木曜日のフルット
「これって、毎週2ページ連載されているやつだよね」
「そう、週刊少年チャンピオン」
「あ、ちょい調べたら別冊チャンピオンでも連載してるらしいよ」
「え、それは知らなかった……」
「馬鹿猫は前から読んでたの?」
「いや、チャンピオン自体は前から読んでたけど、知ったのはつい最近だよ」
「はぁぁん、立ち読みやな……」
「ぎくり」
「話を戻して、つまり馬鹿猫はこの漫画が好きだと」
「そ、そうそう、面白いんだよこの漫画」
「作者がそれ町の人だもんね」
「えへへ、実はそれ町読んだ事ないんだ」
「oh……」
「で、でも今日はフルットの話題だからいいじゃない!ねぇ?」
「じゃあフルットの魅力は?」
「世界観が好き!」
「お、おう……って言うかそれだけ?」
「フルットは半野良で飼い猫の生活も野良猫の生活も両方エンジョイしている所が良いな」
「よく縄張り争いしてるよね」
「後は人間パートもなかなか面白い。2ページしかないから展開がシンプルなんだよね。それでいてしっかり落ちがつく。サラッと読めていいよ」
「大爆笑!って訳でもないけどサラッと笑えたりほろっと来たりね」
「話は2ページで短い割にキャラが結構多くて賑やかだよね」
「フルットの身体に住んでいるノミまで主要キャラなのがいいなぁ」
「カラスとも仲がいいしね」
「人間パートもしっかり者の後輩やらアシスタント先の漫画の先生やらユニークな人が多いよね」
「主人公はぐーたらしているけど意外と生活力があるし、しっかりしている後輩にも欠点があったりと一筋縄じゃいかないところが良いよね」
「今、短時間アニメがブームになってるし5分アニメとかでアニメ化してくれないかなぁ」
「今後も連載が続けば期待は持てる気がする。それ町はアニメになったし!」
と、言う訳で今回紹介するのは木曜日のフルットです。
週刊少年チャンピオンの最後の方に2ページだけ載っている漫画です。
知らなかったけど、別冊少年チャンピオンでも連載しているらしいです。
私は2~3年位前にこの漫画の存在を知ったのですが、濃い漫画の並ぶチャンピオンでこの作品が最高の癒しになっています。この作品が一番最後に載っているのもそう言う計算なのかな?
フルットはジャンル的にはギャグなんですけど、くすって笑う系で心に優しいです。ギャグって言うかコメディかな?
2ページしかないのでサラッと読めるのも良いですね。
作品を簡単に紹介するとフルットと言うのは猫の名前です。完全な飼い猫じゃなくて半野良。だから野良の世界も飼い猫の世界も両方を楽しめるって寸法です。
野良の時は基本縄張り争いを、飼い猫の人の生活に振り回されています。
基本的にフルットはダメ猫なんですけど、負けても結構けろっとしてます。そこがまたいいんですよね。カラスに好かれるのも分かります。
また、人間側の主人公の鯨井早菜も基本的にはダメ人間なんですけど、意外と生活力があってその才能を活かして何とか生活しています。
個性豊かな人間や猫のキャラクターが毎週繰り広げるやり取りが楽しいんです。
チャンピオンを読む時は最後にこのフルットを読んで心をリセットする感じかな。
単行本も5巻まで出ていますので興味のある方は是非に。キャラも3等身で可愛いですよ。
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