五月の五月雨斬り
やる気はどんな気?
五月に近づくに連れてやる気が失われる今日この頃、たぶん去年も似たような状況だったので、毎年そんな感じということに気付きました。
そのうえ四月中に書こうとしていたこの文章も五月になりました(汗)
四月は『ゴジラ』のことばかり考えていたわけです。ぷーくすくす。
というわけで『モチベーション』のお話。
まあ、実際の意味は知らないのでたぶん『やる気』という意味でしょう。
WEB小説家に必要なモノの一つが『やる気』です。
ですが、WEB小説家が最初に失い易いのも、この『やる気』です。
基本的にWEB小説というのは、連載が続けば続くほど、読者が増えれば増えるほど、それに比例するように否定的な感想が増えていきます。中には人気作というだけで、否定されるようなこともあります。
そのため、人気作になったがゆえに、連載を止めてしまう作者様もいます。
作品どころか作者様を攻撃するような読者もいますし、そんなことを言われるぐらいなら止めるという方もけっこういます。
作者攻撃までいかなくとも、一人の読者が作品をちょー貶すだけで、作者様が『やる気』を失うこともあります。他の読者が絶賛していても、たった一つの『悪意(敵意)』が作品を殺してしまうことがあるのです
それに対応するためにも、作者様に知っておいて欲しいことは『どんな作品でも否定的な意見はある』という現実です。それは『売れっ子のプロ作品』でも同じであるということを覚えておきましょう。
むしろ『売れる作品』ほど否定されます。『売れる作品』の多くは『無難な作品』では無いからです。
『売れている(面白い)作品』=『完璧な作品』ではないため、欠点を見つけようと思えばわりと簡単に見つかります。それを利用して作品を否定することも難しくはありません。小生程度の読者でもできます。
そのため『作品に欠点がある』=『面白くない作品』という構図は成り立ちません。むしろ『売れ易い作品』ほど『長所』と『短所』が分かり易い傾向があります。
というわけで、まず否定的な意見があった場合は、感情的にならずに『冷静』になりましょう。相手の意見に『感情的』な部分があった場合、その部分は無視しても構わないと思います。『道徳的意見』はまた別問題となりますので、ご注意を。
否定的な意見から『感情』を排除して、『客観的』な部分を抽出する。
そして、その『客観的な意見』に対して、役に立つと思えば取り入れ、役に立たないと思えば切り捨てる。
全ての読者を楽しませることは不可能です。
そのため、切り捨てる読者は切り捨てなければなりません。
『傷つける』というのとはまた意味が違うので、これもご注意を。
『作者が読者を選ぶ』というほどのことではありませんが、『作者が作品の方向性を決める』ということですね。その結果として離れてしまう読者がいることは仕方がありません。
読者というのはわりと流動的です。
一つの作品を最後まで読まないことは珍しくありませんし、面白かった作品が面白くなくなることもわりとあります。一度離れた作品にまた出会うこともあります。いろいろです。
多くの読者から『好意的な感想』が欲しいという気持ちは理解できますが、WEB小説として投稿する以上、絶対に『否定的な意見』はあるということを忘れないようにしましょう。
そうすれば、いざというときにその意見と向き合うだけの『心の余裕』が保てるかもしれません。できれば事前にどんな『否定的な意見』が来るのか、ということも予想してみるといいでしょう。
自分の作品の欠点(短所)を把握することも重要ですよ。
そして、欠点と分かっていても、それを直さないという決断が必要なこともあります。物語の構造とはそう単純ではないのです。
『長所』と『短所』が同じであるというのはよくある話です。それを『長所』と見るか、『短所』と見るか、というのは読者次第ということも多いです。『短所』を直した結果、別の『短所』が生まれることもよくある話です。
『物語というのは賛否両論あって当たり前』
ということを覚えておきましょう。
『非難されて一人前』という言葉もありますので、『その非難が的確なのか判断できて一人前』という風に書いておきましょうか。
さて、ここまで書いてたぶん前にも同じような話を書きましたね(爆)
まあ、今これを読んでいる方が前の文章を読んでいないということもありますので、セーフということで。
カクヨムの場合は、わざと非難され難い環境を整えているようです。これからもそっちの方面に発展していくことでしょう。トラブルを出来るだけ未然に防ぐ方向性ですネー。
WEB小説家は本当にいろんなトラブルで引退しますので、読者としては残念無念なことも多いのですよー。更新を待っている作品の最長は何年でしょうね(汗)
では、FGOさんで忙しいのでさいなりー。
<がちゃがちゃがちゃ>
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます