三月のがおーさん
第2回カクヨムコンテスト 中間発表
というわけで、中間発表でーす。
受かった方はおめでとうございます(ぺこり)
次の審査が待っていますが、それでも作者様の作品を面白いと思った誰かがいたということです。素直に喜び、少しは自信を付けましょう。
通過できなかった作者様は『なぜ通過できなかったのか?』ということを考えると次に繋がりますよ。
主な原因は
『そもそも作品が読まれていない』
『作品は読まれているが、数話で切られる』
『最後まで読まれているが、良い評価が少ない』
というようなことが考えられます。
ある程度評価されているのに通過できなかったという作者様は、通過した作品の中で自分の作品と傾向が似ている作品を探し、『何が違うのか』ということを比べてみるのもいいかもしれません。
小説と言うのは書く前の準備段階がかなり重要であり、そこをしっかりと準備しないと幾ら良い文章で書き上げても、良い評価を得ることが難しくなります。
『自分の作品に無くて、他の作品にあるもの』
それを把握することもけっこう重要だったりしますので、作品の質を上げたい方は貪欲でなくてはならないのですよー。もちろん丸パクリは駄目でござるよ(笑)
そして、『2690作品』中の『275作品』が通過しました。
何とこれは前回の『5788作品』中の『185作品』よりも多いのです。
アイエエエ! ナンデーナンデー。
減ってるのに増えてるマジック。
可能性として考えられるのは、それだけ有望な作品が多かった説。
もしくは前回よりも受賞(出版)する作品を多くするという説。
カクヨムの動きが活発化しているので、ここら辺で攻勢に出るのかもしれません。
一ヶ月辺りの書籍化数も増えてますしねー。
まあ、『大賞予想』は不可能ということが判明しましたので一安心(笑)
前回でも限界だったのに、増えたら物理的に無理ですね。
たぶん読んだことがない作品が多いと思いますし。
通過作品をぱらぱらと眺めていると、読んでみたいなーと思う作品がちらほら。
この中から大賞作品が出ると思うと、なんだか面白いですね。
中には前回の通過作もあったりと、WEB小説コンテストらしい感じです。
ふつーなら一度落ちた作品より新しい作品を書けと言われるのですが、その辺りの制約が緩いのもWEB小説コンテストの特徴でしょう。長く連載を続けることによって書籍化の道が開かれることもありますよー。
ってか、通過作品の中に『新木伸』氏の作品があってビビる。
同じ作者様の『竜王の船』が小生は好きなのですが、今の流行だとあまり評価されないかもしれませんね。続きが読みたいのですが、書籍化しない限りはたぶん書かないでしょう。プロの方はその辺はシビアでしょうし。もっと人気でろでろー。
さて、小生の感想はまったくコンテストと関係ないので、お気楽に読んでみますかね。最終選考の結果発表は『2017年5月頃』というお話なので、それまでに読んでもいいし、結果が出た後に読んでもいいし、WEB読者というのは基本的に自由な生き物なのです。
楽なのは結果が出た後に、その作品を読むことですが、作者様も読者様もその前に結果を予想するのも面白いし、勉強になりますよ。
『なぜその作品が選ばれたのか』
『なぜその作品が選ばれなかったのか』
ということを考えるのも、小説を書くための準備の一つです。
もう少し上級になると、
『なぜその作品が売れたのか』
『なぜその作品が売れなかったのか』
ということまで考えられるようになります。
まあ、ここまで考えなければならないのはプロの方なので、普通の場合は、
『なぜその作品が面白い(と感じる)のか』
『なぜその作品が面白くない(と感じる)のか』
という段階でいいんじゃないでしょうかね。
こういう言い方をすると怒られるかもしれませんが、作者様としては上手い人の作品を読むのも重要ですが、下手(未熟)な方の作品を読むのもまた重要だったりします。
『上手いということは下手じゃない』ということであり、『下手ということは上手くない』ということなのです。そうやって自分の中の良い悪いを見極めることによって、自分の理想とする小説の形が見えてくる、といいなー(笑)
いやいや、小生は読者なんでそこまでは考えないんですよ。
この話も読者として自分の好みを理解する過程の応用ですし。
ただ漫画やアニメと違い、小説は簡単に誰でも書けると思っている作者様もいるかもしれませんが、それは違うのです。
小説には小説の奥深さがある。
それが『何なのか』ということを作者様は理解しなくてはならないのです。
漫画でもなく、アニメでもなく、小説を選んだのならば、ね。
小生も読者としてその答えを持っているのですから。
とカッコつけたところで、後半部分がコンテストの話と違うという事実に驚く。
カットして分割しようと思ったけど、めんどうだからいいや(笑)
まあ、そんな感じで一つの結果が出たわけですが、明暗どちら側の作者様でも次の戦いはすでに始まっているわけですな。WEB小説の世界に休息はなく、プロの方々と同じように過酷な世界なのです。
カクヨムではまだあまり重要視されていませんが、WEB小説には日々の積み重ねが重要なのです。それこそ数年かけて作品を完結させるぐらいの根気が必要となる場合もあります。『小生とカクヨム』ですら後少しで一年という信じたくない事実があるぐらいですからね、ええ(乾いた笑)
ですが、最近はちょっとその流れも変わり始めていて、出版社によるWEB小説の青田買いが横行し始めたという理由もあり、このままではちょっと危険かもしれないと小生は考え始めています。
というところで、今日は終わり。
いや、話し始めると終わらんさ。
また機会があればこの辺りの話も何れ。
<何で長くなるんでしょ?>
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