読書感想文『水の後宮』 感想(ネタバレ)

 細かい内容はいつも通りネットでググれー(死語)

 めんどくさいので昔の言葉ばかり再利用している小生でございます。


 さて、今回読んだ作品は『水の後宮』です。

 タイトルの示す通り『(中華風)後宮系作品』ですね。


 まあ、最近では定番中の定番となったジャンルで、更にミステリー風味というと『薬屋のひとりごと』のヒットを受けて乱立されている作風ではあります。


 なので。 


 出来が良い物もあれば。

 出来が悪い物もあるわけで。


 正直なところ今回の作品もそれほど期待せずに読みました。


 ところがどっこい(死語)

 ふつーに面白かったです。


 読む前は『なんでわざわざ舞台を水の後宮にしたのだろう?』と思っていたのですが、読んでいくに連れて『水の後宮』という舞台そのものが他の作品との明確な差別化になっていると感じました。


 話の流れ自体は『後宮もの』でよくある話なのですが、そこに『水』という要素が加わることにより、読んでいる感触がかなり違います。『水』という要素の『美しさ』と『恐ろしさ』がこの『後宮』という舞台に合っていると思いますた。


 後、登場人物もきちんとキャラクターが立ってますね。それぞれがいろいろなものを抱えながら生きているという感じで、ただの『狂言回し』のためだけの登場人物が少ないと思います。読んでいて登場人物の関係性が面白く感じました。 


 ミステリー部分に関しては『普通』かな。物語のスパイスとして楽しめる程度の『オチ』にはなってると思いますし、このぐらいの方が『キャラミス』としては読み易くていいんじゃないかなーと思います。


 ただこの『一巻』だけでは全ての『問題(謎)』が解決していないので、その辺りは欠点になってしまうでしょう。


 物語としてはきちんと一つの結末を迎えますが、全ての伏線が回収されるわけでもなく、『続きもの』の最初の一巻として描がかれている感じです。


 面白かったので続きが出れば買いますが、その辺りは売り上げ次第ということでしょうかね。いちおうこの一冊で終わったとしてもおかしくはないと思いますし。


 こればかりは小生にはうんともすんとも(たぶん死語)

 まあ、好みが合いそうならば読んでみてください。


 買う人が増えれば小生が続きを読める可能性が高くなるので(笑顔)


 こうやって感想を書いてるのも多少は小生に恩恵があるからですね。金を貰えればもっと真面目に書くのですが、影響力の無い小生にステマの依頼は来ないわけです。


 まあ、依頼が来たら感想の一番最初に『これはステマです』と書くと思いますけど。その方が面白いので(笑)


 通販番組でも『これは個人の感想です』と書いてあるので、『ステマ』も『ステマ』って書けば問題無いわけですヨ(嘘) 


 さてさて、今回はこの辺で。

 いろいろ読んでるので次はどの作品の感想を書きましょうかね。


『面白かったです』


 の一言で終わるなら毎日更新できるのですけどねー。まあ、出オチなら使えるネタですが、確か小生は何回もそれやったので、そろそろ使えないわけです(汗)


 いや、でも、もう覚えてる人もいないからそろそろ使えるかもしれん。そろそろカクヨム伝説の作品『オレオ』を覚えている人も少なくなって来たと思うので何かしらのネタに使えないでしょうか。『オレオ俺俺詐欺事件』とか。


 はい、関係なくなってきたのでてっしゅー。

 そう言えば『ボッシュート』ってすでに死語ですかね。


 最近ぜんぜん見てないので今どうなってるかわかりません!

 

<ゆでたまご>

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