題名と表紙とあらすじと(或いはチェックの日々)

 3月10日です。

 電撃文庫さんの公式発売日です。


 小生はいつも通り、公式サイトをチェックします。

 まずは『続き物』をチェック。


『ガンゲイル・オンラインVI』発見。

『購入予定リスト』更新。


 次に新規作品チェック。

 題名判定。

 表紙判定。

 あらすじ判定。


 気になった作品の作者調査。

 以前読んで面白かった作品があるかチェック。

『購入予定リスト』更新。


 本屋へゴー。

 実物発見。


 カラーイラストチェック(最初の奴)

 章タイトルチェック(軽く)

 序文読み読み。

 後書き読み読み(ネタバレしない奴)


『購入リスト更新』

 財布の中身チェック。

 本屋をぐるりと一周しながら他の本をチェック。


 もう一度よく考えてから、本を手に取る。

 レジへゴー。


 という流れで購入したのが、『ガンゲイル・オンラインVI』と『スーパーロボット大戦OG 2 BAD BEAT BUNKER (略)』です。他の作品はどこかの段階で『購入リスト』から消えてしましました。『スパロボOG』は偶然発見。いつも発売日が分からない作品なのです(汗)

 

 こんな感じで毎月のように大量に本が出版されるわけですが、その中で小生が購入する本は僅かです。

  

 ほとんどの作品を『題名と表紙とあらすじ』の部分で判断しています。この三つの組み合わせで、作品の雰囲気というものが読者に伝わるからです。後は自分がそういう作品を読みたいのか、という問題になります。


 最後まで読まないと分からない、という表現はよく使われますが、全ての作品を読者が最後まで読むわけがなく、たいていは早い段階で何かしらの方法を用いて判断しているわけですね。読んだ方の感想なんかも参考にしたりしなかったりします。


 その判断材料として使われ易いのが、『題名と表紙とあらすじ』なのでふ。WEB小説の場合はプラス『タグ』も入りますね。


 中身は読まないと分かりませんが、外見(雰囲気)は読まなくとも察することができたりします。読者歴が長い読者様ほど、この手の小技が鍛えられているかと。


 後、序章なんかもちょー重要ですね。

 そこを読んだだけでも、『自分に合う文章なのか』判明することが多々あります。一人称なんかですと、『その主人公が自分と合うのか』ということまで判断できる場合もあったりします。


 イラストも重要ですけど、カクヨムではあまり関係ないのでカット。

 しかも個人個人の好みが大きい部分でもありますし。


 ちなみにカクヨムの場合は『表紙』というものがありませんので、作品の『目次の見せ方』や『キャッチコピー』と言い換えてもいいかもしれません。同じシリーズで統括するのか、分割するのか、などいろんなやり方がありますので、他の作品を参考にするもよろし。

 

 さて、今回の話の結論は


『ほとんどの作品は読まれない』


 ということだと、小生は考えます。

 読まれないというよりは、『読まれる段階まで行かない』というべきでしょうかね。商業作品ですと、


 発売されることすら知られていない。

 発売が知られても、眼に留まらない。

 眼に留まっても、手に取ってもらえない。

 手に取ってもらっても、購入してくれない。

 

 というように読まれるまでの幾つもの壁があるわけです。

 作品によってこの壁の数が違いますが、『電撃文庫』さんの場合、小生は発売日を毎月チェックしているので、最初の段階は無条件でクリアーされることが多いです。作者様が有名だと、始めから壁が無いこともあるでしょう。


 発売日があまり決まっていなかったり、告知があまりされない作品ですと、発売日から数ヵ月後に(発売していることを)知った、ということもけっこうありますね。


 小説と言うのは発売日付近に気付かないと、そのままズルズルと知らないままのことが多い気がします。文庫版になってから気付いたり、とか。よくあるある。


 というわけで重要なのは『知って貰う』『見て貰う』『読んで貰う』という三要素で、そのために物語の外見(最初に触れる部分)も強化する必要性があるんじゃないかなーと思います。


 題名は作品そのものに関係したりもしますし、WEB小説の場合は、商業作品よりあらすじの重要性が高いと思われます。タグも『適切かつ需要が高いもの』を選ぶ。

 そして、これは言うまでもありませんが、外見だけではなく中身もちょー重要テステス。掴みだけ良くても駄目駄目ですよー。


 どうすればいいか、という答えは難しいですが、一度立ち止まって考えてみるのもよろしかろーと。


『小生とカクヨム』なんて題名は五秒ぐらいで考えましたけど(汗)

 キャッチコピーは十秒ぐらいだったかな(笑)

 あらすじは最初からこれだったか忘れました。


 まあ、小生の場合は読まれる気がまったく無かったので、参考にしてはいけません。まあ、真剣にやればいいってもんでもありませんけど。きびしー。


<見出しは多少考えております>

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