06章 幼女時代『未来編おまけシリーズ』
第277話 年月が過ぎて旅にて①【おまけ1】
お姉様が、学園に入ってから三ヶ月がたった。僕もリーヴスラシル君と共に、ダンジョン巡りの旅を始めている。身近な場所から順番に物を採取して、ギルドのクエストを少しずつ行いながら旅をしている。オークの群れとか狼の群れとかオーガの群れ等は、流石に倒せるがクエストとしては、受けないで収納時計に入れている。
この収納時計は、ユウキ君とフェアリーローズお姉様の手作りらしく今だ解明がされないが、収納するうえでは、最強の物と言えるだろう。
元の世界で言うならば東京ドーム百個分くらいの収納が出来ると聞いている。中も整理空間が出来る様に出入りもついていると言う便利さがある。
そんな訳で、便利なアーティファクトで作られた時計を首飾りとして着用している。始めは、左指のくすり指にはめるとユウキ君が言った瞬間その場から消え去り何時間か過ぎてから少しボロボロの状態でユウキ君が帰ってくる。その結果指輪は、禁止で首飾りならオッケーと許しが出たらしいが、その辺は凄く謎だけど使い勝手が良いと言う事もあり受け取った。武器は、弓をお母様の妹さんから受け継がれたと言う代物の弓を貰い。服系の装備は、フェアリーローズお姉様がお古の付与された装備を下さった。リーヴスラシル君も同様に、色違いでデザインが少し違う物を装備している。
リーヴスラシル君の装備は、あの事件で、僕が作った物自体が破損してしまい修復が見込めず新しいのを作ろうとしたら、カゼフお兄様が親父が使っていた昔の神器類の類の双剣をリーヴスラシル君へとプレゼントしてくれる。それからお姉様が入試しの試験と実技を終えて合格を確認して、首都まで送り一日泊まって別れを告げてからの冒険へ旅だったりする。
◇
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そして、ギルド登録をダイトお爺ちゃんに頼んでなんとか登録して、初期とも呼べるレベルがFからのスタートが始まり、ダンジョン攻略が始まったのだった。ギルドの人が言うには、クエストをこなせば直ぐにCランクへといけると言っていたが、気ままに旅をしたいので、Fランクのままクエも上がらない程度にと言う感じで狩りをしてたり素材を買取してもらったりして、そのお金で旅をしている。資金自体は、特に問題なくあるのだが、やはり始が感じんと思いながら収納に全ての財産類を入れてある。今手持ちのお金は、最近ギルドで買取にて手に入れたお金だったりする。
ある日珍しい生き物に出会った。森の奥深くに、草木に囲まれるように、安らかに眠る女の子が居た。女の子と言っても僕より年上に見えるのは確かだった。ステータスを試しに、確認してみると驚きの結果がでる。
名前 :ドライアード(森の護り神)
種族 :精霊(森に住む妖精、もしくは数百年を生きた古木に宿る精霊のことを指します。)
性別 :女
年齢 :不明
ジョブ:不明
LV :不明
HP :測定不能
MP :測定不能
力 :測定不能
敏捷 :0
体力 :測定不能
知力 :測定不能
魔力 :測定不能
運 :測定不能
本で読んだことがある伝説の精霊が目の前に眠っている。声をかけるべきか悩んでいると? リーヴスラシル君が近づいて、軽く肩を叩き声をかけている。
「大丈夫?」
「僕の声が聞こえるかな?」
「う~~~~~ん」
「話しかけてくるのは、誰?」
薄っすらと目を開ける少女は、リーヴスラシル君の瞳を見ている。そして、左手でリーヴスラシル君の頬を撫でながらゆっくりと唇が動く……。
「彼方は、誰ですか?」
「見た事のないかっこをしているのと、生命的な物を感じません?」
「彼方の後ろにいる方は、生命が感じるので、何かの種族だと解ります」
そんな答えと共に、少女の様な彼女と出会った。
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