第2次【ダンジョンと孤独な戦神】2節【風スイレンの塔と風樹の街】
カインは、相変わらずアルヴィドの街周辺でモンスター狩りを行っている。そのおかげでレベルは10まで上がった。
「エルフクエストは第2の【ウォーターステーション】から第9【アンデッドステーション】までか。じゃあ、この島はさっさと攻略しといた方がいいか」
このエレメンタリィ・オンラインが通常のゲームであったなら、この第1の島【ファイヤステーション】の
「もうすこし上げておくか。武器はこれら5つでいいとして…」
武器は5つまで装備設定ができ、必要に応じて持ち変える。
今のカインの装備武器は、魔皇剣【ダーククォーツ】、魔杖【スタースフィア】、魔皇剣【アンリミテッドクロウ】、霊杖【ファイア・ルフィア】、魔聖剣【クリスタルレイド】であり、どれも
「消耗品の
最初の方の島の街、そこの店で売っている
「自分で作った方が性能いいの作れるし、早いんじゃないのか?」
生産系スキルの中に、【調合】というものがあり、材料さえそろえば、この最初の島でも
スキル熟練度が足りないと、失敗する確率が極端に跳ね上がってしまう。
「今スキル熟練度は六百だが…
元々、第一級の薬調合に必要な材料の1つである風スイレンは、ダンジョンボス討伐後に降霊の森に出現する風樹の街にしか売っていないらしい。
「まあ…
モンスター狩りついでに収集した【珠玉花】、【泉の水】etr…【鑑定】と【慧眼】スキルを併用して取ったそれらは、それぞれ50ずつアイテムボックスの中にしまってある。ちなみに
「とりあえず第1の島のボスはソロでいけるタイプだったのは助かった」
ダンジョンボス・イベントボスには、
「じゃあ、あと数日したら行くか。降霊の森!」
次回→3節【第1の決戦=イグニスドラゴン】 END
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます