Check01 小説巧拙判断能力

■設問■


 その小説が上手い・下手を判断する、という部分もありますが。

 どちらかといえば、作者さん当人の考え方についての判断材料です。

 初心者は善し悪しの区別もつきません。自分で『良い』と思ったことも、世間では受け入れられないことも大量にあります。


 よく下手な小説の代名詞のように言われる『冒頭からズラズラ設定説明』『いきなり自己紹介』『キャラが多い』などは使わず、少しひねった、文章単位からの読み解き方です。


 それと、触れているのは『上手い・下手』の一点です。『面白い・つまらない』や『売れる・売れない』については触れていませんので、混同しないでください。

 なので以下に出てくる問いについて、『プロの作品でこういう書き方をしているのがある』という反論は受け付けません。その作品は下手であっても、別部分で評価されているのですから。


 ○ ○ ○ ○ ○


 以下の問いにYSE・NOでお答えください。

 尚、一文とは、書き始めから読点(。)までです。



《問01》

 ご自分が考える『上手い小説』を、誰かに説明できる。


《問02》

 ご自分が考える『下手な小説』を、誰かに説明できる。


《問03》

 ご自分で書いた作品では、長い一文よりも短い一文が読みやすいと思って書いた。


《問04》

 ご自分で書いた作品では、同じ言葉が続かないよう意識して書いた。


 ○ ○ ○ ○ ○


 実際にご自分が書かれた作品を見て、YES・NOでお答えください。

 尚、一文とは、書き始めから読点(。)までです。


《問05》

 セリフが多い。(多い・少ないの判断は主観で構いません)


《問06》

 擬音語のみの行が多い。(多い・少ないの判断は主観で構いません)


《問07》

 二人以上のキャラクターが登場するシーンにて。

 セリフとセリフが連結されている部分で、キャラ双方とも三文以上のセリフを使って会話している。


《問08》

 二人以上のキャラクターが登場するシーンにて。

 同じ言葉が続けざまに使われている。


《問09》

 移動中の会話シーンで、状況説明が二回以上存在している。

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