おにぎりスタッバーのCMと宣伝のお話

 録画したアニメを見ていたら『おにぎりスタッバー』のCMが流れてきて、売れてるんだっけーと思ったら、面白かったです。


 いや、本編じゃなくてCMですけど(汗)

 本編は最初のずらーとした文章を読むだけで、気力と体力が失われ、未だに読めていないわけです。WEBの感想では『舞城 王太郎』氏に近いという感想があるので、読んで見たいのですが、文章が上滑りして読めていないという現状。


 でも、CMはとても良かったです。

 第一回カクヨム大賞CMよりずっと目立ちますね。

 最後の『続く』ってところも好きだなー。


 物語のCMというのは、少しぐらい突き抜けている方がいいですね。どういう物語なのか伝わらなくとも、興味を持ってもらえれば成功。後はネットで幾らでも調べられる時代ですし。


 実際『おにぎりスタッバー』の『CM』を見ても、どんな物語かさっぱり分かりません。でも、興味は湧く。後はネットで名前をぽちっとな。無数の情報から自分の好きなものを拾ってくればいい。


 現代の『CM』はネットで検索させれば成功なんでしょうかね。

 そもそも『小説』というのは漫画以上に宣伝の場が少ない。

 

 小説の多くは書き下ろしという形ですので、突然読者に内容を突きつけることになります。販売する前に宣伝する場所が少ないわけです。発売日が知られていないということもよくあるよくある。


 この点、漫画の多くは連載という長期的視野で宣伝が行なわれ、単行本が出る前に話題作となっていることも珍しくありません。


 ただこの『漫画の連載』というのは、現在の『WEB小説の連載』というのと近いものがあり、書き下ろし小説とは違い、WEB小説には宣伝の場所があるとも考えられます。


 WEB小説が今後、出版形式の主流になるとすれば、この宣伝効果を見込んでのことでしょう。もしかすると、プロの方々ですらWEB小説として人気が出ないと、書籍化できないという時代が来るかもしれませんね。ほらー。でぃすとぴあ。


 まあ、小説には『アニメ化』や『ドラマ化』という超宣伝方法があるので、そこまでWEB小説頼りにはならない気がしますけど。ライトノベルの『アニメ化』は宣伝効果として、ちょーですね。ちょーげー。


 やはり『アニメ化』や『ドラマ化』が小説の宣伝としては最強なんですよねー。CMという形式自体が、あまり物語の宣伝には向いていなひと思います。


 まあ、CMに短編アニメを製作するという手法はあります。金がかかるのでやらないと思いますが。漫画ですけど、『少年サンデー』はやってましたね。『FGO』もゲームですけど、作りましたね。


 その点、アニメ映画なんかは『自分の素材』を使うので、宣伝し易いですね、ヒットした後に『君の名は。』とか『この世界の片隅に』のCMを何度見たことか。あれで更に視聴者を増やしたんだと思いますよー。


 小説のCMとして『おにぎりスタッバー』はかなり良かったんじゃないかなーと思います。イラストも十分に活用した宣伝効果の高めなCMかと。


 あくまでも個人的な意見ですがねー。

 まだ内容を読んでいないからこそ、CMの評価は客観視できているのではないかと思われますが、うーんどうでしょう。

 

 終わり。


<BOSSのCMが好きです>

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