家族団らんまったりと…②

 また精霊様にあって勉強してきたんだねと褒めてくれる。

 そこまではよかった……。


「マリアが目が覚めた!」とお姉様の声が聴こえたと思っていたやさきに、気づいたら……。

 お姉様の部屋に、連れて来られて急に洋服の上着、肌着を脱ぎ、上だけ裸になる。

 そして、なぜか、僕を抱きかかえる。

 どうやら僕が、寝てある間に、何かがあった様子だった。

 何故か裸になっているお姉様の胸がふっくらと膨でいるのが見えるが、何をしたいのかが凄く謎である。


 どうやらこんな事が起きているとは、思わなかった。

 お姉様は、いきさつをゆっくりと話された。

 お風呂から出て、お母様が胸の話を聞かされる。

 昔のアルバムを出されたと言う話らしくそこで、自分と比べる所から始まった。

 お母様が、まだ六歳の頃に遡る。

 当時で、胸の大きさが、六歳で、Bカップほどあったと写真を見て聞かされた所から自分の胸が、Aカップしかない事で、絶望を覚えてショックのあまり妹のマリアの所に来たと言っている。


 そして、胸を大きくするには、揉めば大きくなる可能性があるとお母様から聞かされて、さらに牛乳を飲むのもお勧めとまで言われたらしくそれを実行する為に、マリアを連れてきたとの事らしい。絶対にお母様に、騙されているよと言いたいのだが、あんなに悲しそうにしている目を見ているだけで、何も言えなくなる。

 すると、お姉様が、またお話を始める。

 私達に、甘々のお父様に、さすがに、揉まれるのはなんか嫌なので、マリアンローズに頼むことにしたらしい。


 それで、一日五十回両方揉むとマッサージにもなるし、可愛いマリアに、やってもらえば私も嬉しいと言い出すお姉様だった。

 僕の小さな手を乳首と胸に、ゆっくりと手を当てていくと思ったよりちょうどよい形に収まる。

 その状態をみたお姉様の顔が、ほれみたかと言う顔をされるお姉様……。

 これにより、将来的に、僕が、変わったと特技が出来るようになるのは、またのお話し。


 そんな事を考えていると?

 僕の前に抱きながら前かがみ胸を突き出す。

 仕方ないので、僕は、ゆっくりとお姉様の胸を片方ずつゆっくりと揉む。

 両方二十五回目に、入ると結構しんどいことに気づくも、休憩は許されないらしい……。

 ゆっくりとはりのある胸の揉んでいくと確かに、Aカップあるお姉様……、弾力がすくないが、それでもすべすべしており、触っているだけで、鼓動と、甘い香りがしてくる。

 そんな事を考えながらゆっくりとさらに、柔らかい餅をこねるように、ゆっくりと二十五回繰り返しなんとか目標回数が、終わる。


 お姉様は、満足すると、また明日も宜しくねと言って、僕の頬にキスをして、ゆっくりと揺り篭へと僕を抱いて戻してくれる。

 戻した後、またねと部屋を出ていくのが見えた。

 出ていく前にお姉様が言っていたが、この胸の運動揉みは、将来お姉様が、学校にいくまでやるからねマリアと言っていたのが良く解ったある意味恐怖だ。

 それまでに、もう少しやり方を改善できそうだが、今の僕には、この揉む方法が、限界だと気づくのだった。


 そんな日が、何日か過ぎていくと今度は違う疑問を持ち始める。

 なんていばいいだろうか、それは、ある意味好奇心がいっぱいあるのだろう。

 何て思ってしまう程の出来事が来る感じに……。

 今日も三人でガールズトークすると言ってお父様と一緒に入るお風呂を丁重に断りを入れて、退場してもらっている時にこんな話題がでる。


「ウィンから最近になって、胸の大きさ、形が良くなってきたけど?」とお母様が急にそんな話をする。

「まさかこの間話をしたときお父様が居たからもしかして娘を手籠めにしてるなんて事は、ないわよね?」

 お父様は、何て言えばいいか解らないけど信用がないだなと僕は思ってしまった。


「ウィンは、お父様になんて触らせないよ、そんな事したら子供が出来るて、近所の子が言ってたもん!」


 そんな入浴中に、会話が始まる。

「じゃ~誰に手伝ってもらっているの?」

 お母様は、娘にちょっかい出してるのが、変な輩だったら何かするような目をしている。


「村の人とか違うよ?」

「もちろん私の大好きなマリアに、やってもらってよ、それもちゃんとやりを説明して、私がちゃんと指導して、一日五十回やってもらってるだもん」

 胸は、無いが、どうどうと自慢しているお姉様の姿が見える。

 お母様の優しい、目線が、僕に向けられる。

 ウィンの手伝い大変だったでしょと何故か褒めてくれる。


「僕は、大丈夫です」


 ほとんど寝てる時間、勉強ですし、起きてる時間にお姉様が来たらやるだけなのであまり疲れはしません。


「ま、マリアに手伝ってもらってるなら姉妹同士だし問題ないわね」

「これが、ユウトだったら取りあえず一週間の間、ご飯抜き、外での生活になる所だったわ」


 僕は、心から、お父様よかったね、と思った。

 もし、やってたらまた前みたいに、お説教が三日くらい続きそれを遠くから見て、過ごす羽目になる所だった。


 前回のガールズトークのお母様の仕打ちは、凄かったらしい……。

 お父様がもやしにみえるくらいに、干からびている姿が凄かった。

 そんな事を考えているとお姉様の口からこんな話題が出る。


「お母様……、すごく前から思っていたのですが、私、マリアは、どうやって生まれて来たの?」


 一瞬お母様の肩から手が滑る所だった。


「危ない危ない」


 あまりにも凄い話題が飛んできたもんだから……。

 ま、お母様もきっと何か例えを言ってくれるだろうと僕は内心思っていると?


「ウィンちょっとそこの石にすわってこっちを向きなさい、そっしたら解りやすく説明してあげるからね」

「解ったお母様」

「それと足は、そのまま湯につけてていいから」とお湯から出たお姉様は、ゆっくりとお風呂の周りの石に座って、足をお湯に浸かっている状態になり、こっちを見ている。

 お姉様は、岩に座り足だけお湯につける。


「もういいとしですし、知っておくのもいいものね」と語り始めた。

「実は……」

「お母様まだ早いと思います!」

「そうかしら?」

「そうです」

「マリアが言うなら仕方ないわね」


 話は無かったように、幕を閉じた。


「もし彼氏とか出来るときは、好きになる前に私に相談してね」


 それでも、僕自身は、元男だけあって、男には、まったく興味がないなと心から思っていた。

 お母様がお風呂最後に出る前に、私たちに言う。

 今日、お風呂であった事は三人だけの秘密ね。

 絶対に他で言っちゃ駄目よと話される。

 姉妹二人は、「「は~~い」」と返事してお風呂をでるのだった。


 お父様がえらくお風呂が騒がしかったが何かあったのかと尋ねると?

 お父様には、内緒です。


「ガールズトークなので、お父様にもお話しできません」


 お姉様は、きっぱりとお父様に言う。


「そっか……(がっくりと肩を落とす)」


 一瞬お父様の肩がかくんと下がるが、仕方のない事だろう。

 お母様が冗談で、お風呂から出た時に、ウィンに彼氏ができたらしいわよとお父様に言う。

 お父様が豹変するのは、また別のお話し。

 そして、今日も家族なかよくまったり過ごすのだった。 

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