平積み
『ダンまち』の十五巻を買いに馴染みの本屋に寄ったら、めっちゃ『平積み』してあってビビリました。他の新刊の四倍から五倍ぐらい並べてありました(汗)
それを見ると『売れてるんだなー』というのがはっきりと分かりますね。
『人気作』というのは本屋の扱いが違う。
入り口に入ってすぐ見える場所にあったり。
大々的に特集を組んでもらったり。
本なんて『ネット通販』とか『電子書籍』で楽に手に入る時代ですが、それでも小生が本屋に通い続けるのは『そういう空気』を感じたいからという理由もあります。
『これが売れてるのかー』
『これが売りたいのかー』
『これは面白そうだ』
『これはどうなんだろう?』
そんなことを考えながらぐるぐると回っているだけで楽しい。
小生にとって『本屋』というのは『遊園地』みたいなものです。
『ネット通販』でもいいけど。
『電子書籍』でもいいけど。
本屋に行って買うということ自体が『楽しいこと』なのです。
いや、まあ、それで家の中が本の山になってますけど(汗)
本屋でやはり最初に確認するのは『平積み』になっている書籍ですね。
あるいは棚の中で『表紙』を見せている作品。
売れている。
売りたい。
そういう本が『特別な扱い』を受けるわけですから、まず注目します。
あとは『新刊』は『売れるかもしれない』ので同じような扱いを受けますね。
『リビルドワールド』は他の新刊より多少入荷が多かったのですが、これは出版社側の期待が大きいということでしょう。
今のところ読んだ方の感想は良さそうなので、この調子でじわじわと評判になって売れてくれるといいですな。
芸能人がテレビで『面白い』と薦めてくれれば爆発的に売れたりするのですが。
『奈須きのこ』氏が日記で面白いと言った作品が注目されることもあったりします。
『その程度のこと』と思う方もいるかもしれませんが、その程度のことで『売り上げ』が左右されるのが今の世の中。『なんとか大賞』とかも今となっては宣伝のための道具の一つ。
世知辛い世の中ですが、それでも読んだ人が面白いと思うなら『よし』としましょう。面白くないと思ったら知らん。そのときは自分の判断を反省しましょう。
『賞』を取ったから面白いとは限らないわけですね。『ラ・ラ・ランド』は嫌いじゃないですが『ミュージカル』としては面白く無かったです。
でも、作品としては『優れている』と思うので、『賞』を取ったこと自体はおかしくありません。まあ、それと小生が『面白いと感じるか』というのは別問題なので、創作というのは難しいわけですががが。
最終的に判断するのは『自分』
自分が面白いと思える作品が多いならば、世界は面白い物語で溢れています。
『物語を楽しむ』ということは簡単ではありますが、とても難しいことでもあります。おそらくほとんどの人間が『独学』でそれを学んでいる。
『楽しさ』はある。
でも、それを『楽しめるか』は分からない。
まあ、『趣味人』と呼ばれる人間ならば理解できる感覚でしょう。
『こんなに面白いのにどうして理解できないんだろう』ってね。
『分かる人だけ分かればいい』
多くの分野がそう突っ張って衰退しました。
いや、それはそれで正しいはず。
分からない人のことを考えて『面白さ』を見失ってはいけない。
でも、分かるかもしれない人のことまで突き放してはいないだろうか。
難しい問題だね。『趣味人』として後から続く人を育てる義務がありますが、小生としては『本を読みましょう』としか言えません。自分がそうして来たからです。
そもそも『読書』とかって一人で完結してるから、その面白さを伝えるのが難しいと思います。『物語を楽しむ』という行為自体が神秘的ですらある。
『なぜ楽しめるんだろう』
と言われれば、その答えが自分の中に無い。
脳の中に『物語を楽しめる器官』があるのだろうか。
人間って不思議だね(投槍)
考えるのが面倒になったので投げました(笑)
たぶんそういうのを研究してる人もいると思います。
まあ、『この物語はこうだから面白い』ということを理路整然と説明しても、まったく理解できない人には理解できない。もの凄い感情論から『つまらない』という読者を小生は何人も見てきました。
酷いときだと『作者が嫌いだからつまらない』とか。
更に酷いときだと『読んでないけどつまらない(だろう)』とか。
こえー。
そりゃ『風評被害』が飛び交うわけですよ。
皆様方も『他人の評価』を鵜呑みにしないように。この駄文もおそらくどこかでぼろくそ言われてますが、たぶんそれは真実です(爆笑)
いやー、こんなてけとーな文章を批判しようと思えば幾らでもできるわな。
でも、時間の無駄なのでやらないほうがいいですよーと忠告しておきましょう。
そもそも書いた本人が数日ぐらいで内容を忘れますから。
だいたい今読んでる本で頭の中が一杯なんだから、他のことはすぐに忘れます。
そういう人間に私はなりました。
終わり。
<何の文章を書いていたのかも忘れました>
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