小生小説講座『テクニック』
お腹痛いので休んでますた小生です。
小学生の言い訳みたいですが、マジです(笑)
一晩中吐いてると『人生って何だろう?』と哲学的になります。
『死んだら楽になれるのに』と欝状態にカクヘン。
たいていは次の日に病院で点滴をぶち込んで忘れますががが。
人間なんてそんなもんです。年に二回はそんな状態になるので慣れました。
なので小生は『牡蠣』とかは食べません。
以前、『某飲料』を飲んだら一晩中吐いたので飲まなくなりました。
もうね。
胃液すら出ないのに吐いてるのが一番辛いよね。
『吐くものすら無いのに吐き気がする』
という哲学的命題です。
まあ、今回の話とはまったく関係ありませんが(爆笑)
『M1はジャルジャルが一番面白かったです』で始まる今日のお話。
決勝のネタも面白かったけど、笑いの感覚は人それぞれなので別に。
『トム・ブラウン』も良かったです。
ああいう馬鹿げたことを笑いに変えるのもお笑いかなーと思います。
まあ、絶対に勝たないと思いましたけど(笑)
むしろ逆に点数が高くて驚きました。
そんな感じで本題の『テクニック』です。小説を書くためには『いろんな技術』があるというのは皆様方も理解しているかと思います。
『テクニック』はちょー大切です。
皆様方もそれを磨くためにいろいろと勉強していることでしょう。
だからこそ、大声で言いましょう。
せーの。
『テクニックなんてくそくらえ!』
はい、全否定です。
確かに『作者様の技量』というのは『作品の作り方』で分かります。
もし小生がコンテストの審査員ならば、作品に使われた『テクニック』もきちんと評価するでしょう。『M1』なんかもそうですが、あれはお笑いの技術も込みで審査されているため、一般人との間に評価のズレが起こったりするわけです。
逆に言えば一般人はその作品に使われた『テクニック』を評価することはあまりありません。どれだけ難しいことをやったとしても、それが『面白さ』に繋がらない限りは価値を見出さないわけです。
『テクニック』があるから『面白い』のではありません。
『面白い』からそこに『テクニック』が存在しているのです。
ほとんどの『技術・技巧・技法』は『面白さを生み出すため(伝えるため)の方法』に過ぎないのです。
『何か表現したいことがある』
そのために用いられるのが『テクニック』というわけです。
正確に言えば『先人たちが用いた要素を技術化したもの』ですね。
例えば昔は『ツンデレ』という『概念(テクニック)』は存在していませんでした。ただ『それ』があった。多くの製作者が『それ』を取り入れた。
そこで誰かが名前をつけて『ツンデレ』という『キャラクター創作法』が生まれたわけです。『壁ドン』なんかも同じような感じでしょう。
ただ読者に受けた。
それがいつの間にか『テクニック』として定着した。
ただ『テクニック』というのは『便利』ですが『万能』ではない。
使い方を間違えれば作品にとってマイナスになってしまう。
『テクニックを多用した作品が勢いと感性だけで書かれた作品に負ける』
というのは珍しくありません。
『テクニック』があれば作品は作れます。
でも、『テクニック』だけで物語を作ることは難しい。
不思議と。
経験を積めば積むほど、面白い作品が作れなくなることがあります。
それは『テクニック』に縛られ、『面白い』ということを忘れてしまうからです。
『このテクニックを使えば、受け手は必ず面白がるに決まってる』
そんなわけありません。
意気揚々と取り入れた要素が『すべる』なんて日常茶飯事です。
オタクに媚びようとして失敗するなんてよくあるよくある。
オマージュが批判されるなんてふつーですよ。
そもそも『プラス効果』だけを齎すような『テクニック』というのもあまり無いでしょう。『ツンデレ』だって『ツンデレ』が嫌いな人からすれば『マイナス効果』になりますから。
重要なのは『何をしたいのか』『何を表現したいのか』です。
『テクニック』の奥にある『要素』を理解して使用しなければなりません。
基本的に『テクニック』というのは複雑になればなるほど『受け手』にとっては負担になります。『必要ないなら使用しない』というのも面白い作品を作るためには必要なことです。
例えば『視点主』を増やせば増やすほど、物語は多角化し、それだけ表現できることは増えていきます。ですが、その分だけ読者の負担は増えます。感情移入して物語を楽しんでいると更に倍です。
そのため『物語製作の基礎』として『視点変更を多用しない』というのがあるわけです。まあ、作るほうも難しいという理由もありますががが。
もちろん『視点変更』することによって『物語が面白くなる』なら使いましょう。
ただ多用すると『マイナス効果』も蓄積していくことを忘れずに。
『本当にそのテクニックが必要ですか?』
シンプルにできる部分はシンプルに描く。
これも重要なことです。
まとめ。
『テクニックに使われるな』
『テクニックを使え』
二行でまとめられることを延々と説明するのだからあれですな(汗)
新人賞などで大賞を受賞するのは『上手い作品』ですが、上手い作品が一般人にとっては面白い作品になるかは分からないというのが難しいところです。
上手い作品というのは複雑な作品ということも多いので、プロには受けて一般人には受けないというのもあります。プロは『新しいチャレンジ』を高く評価することもありますし。
大賞よりも特別賞の方が売れたりするというのも珍しくありません。
尖ってる作品の方が売れたりするんですよねー。
もっとも『わざと尖らせる』というのもテクニックの一つです。『分からないでやっている』より『分かった上でやっている』方が技術としては上です。
まあ、最低限の『基礎』は学びましょう。
いや、まあ、その『基礎』すらてけとーな小生が言うことじゃありませんががが。
『、』の使い方すらよく分かってねーですから。
なんと、なく、つか、って、ます。
小生は自分の為だけなので問題ありませんけど(逃)
お腹が痛くなってきたので終わり。
<文化とは技術でもある>
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます