FGO『雀のお宿の活動日誌』感想(ネタバレ)

 むかしむかし。

 その一言で始まる御伽噺。

 

 良き行いには報いを。

 悪き行いには罰を。


 愉快痛快な物語の数々。


 子供騙しと笑うだろうさ。

 荒唐無稽と怒るだろうさ。


 良き行いは踏み躙られ。

 悪き行いには得がある。


 それが現実。

 それが真実。


 だが、空想の何が悪い。

 だが、妄想の何が悪い。


 そうあって欲しいと願う人々の何が悪い。


 むかしむかしと誰かが語る。

 良き世界をと誰かが願う。


 ゆえに語り部は物語を紡ぐ。


 悪人は改心し、善人は救われる。

 そして、良き行いには報いを。


 最後はご都合主義のハッピーエンド。 


 それは願いを込めた物語。

 誰かの笑顔で終わる御伽噺。


 

――――


 そんな感じのお話。

『人間を律する系のお話』というのは全世界的にいろいろあるわけです。


 逆に言えばそういう『教訓話』がたくさんあるというのは、人間はそういう風には生きられない生き物であるという証でもあります。


 でも、そういう物語などがあること自体が『人が正しく生きようと努力する生き物』であるという証でもあったりするわけですな。


 今回の物語の『おじいさん』もそんな『昔話』を作った語り部の一人でしょう。彼が残したのは『善意の種』であり『可能性の光』です。人が正しく生きていくための道しるべ。


 まあ、その正しさがいろいろあって、歴史的には戦争の火種になったりしているのはあれですが、今回のとは関係ないのでカットカット。宗教的な話になると更に炎上するので逃亡。


 今回は『年末(年始)イベント』なので一年の総決算みたいな部分もあって面白いかったです。参加条件とかいろいろありましたが、そもそも一年間プレイしてきたプレイヤーへのご褒美みたいな部分もあるので、なかなか一概には言えないと思われ。


 去年の『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』と同じでしょうね。

 あれは今まで育ててきたサーヴァントの総力戦でしたし。


 やはりいろんなサーヴァントに出番があるイベントは面白いですね。

 新規の立ち絵もありましたし。


 ただ、これ、『クリスマス』のリソースもつぎ込んでますよねすけ。あっちが何か物足りないと思ってたら、こっちのイベントにリソース割きまくりじゃないですか。


 あと、『年末特番』は録画で見るのでいきなりイベントが始まってびびった。年が明けたからゆっくりしようと思ったら、シナリオを読むので忙しくて疲れた(汗)

  

 設定的に明かされたの『雀のお宿』ですかね。

 おそらく『アヴァロン』とかに近い感じの世界でしょう。


 表の世界は人の世界になりましたが、裏側にはこういう感じの世界がいろいろあるというのが『Fate』の世界観なのかな。『エレシュキガル』の発言からすると『冥界』もふつーに残ってるみたいですし。


 断片的には語られてますが、まだ全体像がよく分からない部分ですね。

 まあ、第二部でこの辺りの仕組みもある程度語られそうな感じはありますががが。


 取り合えず『紅閻魔』は好きです(唐突)

『でち』とかそういう語尾に弱いでち。


 でも、『呼符』で来たのでセーフ。

 確か『呼符』で当てたのは二度目だった気がします。


 その倍以上は爆死してるのでまったく元は取れてませんが(汗)

 すり抜けはやめれ。


 でちでち、またそのうち。


<でちでち>

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