『Fate/EXTRA Last Encore』 8話 感想(ネタバレ)

 ぷすぷす。

 ぷすぷす。


 小生の頭脳は停止しました。

 またのご来店をお待ちしております。


 という状況です。

 情報量が多過ぎて見ながら脳が停止してしまいました(汗)


 もっと分かり易く書くこともできるけどそれをやらない。

 近作は良い部分と悪い部分がはっきりと分かれています。

 ネット上では賛否両論のようですが、そうなるように作られた作品です。


 ただ受け取るだけでは楽しめない作品。

 どう受け取るかというのが必要な作品。


 いわゆる『奈須きのこ節』が楽しめるかというのも重要ですね。

 本作は『Fate』シリーズですが、方向性としては『DDD』が一番近いかな。


 今回のような『天才語り』を楽しめるのか楽しめないのかという部分でもあります。小生はめっちゃ面白いですけどね(笑顔)


『奈須きのこ』氏の『書きたいもの』が小生の『見たいもの』であることが多いからです。アニメという媒体でやりたいことをやってるなーと思います。


『信者』なんて呼ばれてますけど、それだけのことなんですヨ。

 四階層をカットした理由も十分に理解できますし。

 アニメという制約が多い中での選択肢としては良い手法だと思います。


 リンは公式で『デミ・サーヴァント』であることが確定。

 主人公たちにはカットした四階層部分で説明していると推測。


 リンに関しては彼女の目的も含め、そろそろ明かされることでしょう。今回助けに入った謎の巨人も含めて、主人公を援護している何かがあるようですな。


 さて、今回の話でもっとも重要なのは主人公の存在です。

 自分の頭を整理するためにも、少しまとめてみましょう。

 

 主人公(今)=岸浪ハクノ(女)を基にしたデッドフェイス。他の敗者も混入。


 赤セイバーの元マスター=少女


 少女=最初の少女=今回の最後に出てきた少女=岸浪ハクノ(女)


 というのが今回の話で想像できる構図です。確定ではありませんが。

 赤セイバーが『岸浪ハクノ』の名前を褒めた辺りも伏線ですね。


 ただこの場合『なぜ主人公が男性なのか?』という部分が疑問になります。

 岸浪ハクノを基にしたならば、彼女と同じ姿形になるはずでは?


 うーむ、この部分に関しても複数解釈ができるので現段階では不明。

 言ってしまえば『無』か『有』かという部分になります。


 あと今回主人公たちが負けたのは、彼らが主人公たちにとっての『敵』だからです。今までは主人公たちを狙った敵ではなく、結果的に主人公たちと戦うことになった『対戦相手』に過ぎません。


 ですが、『ユリウス』は『岸浪ハクノ』に対しての殺意を持って相対します。それが何に向けられたものであるかは分かりませんが、少なくとも彼には主人公を殺す理由がある。


 それなのに主人公は己を見失います。

 三階層で希望を持ったことにより憎しみだけで戦うことができなくなりました。


 ここで問われるのは彼が彼であるという証。

 自分を殺したいという『敵』を退けるだけの覚悟。


 この五階層で主人公は本当の意味で『聖杯戦争』に参加するための資格が問われます。その結果がどうなるのかというのは次のお話。

 

<考察に続く>

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