第143話 お爺ちゃんの家に長くお泊り【皇帝龍魔法光の書編1】

 先に、皇帝龍魔法光の書をウィンちゃんが覚えてからマリアちゃんの講師を務めます。


 『『は~~い』』


 皇帝龍魔法は、他にもシリーズがありますが、ウィンちゃんは支援系を目指してほしいので、光の書を選びました。


 他には、『火・水・土・風・無・闇』の六種類があります。


 「先生質問です!」


 「無とはなんですか?」


 「初めて聞く、属性なのですが――」


 「この属性は、貴重なほど覚えるのが困難なシリーズとされてます」


 「あまり本が出回らないのとこの魔法を覚えられる人が少ないと言う理由から貴重な魔法と言われています」


 「ちなみに、この魔法は、両方使用可能です」


 「支援系・攻撃系」など二種類が使い分けられると伝えられています。


 「ちなみに、ロリ―キャメロンさんは、どっちも覚えているらしいのですが、使っている所見るのは、手で数えられるくらいしか見てないので、説明は難しいです」


 「使った時の映像があるので、こちらを――」


 『『僕達姉妹の頭に映像が浮かぶ』』


 「なにか、言霊の様に、長い魔法を唱えている――」


 「何だろうあのでかいドラゴンは――」


 「ボール位の中に、竜巻の螺旋が見える…… そしてそれを投げるとドラゴンは、木っ端みじんに消え去るのが見える」


 『『凄い攻撃!』』


 「将来この無属性をたぶんマリアちゃんあたりは、使える様になっていると思います」


 「ロリ―キャメロンさんが、大きくなったら私のすべてを叩きこむと言っていたので――」


 「ウィンちゃんは、支援系として、他のお婆ちゃん達から学んでいきます」


 「さて、話が離れちゃいましたが……」


 「皇帝龍魔法光の書を開いて、読み終わったら教えて下さい」


 お姉様は、スキルで、読む速度を上げて読み終わり、お婆ちゃんに終わりましたと告げる。


 「え、早いわよ!」


 「スキルがあるので、それで読みました」


 「私達そんなスキルしらないけど、お母様かユウトにでも聞いたの?」


 「魔法作成をして、習ったスキルが、マリアが覚えて教えてくれたのがこのスキルです」


 「マリアちゃん?」


 「はい、なんでしょうか?」


 「後で、そのスキル皆に下さい」


 「了解です、後で作っておきます」


 こうして、お姉様から魔法を習う事になるのだった。

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