境界のRINNE

「今回は境界のRINNEです」


「やっと追いついた。現在連載中の作品だ」


「執筆時だから。2016年5月時点だから」


「まぁでも後3年は続きそうだけどね」


「何その根拠」


「10年位は続くかなと……」


「サンデーでの高橋作品はいつもそのくらいは続くもんね。今のところ終わる気配もないし」


「でも境界のRINNEはシリアスストーリーじゃないから次の話で終わりって事になっても違和感はないからなぁ」


「いや、そんな簡単には終わらんでしょ」


「だね」


「アニメも放送中だし」


「時間の流れがサザエさん時空だから続けようと思ったらずっと続くよね。キャラもまだまだ増えているし、それぞれを絡ませればそれだけでも」


「りんねがタイトルではローマ字なんだけどこれにも何か理由があるのかな?」


「もしかしたらあるのかも?ない気もするけど」


「この作品の特徴は真宮桜のリアクションが薄いところだよね」


「幼い頃から霊が見えていたからそれが普通の光景になっているんだよ」


「それにしても受け入れすぎ。でもそこがいい」


「で、りんねはいつも彼女を呼ぶ時はフルネームで呼ぶんだよね。これも面白い」


「ただ力関係で言えばねぇ……ライバルであるはずの十文字がさほど強くないのが」


「基本聖灰をぶつけるだけだからねぇ……新技を開発するとかしてもうちょっと強くなって欲しい」


「聖灰が敵に効いた描写ってあったっけ?咳き込ませるくらいしか見た事ない気が」


「結局ギャグ要員だよね、十文字は」


「この作品、一応うす~いラブ要素はあるけど、そのどれもまだ成立する気配もないよね。多少意識するかなって言うくらい」


「相手が一方的に好きって言う描写はあるけどね。キャラが両想いになる展開があるとしたらそれは連載終了間際なんだろうね」


「最初、りんねが半死神だったのはりんねの母も人間だったからなのだろうと思ってたんだけど、母親も死神だった……人間だったのはおじいちゃんだけって事で薄くても人間の血が混じっていると言うだけでそこまで弱体化するのかと思ったりしたなぁ」


「今のりんねの母は転生して人間だけどね」


「そうそう、この作品での死神と人間の違いって何だろうとか思ったり」


「りんねのおじいちゃんが鯖に転生したみたいに異種族に転生するのは普通の事なんだろね」


「逆に人間から死神に転生するのもいるんだろうな、あの世界では」


「それどころか悪魔に転生するのもいそう。悪魔出てくるし」


「悪魔と言えばまだ魔狭人しかキャラが出ていないけど今後悪魔キャラも増えるかなぁ」


「それぞれにカップリングを用意する高橋作品だから女子悪魔は今後登場するかもね」


「とにかく、まだ絶賛連載中なので今後どう言う展開になるのか楽しみです」


「これからもっとキャラが増えてますます混沌とした話になりそう」


 と、言う訳で今回取り上げますは境界のRINNEです。

 高橋留美子漫画最新作。週刊少年サンデーにて現在(執筆時)絶賛連載中です。

 アニメも同じく絶賛放送中。出来が良いので皆さん見るよろし。

 

 RINNEは長らくアニメにならなかったので何故アニメにならないんだろうってずっと思ってました。サンデーCM劇場で動画になったの結構早かったからね。

 当時はCM劇場でアニメになった作品はみんなアニメになると言われてました。

 そのジンクスも國崎出雲の事情で崩れてしまいましたけど……(汗)。

 出雲の事情も、もしかしたらも時間を経てアニメになっちゃうかも……その可能性はあるかも、ね。


 それはそうとアニメRINNE、すごく出来がいいです。テンポもいいし声優もぴったりだし。キャラデザなんて原作より完成度が高い(個人の感想です)(汗)。


 この作品、アンチの人からは老害扱いされてますけど、今でも十分面白いと思います。ただ年齢からくる衰えなんでしょうね。絵が少し厳しい時があります。ずーっと漫画を描いて来たから目か腕の筋力かが衰えてきているのでしょう。仕方のない話ですよ。十分許容範囲内ですよ!


 大体、老害云々言う人はじゃあ秋本先生も切れって言わなきゃいおかしいですよ!こち亀にそんな否定的意見言う人なんて見た事ないですからね。ダブスタですよダブスタ!漫画が面白いから長く続くんです。長期連載には理由があるんですよ!


 そんな訳で話を戻しますけど、ついにりんねの母が出て来たりまだまだ作品世界は広がり続けています。時代を反映してか、りんねを愛する(?)男性キャラも出てきました。そんな常に新しく変わり続ける高橋作品の熱意の結晶の境界のRINNE、私はこれからも応援していきたいと思います。

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