漫画原作小説コンテスト その三


 久しぶりのレビューを頂きました。

 小生ですら何を書いているのか分からなくなってきた駄文に、きちんとしたレビューを書く読者様がいるのですから、素直に感心してしまいます。

 小生がこの作品にレビューを書くとしたら『摩訶不思議』でしょう(汗)


 レビューの方に『蟻地獄』という言葉があったので、これまた久しぶりに『シムアント』という怪ゲームのことを思い出しました。


『蟻』が主人公のゲームで、自分の巣を発展させるというゲームです。

 簡単に言うと『シムシティ』の蟻版です。

 いろいろ違いますが、そうなのです。

 何か知らんけどちょー面白かったので、3DS辺りで続編が出て欲しいですね。

 でも、今回の話とは関係ないので、まったく掘り下げません。

 

 でわでわ、今回は『漫画原作小説コンテスト その三』です。

 漫画原作小説って何か言い難いですね。

 原作小説コンテスト(漫画)の方が良くないですか?

 どうでもいいですね、はい。


 さて、ここまで書きましたが、この後何を書こうとしたか忘れました(爆死)

 プロットって大事だね。

 メモすら取ってないので、思い出すまで待ちましょう。

 

 えーと、前回は『表現媒体が違うならば、作品の表現方法は変わる』という話だったような気もします。違うような気もします。てけとーです。


 そう言えば、前回のお話で『二次元創作物の実写化』という例を忘れてましたが、この辺りはややこしいのでカットです。

 

 そもそも小説を読んで絵が無かった場合、読者は登場人物を二次元的キャラクター(漫画・アニメ)として想像するのか、三次元的人物(実写・実存)として想像するのか、という話にもなるので。

 

 まあ、最近では表紙に二次元的キャラクターを使う一般小説(お仕事小説など)も多くなってきたので、昔はある程度区切りがあった境目もややこしいのです。


 ので、この話は終わり。

 お、ちょっと思い出してきたぞ。

 たぶん、それぞれの『それぞれの情報量と制約』のお話だった気がします。


 いや、違うかな。

 まあいいや、それで行きましょう(てけとー)


 と思って書いたのですが、どうも違う話になったので、カットしました。

 カットカット。


 このように読者様が読んでいるのは駄文の一部であり、その裏で幾つもの駄文が眠っているわけです。特に垢BANになりそうなものは、封印されてるわけですね。


 えーと、では無難に『小説から漫画への変換過程のロス(損失)』というお話にしましょうね。無難が一番でございます。



 さてさて、小説が漫画になります。

 文章が絵になるわけです。


 ですが、その全てが完全に移植されることは稀であり、そのほとんどがどこかの部分をカットするわけです。個人的な感覚としては、一番カットされ易いのは登場人物のセリフではないかと思っています。

  

 漫画には絵と文字のバランスというものがあり、あまり長いセリフというのは好まれません。漫画には書き込める文章量に限界があるからです。

 もちろんその辺りを上手く見せるのが漫画家の力量でもありますが、それでも原文のままというのはなかなか難しいようです。


 他にも登場人物の心情を細かく書いた文章などは、漫画ではちょっとした表情や仕草などに纏められることも多いように感じられます。心の声を書かずに、表情と雰囲気だけで読者に伝えようとするとか。

 

 小説から漫画になる過程で、表現をカットしたり変化させることはけっして悪いことではありません。ですが、原文から表現が遠くなればなるほど、小説と漫画を読んだときの感想が離れていく可能性が高くなるのです。


 うーん、これはあくまでも個人的感想ですが、小説が漫画になる場合、劣化移植になることが多いような気がしますね。

 あれとか、あれとか、ちょっと原作の人気に頼った漫画化なのかなーという印象の作品がちらほら。怒られるので名前は言いません(汗)


 まあ、原作の人気に頼った漫画化も否定はしませんけど。

 漫画で読めるだけで嬉しいというファンもいますし。


 ですが、せっかく漫画化するならば、小説とはまた別の魅力がある作品にして欲しいというのが個人的要望です。小説の面白さを超えろ、という意味ではありません。

 漫画の武器を利用して、小説の魅力の別の面を捉えたり、小説の面白さの一部を強調したりして欲しい、とう意味です。もちろんこれも難しいことですがねー。


 というような理由もあり、小生は小説の漫画版はあまり読みません。

 アニメの漫画版は読みます。

 小説と漫画のアニメ版も見ます。

 でも、小説の漫画版だけはあまり手を出さないのです。

 

 なんでじゃろ?

 過去に何度も失敗したからじゃろか?


 ちなみに一人称小説(主人公視点)は、アクの強い地の文などを漫画では表現することが難しいため、あまり漫画化には向いていないと思われます。

 ので、そのアクの強い一人称小説が流行っているWEB小説は、あまり漫画化に向いていないと、個人的には思います。あくまでも個人的な考えですがねー。


 いやはや、何か漫画原作小説コンテストに参加している人に不安を与えるような駄文ですね。なので、ちょっとフォローをしましょう。 

 最近読んだ原作者付き漫画で面白かった作品を紹介します。

 原作付き漫画ではないので、ご注意ください。


 原作『舞城 王太郎』氏・作画『大暮 維人』氏による

 漫画『バイオーグ・トリニティ』でございます。


『舞城 王太郎』氏の難解で独特な世界観(文章)と『大暮 維人』氏の素晴らしい絵が融合して、一言では言えないような漫画となっております。

 世間的にはあまり評価されていないかもしれない作品ですが、両作者様のファンである小生の為にある漫画と言ってもいいでしょう(駄目)

 ポエムのような文章が何とも言えぬ脳汁どばー。

 

 このように二人の力が合わさって素晴らしい作品が出来る場合もあります。

 うーん、フォローのつもりで紹介した作品が『バイオーグ・トリニティ』だと、余計に不安になるような気がしないでもないですが、まあいいや。


 どうせ、漫画原作小説コンテストの参加者はこの駄文を読んでないでしょう。

 読んでないと思います(断定)

 読んでないといいですね(推測)

 読んでませんよーに(希望)


 では、この話は次回でラスト。

 まあ、次はおまけみたいなお話の予定です。

 

<次からメモを取ることにしようかな?>

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