WEB小説目録『時計じかけな彼の話』 感想(ちょいバレ)

『DMM TELLER』というよく分からないアプリに掲載されていた『橘ユマ』氏の作品。『うさぎ強盗には死んでもらう』の作者様と言えば分かる人は分かるかと。


 この『DMM TELLER』というのはよく分からないですが、何か『ライン形式』みたいな作品が連載されてる場所みたいです。まったくちっともさっぱり把握してないのですががが(汗)


 まあ、『SS』の変化形か発展系みたいなやつかと。

 会話を中心とした物語でふ。


 細かい内容は宣伝というわけでもないので省くとして面白かったです。

 いやはや、ページを捲る手(比喩)が最後まで止まらなかった。


 短い作品ですが、最後まで一気に読みました。

 個人的な感覚では『SFミステリー』としてかなり優秀。 


 これまた個人的には『うさぎ強盗には死んでもらう』より好き。

 短い作品なのに『登場人物が生き生き』としてるのはさすがですね。


『うさぎ強盗には死んでもらう』のときも思いましたが、この作者様の『力量』は高めと推測できます。短編でここまで書けるのは『すごいなー』と思いますた。


『ライトノベル』よりもこっちの作風の方が向いてるような気がします。

『ハヤカワ』さんとかの路線で作品を書かせたら面白い作品が生まれそうな予感。


(あくまでも個人的見解です)


 さてさて、『続編が読みたいナー』と思ったら、どうやら続編の連載が始まるようです。わりとけっこう楽しみでふ。


 興味がある方は作者様のツイッターで、作品の雰囲気が分かる宣伝画像がありますのでそちらを参考に。小生、この絵も好きなんだよね。『ヤンキー娘』いいね。


 それにしてもこのレベルの作品があるなら、もうちょっと探ってみようかな。

 ちょっと興味がでてきたでち。


 この作品形式自体も読み易くて、『SS』とかに慣れてる人にはいいと思います。

 逆に『こんなの小説じゃねー』という層はいると思いますけど。


 まあ、『省略の文化』ですからねー。

 むしろ『若者』はこういう物語の書き方に違和感が無いんだと思います。


 ここら辺は今と昔の読者の『知識量の違い』かなーと。

 でも、小生は学者じゃないのであまり知ったかぶりすると怒られるの終わり(笑)


 まあ、今と昔とじゃ『読者』だって変化してるというお話です。

『受け手』が違うのだから、物語だって自然と変化していくわけです。


 もっとも『時代小説』とか『歴史小説』はそこまで受け手に変化が無いと思うので、わりと昔と変わってないんじゃないかなーとも思います。


 未だにテレビの再放送とかで『鬼平犯科帳』とか『剣客商売』見ちゃう。

 やっぱり面白いです。


 という感じでなぜか話が『時代劇』になったので終わり(笑)

 ま、よくできた作品だと思うので興味がある方は読んで見なされ。


 何事も勉強ですぞ(時代劇風)


<頭のおかしい人ほど魅力的>

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