小説は資料が命?

「今回のテーマは小説関係だね」


「そう、資料についてのお話」


「馬鹿猫は小説を書く時に何か資料を参考にしてるの?」


「いんや、全然?」


「だから内容が薄いのか」


「語彙も少ないぞ!えっへん!」


「いばるなよ…」(汗)


「で、小説を書くには資料が重要だと?」


「少なくとも知らない世界を描写する時はあればあるだけリアリティが増すよね」


「リアリティがあるとその物語により深く入り込めるもんね」


「私が今唯一追いかけている小説なんて資料だけで35冊も参考にしているからね」


「おお、それはすごい」


「ムツゴロウさんは小説を書くのに二年準備期間をかけてるんだって。それだけリアルな話を書くには情報が必要になるんだ」


「構想何年って言うのは物語を創作する中で結構聞く言葉だよね、小説に限らず」


「構想が長くなるのは資料集めだけにかかる時間じゃないと思うけど丁寧でリアルな話はやっぱりそれだけ時間がかかるものなんだろうね」


「馬鹿猫なんてその場の思いつきで適当にすぐに書き始めちゃうでしょ」


「夢の続きの物語も書き終わるのに2ヶ月かかってないよ」


「だから内容が薄いんだよ」


「資料を集めて物語にリアリティを持たせる。これだけで作品のクオリティは一段と上がるだろうね」


「そう思っているならちゃんと実行しないと!」


「そうだね。有言実行って大切だ」


「…こいつ絶対やる気ないな…」(汗)


 そんな訳で小説は資料が命!(白い歯キラーン☆彡)と言うお話です。

 どんなお話を書くにせよ全て自分の頭の中で処理しようとすると無理が出て来てしまいます。その無理の穴を埋めるのが資料と言う事ですね。


 プロなら資料を集めて話を書くのは普通だと思っていました。大作家先生と呼ばれる人は資料も集めて現地取材もして何年も構想に時間をかけて名作を執筆してきました。だからこそ人の心を打つ作品が書けるのでしょうね。


 さて、素人が趣味で小説を書く場合、どこまでリアリティに凝るのかその追求具合が直接人気に繋がらなくても極めるのかって問題があります。頑張っても読まれないって人のエッセイを読むとすごく資料を調べてしっかり書いたのに人気がないって嘆いている記事を読みました。リアリティに凝っただけでは読まれないのですね。


 伝えたい事があるのならば伝え方も重要なのかと思います。論文じゃないのですからリアリティも大事ですけどキャラクターや物語に魅力がないと読まれませんよね。

 資料や取材はあくまでも裏方でないといけません。物語を裏で支える屋台骨に徹しないと。


 そう言う私は何か資料を参考に物語を書いた事はありません。そんな本格的な話を書いた事がないって言うのもありますけど。だからリアリティがないんですよね…。

 趣味で書くんだから適当でいいってスタンスだから適当な話しか書けないんだろうなぁ…(遠い目)。

 

 実際小説を書くにあたって綿密な取材に基いて書いている人はすごいと思います。自分も小説を書いていて分からない部分とかが出て来たらせめてネットで調べて誤魔化さずに書いていきたいと思います。

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