漫画を読む その3
一話完結で終わるはずだった企画がなぜか『3』まで来てしまった不思議。小説を書いてる皆様、『無計画』はいけません。後から適合性を取るのが面倒です(汗)
当初は読んだ漫画の感想をさらっと書くだけの予定だったのですが、自分でも訳のわからねえこと書いてるんだから人間っておもちろい。この思考のぶっ飛び方というのが人工知能にコピーすることは難しいのではないでしょうかね。
ほら、すでに関係の無い話になってるし(爆)
自分で自分の思考がどう形成されているのか分からんわけです。
もしかするとこの『思考』というものは小生の人格よりも上位に位置するのかもしれません。人間を形成する核は『本能(反応)』『理性』『思考』の三つで、その下に位置するのが『人格』であるという考え方もありおりはべり。
そう言えば少し前に『日本の教育は駄目』という記事をどこかで読んだ記憶がありますが、日本の教育は『才能を育てる』ことに特化した教育ではなく、『日本社会に適合するための人格形成』が主であると推測できます。
日本という国は『集団性』を重んじるため、世界的に見ると独特なルールが多い。まあ、それがネットという環境を得たことで暴走している部分もありますが、それは一部の特権階級(権力者)や犯罪者が法を悪用したことへの反動でもあるかと。
法律では裁けない(裁かれない)人々がいる。
だから、『私刑制度』が(大々的に)復活しつつあるわけです。
基本的に金持ちの方が優秀な弁護士を雇えるわけですから、貧乏人が法律を信じずに、私刑を信じたくなる気持ちも分からなくはないです。
もっともその私刑が無実の人間に向いたときの悲惨さは語るまでも無く。
小生のような無知で無責任な人間が私刑に参加することは恐ろしいことです。
というわけで漫画の話(爆笑)
ギャグの基本は『緩急』を付けることですヨ。
今までの話は前座なのでてけとーです。
騙されてはいけません。詐欺師はそれっぽいことを言います。
でわでわ、ちゃっちゃとやりましょう。
面倒なのでいろいろ省きます。
漫画の詳しい内容が知りたい方は『ググレカス』です。
ほんと小生がうだうだ書くより、ネットで調べた方が早いです。
小生が書くのは主観的な感想のみ。
でわ、土竜。
<クラッシャージョウ REBIRTH(宇宙海賊)>
くっそ古いスペオペの漫画。
でも、それがいい。
『凄腕のトラブルシューターが依頼を受けたら、いろんな陰謀に巻き込まれてちょー大変』というのが基本形。たぶん今の若者が読んだら『面白くネー』と叫ぶと思いますが、そこが良い。
小生がそういう話が読みたいのだから、古いも新しいも関係なし。
『面白いか』『面白くないか』の二択だけです。
まあ、個人的好みを言えばもっと派手な方が好きです。
今連載中の『銀河系最後の秘宝』の方が面白くなりそうな気がしますねー。
<東島丹三郎は仮面ライダーになりたい>
正直、1巻ぐらいの出オチでピークが過ぎると思ったのですが、2巻もくそ面白い。頭のおかしい連中が集まってくる中で、一人だけ40歳の『東島丹三郎』の仮面ライダー愛だけ別格です。
他の人は武術などを習って真面目に仮面ライダーになろうとしている中、彼だけはただひたすら『仮面ライダー』になろうとしているという比較が良いですね。
武術を習って強くなりたいわけじゃない。
『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』だけという狂気。
傍目に見るとどう考えても狂人なんだけど、『ヒーロー・ヒロインになりたい』という願望を多くの読者が持っていたものなので、彼の活躍にどこか感動してしまう。彼が感極まって号泣するシーンはとても好きです。
<本日のバーガー>
いろんなハンバーガーがあって驚く。
職人系テンプレなので安定感はある。
恋愛要素があまり主体にならない方が面白いと思う。
<トニカクカワイイ>
『ハヤテのごとく!』はいろんな要素を混ぜすぎたせいでごちゃごちゃして、小生は途中から読まなくなった。シリアスな部分もあまり好きじゃなかった。
その点、この作品はとにかく『シンプル』なのである。
作品の根幹を成すのが二人の主人公の『とにかくかわいい』という部分。
個人的には『畑健二郎』氏の良いところがしっかりと味わえる作品だと思う。オタクっぽい部分もわりとセーブされているので、今回は暴走しなさそうな気がします。
ただ長期連載を狙うとどうなるか不明。
いろんな要素を混ぜるとまた暴走しそう。
まあ、後のことを考えても仕方が無い。
今が面白いならオールオッケー。
最近不調な『若木民喜』氏も、もっとシンプルに自分の強みを出していければ復活できると思うんですけどねー。
『神のみぞ知るセカイ』と『ねじの人々』は面白く、他は凡作ぐらい。
(あくまでも個人的な感想です)
『キング・オブ・アイドル』も『アイドルオタクがトップアイドルを育成する』ぐらいのシンプルな話でよかったのかもしれません。『なのは洋菓子店のいい仕事』と同じでちょっと変わったことをやろうとして自滅している印象です。
<インハンド>
ドラマが面白かったので購入したら、『インハンド 01』しか売ってなかった。
まあ、一部はネット上の立ち読みで読みましたけど。
なんというか『一言で切り捨てられない』読後感がいい。
研究者は未来を見ることができる人種ですが、普通の人間はそうじゃない。
今が全ての人間は大勢いる。
自分のことしか考えられない人間がたくさんいる。
善のために考えられたことが悪となる。
悪のために考えられたことが善となる。
善にも悪にもなる技術を生み出した人間が悪いのか。
それを悪用する人間が悪いのか。
科学と言うモノが生まれてからずっと問われている問題です。
ドーピング問題を扱った『キマイラの血』も面白そうなので次も買います。
<働かないふたり>
最初は働かないニートのギャグ漫画だったのですが、巻を重ねるごとにそれが『多様性の肯定』になっていくという不思議。
世の中にはいろんな人間がいる。
それを『レッテル』や『ラベル』だけで判断すると勿体無いよ。
世の中にはいろんな人間がいて、自分がちょっと手を伸ばせば彼らと楽しい日々を送れるかもしれない。自分とは違うからこそ面白いのかもしれない。そんな気分になる漫画。
<パステル家族>
相変わらず安定して面白い。
でも、安定し過ぎて一巻からあまり面白さが変わらない。
この辺りが同じ日常系でも『よつばと』と『働かないふたり』との違いです。
個人的に一番面白かったのが最初の『福引の回』です。
まあ、それ以後も面白いので問題はありません。
むしろ『福引の回』が面白過ぎたのかもしれません。
まだ単行本になってませんが、『クリスマスの回』とか『大みそかの不思議の回』とかも面白かったし。全体的に安定して面白いです。
<ライドンキング>
プロの漫画家が自分の長所を利用して、流行の『異世界もの』を書いたらこうなるというお話。アマチュア特有の突き抜けた感じはありませんが、安定感はあります。
『なろう』とかでもこのぐらい面白い作品はありますので、『異世界もの』に興味が出てきた方は自分に合う作品を探してみるといいかもしれません。
<空挺ドラゴンズ>
アニメ化するから読んだというわけではなく、連載当初から目をつけていた作品。 懐かしき冒険小説の香りがする漫画。仲間が『家族』という雰囲気は好きです。
ただ地味。魔法とかも出てこない。
たぶんモデルにしたのは『捕鯨船』だと思われ。
派手にしようとすればもっといろいろ出来たはずですが、そこをあえて地味にして、登場人物たちの生活感を出したことによって、懐かしき冒険小説の雰囲気が出ている気がします。
いやはや、昔は小説の中にしかいなかった謎の生物や未知の光景に心躍ったものです。久しぶりにそういう気持ちを思い出しました。
<ヨシノズイカラ>
離島漫画というより『売れない漫画家が売れ始めたらどんな変化がある』というのを実体験を元に描いている漫画。漫画家になるまでの経緯も面白かった。
まだキャラクターが出揃っていないのでどうなるかは不明ですが、前作の書道よりは書き易そうかなーと思います。作者様自身がネタ元でしょうし。
<水曜日のトリップランチ>
たぶん売れないし、おそらく話題にもならないと思いますが、小生は好きです。
絵もそんなに上手い方じゃない。キャラクターの表情が崩れてるときもある。
でも、好みが合ってしまうと面白いと感じる。
キャラクターがいろんな表情を見せるのがいいですね。
全体的に『センス』を感じるような気もしますが、それ以前に設定とか登場人物が好みなので冷静な意見ではありません。自分に合う作品というのは確かですね。
まあ、興味がある方はWEBで読めるので読みましょう。
小生もWEBで読んで面白かったので買いました。
もっと読みましたが、印象に残ったのはこの辺りかな。
あ、『メタモルフォーゼの縁側』も読みました。
これまた地味ですが、面白かったです。
『働かないふたり』との共通点もありますな。
もっと読みたいのはありますが、漫画週間はひとまず終わり。
次はちょっと変わったものを読む予定。ごぶごぶです。
でわでわ、たぶん次回はFGOの感想になるかと。
諸事情によりちょっと遅くなるかもしれませんが、いつものことですね。
<ぶっごぶ>
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