消費者
ちょっと久しぶりの小生です。
あえて言おう『サボっていた』と。
『オーバーウォッチ』面白いです。
でも、このゲームはPC版を基準に調整されていくらしいので、今後面白くなくなるかもしれません。小生はPS4ですので。
まあ、メーカーに切り捨てられたら止めて、続編は買わないだけなのでどうでもいいです。
小生は基本的に苦情など言いません。
小生はただ黙って立ち去るのみ。
そういうお客様を『サイレントクレーマー』というらしいです。
さて、読者にも二種類の読者がいます。
『雄弁な読者』と『語らぬ読者』です。
相変わらず名称はてけとーに考えていますのでご注意ください。
『雄弁な読者』とは感想を作者様に伝える読者です。
どこが面白かったのか。
どこが面白くなかったのか。
ここはこうした方がいいのではないか。
などなど、彼らは様々な言葉で作者様に意思を伝えてくれます。
参考になるモノもあれば、参考にならぬモノもあります。
プロの方でも、読者が先の展開を正解したために、急遽展開を変えたという話も聞いたことがあります。本当かは知りませんが(伝聞)
小生も『大賞予想』という企画では『雄弁な読者』でした。
ちょっと余計なことまで語り過ぎたと反省しております。
『自分にとってこうした方がもっと面白かった』という意見は、個人的な我侭ですので、作者様はあまり気にしないでください。
小生、何の責任も取れないのでございます。
まあ、何かしらの意見を言う読者は基本的に無責任です。
『てめーの言うとおりに直したらつまらなくなった』と文句を言っても無駄です。
作者様は自分の考える力を養うことをお薦めします。
自分なりの面白さを大切にしてくださいませませ。
それでそれで。
『語らぬ読者』というのは普通の読者です。
普通の読者はわざわざ作者様に感想を伝えるようなことはしません。
面白かったら読みます。
面白くなくなったら読みません。
その反応を把握することも難しいのです。
ですが、大勢の読者様はこちら側でしょう。
声無き無数の読み手。
作者様にとって心強い味方であり、同時に怖い敵でもあります。
いつの間にか集まって、気付いたらいなくなっている存在です。
なるべく多くの『語らぬ読者』を味方に付けることが、人気作を作るためのコツなのでしょうが、プロの方々ですら失敗することが当然のことですので、小生はその方法をちっとも知りません。
お、今思い付きました。
『語らぬ読者』をどうやって集めればいいのか分からないからこそ、WEBで人気のある作品を書籍化するんですよねー。
最近のドラマや映画事情と同じだと思います。
ヒットする作品を作るのではなく、ヒットしている作品を作る。
そうすれば一から危ない橋を渡るよりは安全策なわけですな。
価値観の多様化は、面白さという基準も見失わせているわけです。
なるほどなるほど。
最初書こうと思ったことからまったく違う話になっとります(爆)
えーと、結論。
『雄弁な読者』は貴重で分かり易い読者ですが、彼らの意見を鵜呑みにするのは危険でございます。あくまでも一読者の意見として、作者様ご自身が判断を下せる力量を身に付けましょう。
作者様からすれば『雄弁な読者』を優遇したくなる気持ちは分かります。
彼らの期待に答えたいという感情は当たり前のものかもしれません。
ですが、『語らぬ読者』がいることもお忘れなく。
『語らぬ読者』は正直です。彼らの多くが去って帰って来なくなった場合、その作品が面白くなくなったということでしょう。
改善策は不明でございます。それが分かればプロの作者様も苦労しないでしょう。
まあ、大勢の読者が楽しめる作品が良いという話でもありません。
自分がどんな作品を作りたいのか、もう一度考えてみるのもいいかもしれません。
わずかな読者様を楽しませる作品というのも、WEB作品ならば許される世界です。商業的には打ち切りですが、そんなの関係ねーでございます。
一つの物語に込められる文章は有限であり、全ての読者を満足させる作品などございません。その作品を面白いと思う読者がいれば、必ず面白くないと思う読者もいるはずです。
全ての読者を満足させようとして、己の作品を見失わないように注意しましょう。
たぶんこれ結論。書きながら考えました(汗)
最後に『WEB小説』が書籍化する理由。
人気がある作品の方がヒットする可能性が高いため。
おそらくリスクとリターンの問題でしょう。
低リスク高リターンが商売の基本ですか?
さてさて、いつも通り『てけとー』ですので、この駄文も鵜呑みにしないように。
文章を読み、自分で考え、判断を下す。
流される読書も楽しいですが、考える読書も楽しいですよ。
ではでは、明日は振り返る予定でぶ。
さよなら。
<面白さとは何でしょうね?>
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます