漫画感想文『ドラゴンクエストへの道』(ネタバレ)
音楽(各自の脳内再生)
祝『ドラクエ11』発売記念。
コミック版『ドラゴンクエストへの道』の感想です。
たぶん今は手に入らない漫画なので、小生ルールだとここで感想を書きたくはないのですが、お祝いということで。
簡単に説明すると『ドラゴンクエスト』の誕生秘話を描いた漫画です。
如何にして『家庭用RPG』が日本に広まったのか、という物語でもあります。
誰も歩いたことの無い荒野を行くように、一つ一つ自分で進むべき道を見つけなくてはならないという『新しい道を作ることの困難さ』が良く分かる漫画だと思います。
この時代には『ゲームの容量』という制限も多く、当時のゲーム製作者は様々な工夫をしながら、規定の容量にゲームの中身を収めなければならなかったという事情もあるんですよね。
しかも今と違って『RPG』というジャンルを理解している子供も少なく、『初心者のためのRPG』という分かり易さも両立しなければなりませんでした。
たぶん今よりも『制約』が多い中で、製作者が面白いゲームを作ろうとした努力した結果、見事に誕生したのが『ドラゴンクエスト』という人々を熱狂させるようなゲームだったわけです。
この漫画を読むことによって、当時の人々にとって『ドラゴンクエストというゲームがどれだけ凄かったのか』というのを、それを知らない人々にも少しは理解できるかもしれません。『初めてのRPG』だったというプレイヤーも多かったでしょう。
そういう幾つもの『転換期』を経て、『家庭用ゲーム』というのはここまで大きくなったわけです。まあ、『家庭用ゲームがこれからどうなっていくのか』というのは小生には分からないことです。
ですが、この漫画の製作者のように『プレイヤーを楽しませようと考える人々』がいる限り、その歴史はどこかで繋がっていくのでしょう。
それは『フリーゲーム』かもしれません。
それは『スマホゲー』かもしれません。
形は変えても、きっと歴史は続いていくのでしょう。
お互いが『楽しむ』ということを忘れない限り。
これは過去の物語です。
古臭い現実かもしれません。
でも、形を変えながら今も続いている御伽噺です。
『ドラゴンクエスト』というゲームは、それだけ多くの人々の『心』に残りました。
小生もその一人でございます(ぺこり)
……いや、『ドラクエ11』は買ってませんけどね(汗)
『ガンダムバーサス』の傷跡が(大汗)
『ドラクエ8』のリメイク版を買おうかなーと思ってます。
プレイしたことありませんし。
『ドラクエ9』はちょー面白かったです。
こちらも新要素を入れてリメイクして欲しいですネ。
<おめでとうございます>
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