FGO『伝承地底世界アガルタ』 感想(ネタバレ)
裏話があると思ったら無かったので、書くことにしました。
なんでやねん。
いつも通りネタバレですので、ご注意ください。
ではどぞ。
――――
かつて絶対的な『王』がいた。『王』は『法』よりも上位の存在であり、『王の在り方』こそが『国』そのものだった。
だが、時の流れと共に『王の権威』は失われ、『法』こそが『国』そのものとなった。人の生き方が『法』によって定められ、『善悪』すら人の手から離れていった。
国の形。
人の在り方。
多くの人間は自分を『常識』的な人間だと思っている。
だが、国が変われば、時代が変われば、人の持つ『価値観』など容易く変わる。
自分の信じている『価値観』が『良い価値観』である。
と、人は信じたい。
『過去の人類はなんて野蛮だったのだろう!』
『我々はより優れた人類といえるだろう!』
だが、『人類の叡智』が脈々と受け継がれてきたのと同時に、『人類の悪意』も脈々と受け継がれている。それは『過去の歴史の過ち』ではなく、『人間が人間に向ける悪意』である。
『差別』はどこにでもあり、『暴力』は未だに健在。
人を道具のように『支配』し、『無知』ゆえに容易く暴走する。
かつての『蛮行』は形を変え、何度でも人類の前に姿を現す。
『人間が人間を虐げる』という『人類悪』はけっして無くならない。
おそらく未来の誰かは、今生きている我々を『野蛮な人類だった』と嘲笑うだろう。だが、『人間の本質』というものはそこまで変化しないはずである。
ただ人に植え付けられる『価値観』が変化するだけで。
未来でも人は人を虐げるだろう。
永遠に続く呪いのように。
――――
終わり。
全ての内容を入れようとして失敗してしまいました(汗)
上の文章は『王』と『価値観』という物語のテーマの一部分だけですネ。
他にも『サーヴァントの宿命』というテーマがあるのですが、文章がぶれるのでカット。
物語の展開としては盛り上がりに欠けるものがありましたが、物語のテーマとしては実に『Fate』らしいシナリオだったと思います。
『FGO』版の『Fate(王の物語)』と『Unlimited Blade Works(サーヴァントの物語)』という感じでもあります。『簡易版』ですが。
まあ、ガチャを回したいと思うほどではありませんけど(汗)
前回の方がガチャを回したかったですネ。
物語としてはもっと『乱戦』っぽくなっていた方面白かったと思います。
テーマ的には一つ一つやっていった方が分かり易いんですけどネ。
さてさて、『復刻イベント』もそろそろ終わりでしょう。
『復刻イベント』はあまり課金していないので、何とか余力を取り戻せました(笑)
でも、『英霊剣豪七番勝負』と『水着イベント(新規)』で小生は死ぬことでしょう。なむあみだぶつ。これがほんとの『生前葬』というやつです(違)
<ちーん>
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