるね」

「いってらっしゃい」

 こうして、お姉様とリーヴスラシルが、ギルドの登録に出かけた。家から歩いて十五分くらいの場所にあるギルドへと……。

「すみません、ギルドの登録にきたのですが、大丈夫ですか?」

「はい、大丈夫ですが……年齢は、いくつくらいですか?」

「私が、八歳で」

「我が、九歳です」

「登録は、問題ないです」

「字は、かけますか?」

「「書けます」」

「こちらの紙に、書かれている内容を読んで記入をして下さい」

「「解りました」」

(サラサラ、サラサラ、サラサラ)と紙を書く音が聞こえる。

「書き終わりました」

「我も書き終わったぞ」

 見た目は、若いのに字もしっかりしていて、言葉も普通の冒険者よりもきちんとしていて、どこのお子さんかしら、気になるけどそう言う事は、聞かないのが決まりだから聞けないわね。

「それでは、初めての方なので、最低階級から始まります」

「Fランクのクエストで、薬草集めと簡単なゴブリン討伐がありますけど」

「解りました、薬草集めにして下さい」

「了解です」

「あ、質問なんですが、もしモンスターに出くわして倒した場合は、どうしますか?」

「アイテムが必ず落ちるので、それを証拠に持ってきて頂ければお金とクエストポイントを加算します」

「このギルドカードに、ポイントが加算されるとランクがあがるシステムになっていますので」

「それで、あがります」

「他に質問ありますか?」

「また何かあった時は、質問しますので、大丈夫です」

「それでは、クエストの方宜しくお願い致します」

「この二人で、狩するので、仲間登録だけお願いできますか?」

「魔法を見る限り、他の人から声かけられそうなんですが……ま、解りました」

「了解です」

「「クエスト終わったら来ますね」」

「宜しくお願い致します」

 こうして、クエストと登録が終わり、マリアの居る家に戻ったのであった。

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