手嶌葵

「おかに~さ~く~♪」


「ちょ、チョサッケンチョサッケン!」


「いやぁ、名曲ですよね、『虹』」


「ヤバい橋を渡らないでくださいよ。ヒヤヒヤしますよ」


「これが本当にヤバかったら削除されます」


「今しか読めないかも知れないので読めた君はラッキーだゾ!って、何を言わせるんですか!」


「そんな訳で今回取り上げますのは手嶌葵です」


「透明な歌声が特徴的な歌手の人ですね」


「ゲド戦記で知った人も多いんじゃないかな?」


「いきなりヒロイン抜擢ですもんねぇ。私は棒読みはそんなに気にならなかったけど……」


「あの棒読みを批判する人は全ての俳優の棒読みを批判する人だと思うよ」


「私が批判するのは糸井さんだけだけどね」


「……ノーコメントで」(汗)


「彼女の特徴はその歌声ですよね。声優演技はともかくとしてあの歌声を好きな人は多いと思うんだ」


「彼女、ジブリ作品とも縁が深いしね。ローニャのOPも記憶に新しいね」


「シンガーソングライター全盛の昨今で珍しく彼女は自分で作詞作曲はしないんだよ。立ち位置的にはアイドルに近いのかも」


「そう言う意味で言えば歌専門の純粋な『歌手』って感じだね」


「だからこそ色んな人が作った曲を歌うから歌う曲もバラエティ豊かな感じがするよ」


「いい意味で色がない、透明な感じがするよね」


「とは言え、あの歌声だからそのイメージから著しくかけ離れた歌は歌ってはいないけど」


「そりゃあの歌声でデスメタルとかは歌えないでしょ」


「特に壮大なテーマの曲と彼女の歌声との親和性は格別」


「今後もきっとそのスタンスで進んでいくんだろうけど出来れば彼女が作詞作曲した曲もいつかは聴いてみたいね」


 そんな訳で今回取り上げますのは手嶌葵です。ジブリ作品の曲をいくつか担当した事でも有名ですね。

 私は彼女の歌声が好きなんですよ。ゲド戦記で初めて彼女の歌声を聴いた時は新しい時代が始まったな!って思ったものです。


 シンガーソングライター全盛の昨今で珍しい事に彼女は自作の持ち歌を持っていません。みんな他の人が作った曲を歌っています。純粋な『歌手』ですよね。そう言う存在は今は演歌歌手かアイドルくらいじゃないでしょうか?


 彼女の武器はだから歌声しかありません。いや、その歌だけで十分なんです。そう書くとルックスはどうなの?って思われるかも知れませんけどそんな事はないですよ!私、彼女のルックス、知りませんし。歌だけで十分勝負できる稀有な存在って言いたいんです。


 自分で曲を作らないって事は色んな作風で歌えると言う事でもあります。私は彼女のアルバムを二枚持ってますけど、曲ごとに違った彼女の一面が垣間見られて新鮮に聴く事が出来ます。日本語の歌も美しいですが英語の歌も美しく歌いこなす彼女の才能は本物だと思います。


 私が一番好きな彼女の歌は『虹』ですけど、この曲以外の彼女の曲もどれも甲乙つけがたい名曲ばかりです。どんな曲も彼女の色に染めて歌ってしまえる。彼女は素晴らしい歌手ですよね。これからも応援していきたいと思います。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る