にゃべ♪の日々徒然

色々言われている事を理解した上で全て捨てよう

「えっと、今回のは…何？」

「ほら、おそ松さんでお笑い講座の会があったでしょ」

「ああ、イヤミの学校…確か最後の方にそんな台詞が…でも何度今回それを取り上げたの？」

「あの言葉って汎用性が高いと思ってね」

「別にここでお笑いのレクチャーを始める訳じゃないんだ」

「そんなのしないよ～グリグリ」

「うわ！グリグリやめろ！…で、馬鹿猫は今回何が言いたいんだってばよ？」

「うん？まだ分からない？仕方ないなぁ。簡単に言うと小説講座だよ」

「ん？」

「カクヨムのエッセイとかにもあるでしょ。小説講座」

「なるほど読めたぞ！そこに書かれている事をバカまじめに辿ってもいい作品は出来ないと！」

「出来ないとまでは言わないよ、流石に。ただ縛られるべきではないと言いたいんだ」

「小説講座書いている人の書いている普通の小説が爆発的人気って訳でもないしね」

「わっ、こら、そう言う事言っちゃいかん！皆さん真剣に小説を書いていらっしゃるんだから！たまたま！たまたまだから！時の運だから！」

「ああ言う小説講座って各話のタイトルはちゃんとつけろってよく書いてるけど人気の出ている作品で各話のタイトルが特についていないの、結構あるもんね」

「そうなんだよね。要するに色々手をつくしてそれでも効果がない時はそうしろってだけの話なんだ」

「キャラの名前をいい加減につけるなって話も実力のある作家さんならすごくいい加減な名前をキャラにつけてもそれがまた味になって受けるからね」

「そう、今上げた２つの事例は特に気にしなくていい要件だと私も思うよ」

「だから一度そう言う傾向があると知った時点でそれに縛られちゃダメって事だね」

「ただそう言う事を訴えてるのが全くヒットに恵まれていない人って言うのがね……説得力がないよね」

「説得力はないのは人気作をちらっと眺めただけでもそれは分かる事だから」

「結局どう言う事をしたら小説力は上がるんだろう」

「それが分かっていたらとっくにプロ小説家になってます」

「ぎゃふん！」

　と言う訳で今回は小説講座に潜むワナでした。いや、カクヨム内の小説講座を２，３読んだだけなんですけどね。全て精読したら中にはすごく役に立つ素晴らしいものもあるのでしょう。

　あ、そんな事言うと自分が読んだのがみんな役に立たないと思っているんだと思われそうなので言い訳しますけど別にそんな事ないですよ！参考になりましたよ！

　要は縛られ過ぎちゃいけないんじゃないか、それだけのことが言いたかっただけです。その講座でも才能がある人はここの項目は守らなくていいって書いていますしね。才能に乏しい人はセオリーを守れと言っているだけなんですよね。

　イヤミの学校を見た時に私はこの最後の結論にこれは全ての事において真理なんじゃないかと思ったんです。基本は大事だけど身についたら崩すべきだと。そして

実際に書いて面白くなかったら意味がないと。チビ太は最後に出来れば目指すなって言い放ってますけどね。これもきっと真理なんだろうなぁ。

　好きなもので食べていくのは茨の道なんですよ。お笑いだろうとアーティストだろうと芸術家だろうとアニメーターだろうと漫画家だろうと小説家だろうと……。

　だからその道で活躍している人はすごいんですよね。尊敬出来るんですよね。痺れたり憧れたりするんですよね。

　私は趣味で十分なんで参考になる所は受け取って出来そうにない所は放置してます。今まで小説を読む習慣がなかったんで読むだけでも表現の勉強になります。上手い小説が書けないって人はとにかく評価の高い小説を読むのをお薦めするですよ。