読書感想文『ブラックサマーの殺人』感想(ちょいバレ)
全小生が絶賛した『ストーンサークルの殺人』の続編です。読んだのだいぶ前ですが、行方不明だったのがようやく見つかったで感想を書きます(爆死)
さて、今回も素晴らしかったでふ(結論)
(まずは先に結論を言ってから理由を説明する構成)
『主人公』と『相棒』の関係性が前作同様良かったですね。
ここ数年読んだ中では一番好きな『バディ』かもしれません。
(『その裁きは死』の『バディ』も好きですけど)
(『メインテーマは殺人』の、とは言わないのが小生の拘りです)
特に今回は主人公がどんどんと追い詰められていく物語なので、その中で助けてくれる『相棒』の存在がとても頼もしく、二人の関係性をより際立たせてくれます。
前作のときも褒めましたが『テーマ性』も高さも素晴らしいです。
物語の構成もきちんとしているので、海外ミステリーのレベルの高さが窺えます。
とはいえ、日本ミステリーのレベルが低いという意味ではありませんよ。
あくまでも方向性の違いですね。
日本ミステリーは『娯楽性』の高さが特長ですし。
最近ではより『ラノベ』寄りの作品が増えている印象です。
海外のように『重厚感のあるミステリー小説』は(現在の)日本には少ないですし、逆に『ラノベ(漫画)的』なミステリー小説は海外には少ないと思われます。日常系とか子供向けのミステリー小説はあると思います。
まあ、小生もそんなに詳しいわけではありませんががが(爆死)
いや、自分の読みたい作品しか読まないので名前しか聞いたことがない作品も多いんですよ。『古典だから読んでみよう』という意識はゼロミリグラムなのでふ。
『九マイルは遠すぎる』も以前から名前は知ってましたが、読んだのはかなり後でしたし。名前は知ってるけど読んだことがない名作があちこちそちこち(い)
そもそも小生は登場人物が面白くないミステリー小説ってあまり読まないですし。
なので『キャラミス』とかはめっちゃ好きです。
トリックに拘るわりには『トリックだけの作品』は好きじゃないという横暴さ。『イヤミス』が好きじゃないのも似たような理由です(汗)
その点、近作は登場人物も好きですし、物語自体も面白いですし、テーマ性も素晴らしいと思うので、かなり高得点を挙げられる作品でした。
次回作もたぶん出ると思うので購入予定です。
では、短いですが、ちょいバレなのでこの辺で。
次はお馴染みの『超ネタバレ』です。
自己責任です。自己責任でお願いします。
<続く>
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