　皇帝龍魔法光の書とは、元は――龍を倒すために作られた物と共に助け合い癒す物として存在している。

　光の書は、主に支援系魔法が多く記載されている。

　「再生・回復・奇跡・癒し・蘇生・異常・範囲：全体回復系」

　「などが、あげられる」

　「このうちの奇跡・癒し・蘇生を教えて行こうかと思う」

　「初めに教えるのが、奇跡を教えるから、これに着替えて――」

　巫女と言う感じの服が出されてるが、着るのに大変そうなので、手伝いをして着替える――

　服を着ただけで、空気が凄く綺麗になった気分がする。

　ここに、何かが存在する感じにも思わせる。

　清めとしてと樽が用意される。

　それは、結構な大きさで、僕とお姉様が入っても余るくらい大きな樽だった。

　そこに、霊金風水と言う水が入っている。それに浸かり身を清める。

　数分が経つとお姉様の周りから光が現れる――

　蛍の様な光が周りを彷徨う――

　この光が青色になると完了するらしいのだが、どれくらいかかるのだろうか――

　そんなお姉様の光景を見つめるのだった。

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