漫画を読む
えーと、もっと早く更新しても良かったのですが、題名の通り『漫画』ばかり読んでました。調子悪くて小説はほとんど読んでねー(爆笑)
いや、小生は『ぽんこつ読者』なのでしばらく『小説』を読んでないと、なんか読めなくなる。スポーツ選手がサボると能力が低下するのと同じで、読書力(ちから)が低下します。おーら。
まあ、そもそも『才能』というやつがない。
『後付』で成長させた能力なのですぐに下がる。
その点、漫画は常に読める。
これが漫画に比べて小説が劣っている点の一つです。
昔は『ラノベ』すら読めない人々が大勢いました。
でも、今の若い人々は『ラノベ』を読むことができる。
若者がラノベコーナーできゃっきゃと話してると、なんかすげー違和感を感じます。『一体いつの間にそんな状況になったんじゃろ?』という感じ。
まあ、先人たちが頑張って読者を育てた成果でしょうな。
一昔前だとアニメ化しないと存在すら知らないという人々がたくさんいましたし。
そういう意味で大きな役割を担ったのが『スレイヤーズ』です。
あの作品が様々な価値観を覆していったと思います。
後は『ブギーポップシリーズ』も読者層を大きく広げましたね。
『氷菓』も『ラノベ』というイメージを広げた作品でした。
『乙一』氏の功績も大きいかと。
今で言う『ライト文芸』の流れを作った一人だと思われ。
『涼宮ハルヒの憂鬱』の存在も大きい。
ここで更に流れが『ぐわっ』と変わった気がします。
今のWEB小説の流れを作ったという意味では『ソードアート・オンライン』とか『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』辺りの影響が強いのではないでしょうか。
(少女向けはまた別の流れがありますが割愛)
(『彩雲国物語』の影響が強いのではないかと推測)
まあ、そんな感じで先人たちが頑張ったため、『小説を読める人』というのは昔よりもずっと増えているような気がします。それで『何で出版不況なのか?』と言われれば『知らん』と答えます。
そもそも昔ってそんなに小説って売れてたっけ?
いや、『出版不況』というのは小説だけじゃなくて全体的な話か。
漫画雑誌も潰れてますし。
『ムー』とかも昔より売れてないんじゃないか(笑)
『時代小説』とかもたぶん昔より売れてない。
『SF』とか『ミステリー』も一度瀕死になったし。
でも、昔は今より出版物の量も少なかった気がするのですが。『ラノベ』だってこんなに販売されてなかったし、小生の周囲では明らかに昔より本が売れてるんですががが。
まあいいや。そういうのは『頭がいい人』か『プロ』に任せて、消費者は消費者らしく消費人生を送りましょう。ぱっぱらぱー。
もっともそういう考え方が『政治』を駄目にするのですが、どちらかというと小生は政治に踏み潰される側の人類なので、適度に駄目な方が酷い目に遭わなくてすむかもしれません。
さて、ぜんぜん関係ない話になったので『漫画の話』は次に回します(爆)
せんせー、文章がまったく予定通りに進行しないんです。
というわけでちょっとだけ小説も読んだので、おまけでそっちのお話。
漫画を読みまくったら何か調子が戻ったので(笑)
まずは『不死人の検屍人 ロザリア・バーネットの検屍録(略)』を読みました。
ネットの感想を見たら評判が良かったので購入。
それなりに面白かったですが、最初の一作なのに視点が飛びすぎるため、主役の二人の印象が薄かったです。キャラクター小説ではわりと致命的な欠点かと。新人賞で『視点変更』を多発してはいけないという理由がよく分かりました。
あと『ミステリー』とか『ホラー』として描くならば、もうちょっと『想像させる展開(見せ方)』の方が良かったと思います。
この二つのジャンルでは『情報を制限する』というのが大事なんですよねー。『何を考えているか分からないからこそ面白い』のです。
まあ、でも、それなりに面白かったので、続きが出れば購入するかもしれません。
そもそも続きが出るか知りませんけど(爆死)
他にはWEB小説の『法務官ベイル・マーカスの怪奇記録』を再読。相変わらず面白い。もっと有名になってもいいと思うのですが、ホラー自体あんま人気無いですからねー。
個人的には『リング』に匹敵する作品なので、時代が時代ならあれだったかもしれません。小生の好みとしては『法務官ベイル・マーカスの怪奇記録』の方が好きです。
連載を追っかけているのだと『嘆きの亡霊は引退したい』は読んでます。昔と変わらず『頭のおかしいキャラクターを書かせたら上手い作者だなー』と思いました。
次から次にやべー奴が出てくるよ(爆笑)
そう言えば『漫画』の方も読んだな。
『たぶん小説と漫画でぜんぜん印象が違う作品になる』
と思っていたら、案の定違う作品になりましたね。
やっぱりこういう癖がある作品の漫画化は難しい。
ただ原作よりも読み易くはなってますね。以前は『癖のある小説は駄目だ』みたいな風潮がありましたが、実はこの癖の部分が『小説の強み』でもあるわけです。
WEB小説はこの『癖』を前面に押し出した作品も多いです。
むしろ無難に書こうとしている作品の方が埋もれ易い傾向にあります。
それでも『実力』があれば読まれますけど。
『狼は眠らない』とか『火刑戦旗を掲げよ!』とか。
ただ『癖』がある方が『勢い』はあるわけで。
すぐに判断されるWEB小説の世界ではそっちの方が有利というだけのお話。
小生だって無難にならないように頭のおかしい人を演じてます。
でも、もともと頭がおかしいのでたぶんベクトルが変化しただけでしょう(爆笑)
いや、小生だって自分が『普通の人間』だって思ってますよ。
でも、他人から見れば『頭がおかしい人間』というだけの話で。
だから、小生が『頭のおかしい人間』だって思っている人も。
自分のことは『普通の人間』だって思っているんです。
正常と異常。
正気と狂気。
人はその境界を容易く行き来できますから。
むしろどっちか片方に行ったきりの方が危ない。
戦場帰りの兵士が狂気から戻ってこれなくなるように。
あるいは日常の正気に染まって、正しい現実が認識できなくなるかもしれません。
まあ、人間の精神はわりとてけとーに出来ているので、自分の都合がいいように正気と狂気を使い分けることができる人間は多いです。味方には優しいけど、敵には厳しいとか。
うーむ、見事に関係ない話を展開してしまったぞい(汗)
どう考えても錯乱している人間の文章ではなかろうか。
これも半分ぐらいはわざとやってますが、残りの半分は素で頭がおかしいからです。読者のことをまったく考えてません。漫画の話から何で人間の精神の話になるんだか。
『筆が乗るままに文章を書いてはいけない』という良い例でしょう。
『酒を飲んで書いた文章が良いとは限らない』というやつです。
いや、まったく酒は飲んでませんけど(爆)
素でおかしい文章を書けるという方がやばーい奴ですな。
そんな感じで撤退。
漫画の話は次回にします。
<続く>
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