詩について

「あれ?詩については前もやらなかったっけ?」


「やったけど、前回はあれ、詩、全体の事についてだから」


「今回はプライベートな感じ?」


「そ、今回は自分の詩についての取り組みみたいなものをね」


「確かきっかけは他人の素人詩を読んでいて、暗いのばかりだからそれ以外の詩もいるだろうって奮起したんだったっけ?」


「そうそう」


「で、今は?」


「今は毎日二編詩を書いてるんだけど、流石にネタも尽きたので暗い詩も多く書いちゃってるよね。ネガティブ過ぎるのは書いてないけど」


「毎日二編……よく書けるねぇ。何でそうなったの?」


「最初はある投稿を目にしたのがきっかけなんだ……詩人を目指す人が詩人になるコツを聞いたって内容でその人は毎日詩を書くようにアドバイスされたんだって」


「それで、二編?」


「いや、二編になったのはその後で「木馬館」って詩の投稿サイトを利用させてもらっていた時にね。そこの制限が一日二編までだったんだ」


「それが理由なんだ……。呆れたと言うか何て言うか……」


「今利用させてもらっている「みんなのJP」はそう言う制限がないからもっと多投稿している人がいて気分が萎えちゃうんだよね。無制限だから仕方ないけど」


「でも普通多投稿している人って投稿に波があるんじゃない?毎日二編って結果的にその方が作品数は多くなりそうだけど」


「実際そうなんだよね。継続は力なり。ただし下手の横好きだよ」


「うんまぁ……馬鹿猫の詩を読んでもあんまり技巧は感じないかなぁ」


「才能の底が浅いからね。詩ってどうやったら上手くなるのか分からないよ。まぁ詩人を目指している訳でもないし、ただの趣味だからいいんだけどさ」


「他の創作物にも言えると思うけど、上手くなるには上手くなろうって意識が必要なんじゃないかな。つまり向上心」


「ただ言葉を埋める事だけしか意識してないんじゃダメだわなぁ」


「自虐はその辺にして、普段どんな感じで詩を書いているの?」


「普段は音楽を聴いてそのイメージを膨らませて詩を書いてるよ。無音だと詩は書けないなぁ」


「ほう、馬鹿猫はそう言うタイプなんだ」


「そう、私はそう言うタイプ。大抵書く時は頭の中が空っぽだからね。曲のイメージを頭の中に入れてイメージを膨らませないと」


「え?いきなり何のイメージもないのに詩を書けるの?」


「うん。そりゃたまに書きたいネタがある時もあるけど。ただね、そう言う書き方だから詩の内容がみんな似たり寄ったりなんだな」


「そりゃ毎日詩を書いていたら内容もダブルだろうね。今までどれほど書いてきたの?」


「正確には分からないけど、軽く5000編くらいは書いているんじゃないかな?」


「その数も日々2つずつ増えている、と」


「昔の詩を見ていると昔の方が出来が良いんだよね。発想が柔軟な気がする」


「人はそれを老化と呼ぶんだぜ」


「うわああああ~!」


 と言う訳で今回は自分と詩の関わりについてでした。

 詩はライフワークになっているので毎日飽きる事なく書いています。

 何故飽きないんだろう?落書きみたいなものだからかな?ほぼ日記ですよ。たまに愚痴っぽい詩を書いたりもしますし。


 で、創作の趣味あるあるなのかもですが私は頭空っぽの状態で、つまり詩を書こうと思って詩を書いてます。書きたいテーマがある!詩にしよう!じゃなくて。

 そんな時に役に立つのが好きな音楽達ですね。何のネタもないのにそうポンポンと詩は流石に書けないです。

 一番良く聴くのは新居昭乃で次はたまかな?イメージを膨らませてくれる人の作品がいいですね。詩はイメージさえ膨らめばいくらでも書けます!(※個人の感想です)


 そんなこんなで今までに軽く5000位は詩を書いてきたと思うんですけど、落書き感覚だから技術が一向に向上しません。詩はセンスだからセンス自体がないのでしょうね。書けばいいってものでもなかった。

 これも切磋琢磨する仲間がいたら違ったのかも。独りよがりで満足しちゃってるからなぁ……。


 たまに過去の詩を読み返すと今より昔の方がいい詩を書いていたような気がします。毎日詩を書いているからイメージ力が薄まっているのかも知れません。

 1日2篇書くこう言うスタイルになったのは5年くらい前からですからね。きっかけは変な意地からだったし。当時の投稿サイトの上限が一日2篇だったからそれに合わせたって言う……。


 こんな詩人間な私ですが、一時期全然詩が書けなくなった時期がありました。それは、東日本大震災です。あの震災があった時は流石に詩を書く気持ちにはなれなかったです。復帰に3ヶ月位かかりました。自粛ムードがそろそろ終わろうかと言うくらいの頃でしたね、確か。


 そんな訳で私の場合、詩を書くには平和が必要なのです。これからもホイホイと詩を書いていけるよう、ずっと平和でありますようにと願わずにはいられません。

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