第319話 お爺ちゃんとお出かけしよう【ぐたぐたするよ】
精霊山から戻り、その後、ぐだぐだとお爺ちゃんの家で過ごした、ウィンお姉様は、新しい魔法を覚えて、日常で使えるレベルまで練習して、僕は、読書をして過ごした。
「マリア、この公式が解らないだけど分かる?」
「これは、ここに代入して、ここの式をいれれば答でますよ」
「ありがとう」
「お姉様、勉強以外で何かやらないのですか?」
「だって、マリアがそのままの姿だから遊びにいけなくて」
「ま~~、確かに、調べものしているので仕方ないですけどね」
「いつ終わるの?」
「明日には、終わりますので、リーヴスラシルと戦いの心得でもしてたらいかがですか?」
「リーヴスラシル君、朝から出かけていないよ」
「そうするとお爺ちゃん達は、お仕事中てことですかね?」
「そうだね」
「精霊山で、貰った本は、読み終わったのですか?」
「スクロールも本も読み終わったよ」
珍しく、お姉様が暇そうにしている。なにかあれば自分で、見つけて遊ぶのだが、ここ二~三日構っていないちょっと調べ事をしてる為でもあった。
「あぁ、暇すぎる」
「一人で、お風呂にいってくる」
お姉様は、すたすたと一人でお風呂に行ってしまった。もう少し調べるのを早めるかな? 少し考えながら行動をし始める。何をするにもとりあえず考えないと、駄目だなぁ~と思ってしまった。これをまとめれば家に帰ってからも出来る事が増えると考えながら考えてまとめていく――、書くのは、魔法でかけばいいのだから……。
「ふ~~~~う、マリアさっぱりしたよ」
「お姉様お帰りなさい」
「そういえば、何をまとめているの?」
「あれ、言ってませんでしたけ?」
「聞いてないよ」
「せっかく、狩の方法を学んだので、家に帰ったらそれについて、やろうかと思いまして、それの計画書を作ってました」
私が、教えた弓で遊びに行く事を計画してたて事なの? それは、知らなかったと言え楽しみね~。
「今日は、ここまでにして、僕もお風呂入ってきます」
「ついて行こうか?」
「そうですね、まだ一人だと危ないので、見守りで良いのでお願いします」
「分かった、それなら背中流してあげるわよ」
「ありがとうございます」
「そういえば、リーヴスラシルて、帰ってきてます?」
「さっき、お風呂場で会ったよ」
「それなら後で、計画の事を言わないと駄目だな」
「そうなの?」
「手伝ってもらう予定だから――」
「なるほどね」
この後に、お風呂に入りさっぱりして、お姉様のスタイルなども聞き、参考にしながら今日は、ゆっくりとする事に決めて帰ってからの狩についての計画を書きまとめるのだった。
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