『エガちゃんねる』
その男はいつしかテレビの画面から消えていった。
多くの芸人たちが辿った末路。夢の終わり。
それでも彼はお笑いを止めなかった。
もうテレビ業界が彼を求めなくても、それでも彼はお笑い芸人だったのである。
ドーン!
ドーン!
ドーン!
画面の中の馬鹿は以前と変わらぬ馬鹿のまま。
でも、それこそが我々が望んだ『エガちゃん』なのだ。
なぜこんなにも半裸のおっさんを愛おしく思うのだろうか?
なぜこんなにも小汚い笑顔を嬉しく思うのだろうか?
いやはや、不思議である。
彼がお笑いの『天才』では無いことを我々は知っている。
彼がけっして『天下』を取れないことを我々は知っている。
それでも彼が心から『お笑いが好き』ということを我々は知っているのだ。
まったく持って馬鹿馬鹿しく。
人によっては心底軽蔑するだろう。
それでも一部の誰かは笑ってる。
だからこそ我々は心の底からこう告げるのだ。
『おかえりエガちゃん、また会えて嬉しいよ』
BANされるその日までよろしくね(笑)
――――
何か知らんけど良い話風にまとめてしまいました(汗)
というわけで『ユーチューバー江頭2:50』がなぜか人気という異常事態です。
『異世界おじさん』といい日本はだいじょうぶなのでしょうか(大汗)
それだけ疲れてる人が多いのかもしれませんね。
でも、動画自体は面白いと思いますよん。
編集が上手いのかテレビの深夜番組を見てるような感覚です。
まあ、『エガちゃん』の芸風はけっして褒められるような芸風ではありませんが、それを好きな人間もいる。心底毛嫌いする人間もいる。それだけの話。
でも、ユーチューブならば『嫌なら見なければいい』である程度はいいのではないでしょうかね。もちろん犯罪は論外ですけど。優秀な馬鹿発見器。
別に小生は『上品で知的なお笑い』を否定するわけではありません。
それと同じように『愚劣で馬鹿馬鹿しいお笑い』も否定することはありません。
ただ『お笑い』と言えど超えては行けないラインがあります。
『エガちゃん』もかつてはそれを超え、報いを受けました。
もっともあの時代はテレビ局自体が超えてはいけないラインに突っ込んでいったような印象もありますががが。そのせいで今の『規制ラッシュ』があるわけですな。
(この辺りはユーチューブの規制と同じでしょう)
(人間はいつまでたっても同じことを繰り返す生き物です)
(物語業界の皆々方も気をつけてください)
(無茶の反動は必ず跳ね返って来ます)
そう言えば今のユーチューブは『男の乳首』が駄目らしいですね。
おそらくそこに何かしらの『価値』を見出している人々がいるのでしょう。
もしかすると『へそ』も駄目なのかもしれないと今思いました。
そのうち『すね毛』も禁止されるでしょう。
でも、『鼻毛』はオッケーなのかもしれません。
特に意味はなく、てけとーに喋ってます(笑)
小生は『規制』を話し合いのために使う人は好きですが、『規制』を武器に使う人は好きではありません。
彼らにとってそれは気に入らない人間を殴るための『金属バット』に過ぎないからです。それが齎す結果になぞ興味が無いのです。荒野に死体だけが残ってもまったく気にしません。
もちろん『悪意』に塗れたものは『規制』すべきですが、その境界線をきちんと見極めようと努力しない人間が気軽に『規制』という言葉を使うべきではないと小生は考えます。
でも、そんな人間そうそういないです。
小生もそういう人間ではないので『規制』には関わりません。
せいぜい自分が金属バットで頭を叩き潰されないことを祈る程度です。『ミステリー小説』だって『殺人を楽しむなんて不謹慎だ』の一言でいつ規制されてもおかしくありませんし。ホラーよりも怖い現実ですね。ディストピアにようこそ。
(予断ですが『NHKにようこそ』を思い出しました)
(思い出して調べたらカクヨムに別の新作があった。マジでびびる小生(汗))
ところでなぜ『エガちゃんの話』が『規制の話』になってるんでしょうか? おそらく『エガちゃん』がそのうち危険な一戦を超えそうだからかもしれません(笑)
いや、予想外の人気だから、その人気に応えようとして暴走するような気もするんですよ。調子に乗るのとはちょっと違って、期待に応えようとして自爆するという感じでしょう。
大丈夫です。
皆そこまで期待してません(温かい笑顔)
そのままの『エガちゃん』でモウマンタイ。
また『ものまね』してもいいんすよ(笑)
あるいは『彼』と相撲対決でもするのでしょうかね。
実現するといいけど、どうだろうねー。おわり。
<がっぺむかつく>
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