ネットを始めた頃
「何この今回のタイトル…」
「ネット始めた頃の野望などを語ろうかと…」
「何それ恥ずかしい…どうせ大した事ないんでしょ」
「まぁそうなんだけどね…そうなんだけど」
「まぁ何か言いたいなら吐き出しとけば?それで気が済むんでしょ」
「有難うね。ええと、アレはまだ時代が21世紀になる前…」
「初めてネットに繋いだ頃か…たしかまだネットが24時間使い放題じゃない頃だ」
「テレホタイムを利用してみんな深夜にネットしてたねぇ」
「NTTの深夜帯電話代定額サービスだったっけ?知らない世代も多いだろうねもう」
「そもそも私がネットに興味を持ったのはチャットがしたかったからなんだ」
「んで?チャット面白かった?」
「勿論!面白かったさ!その頃はまだPC持ってなくてDCでネットしてたんだけど」
「DCでネット始める人は多かっただろうねぇ。そしてやがて卒業してPCに移行していくんだ」
「DC時代のネットの話をしてもいいけど本題じゃないから省くよ。でも言わせてもらえるならDCで趣味の幅は拾がったね。詩も小説もネットやり始めてからの趣味だし」
「ネットは人の趣味の幅を広げるね。交流も広がったしね」
「でも今DC時代のネット友達はひとりもいないんだ…どうしてだろう?」
「縁がなかったんじゃないの?単純に」
「相変わらずフクは辛辣だなぁ。でもきっとそうだと思う…。人間性の問題だよね」
「そろそろ本題に移った方がいいんじゃない?無駄話多いと読まれないよ?」
「よし、じゃあ本題に行こう。簡単に言うとネットを始めた以上ネット恋愛のひとつでも出来たらなとかそんなありがちなアレです」
「うわ…本当にしょーもない」
「でも誰だって一度は考えるでしょ」
「考えたりはするだろうけどあるある過ぎてわざわざ誰も口に出したりはしないと思う」
「で、大抵のネット恋愛ってさ、金銭が絡むのを除いてはきっかけは相談じゃん」
「最近だとネット有名人になってファンと交流するって手もあるらしいけど」
「それ、有名人になれる人とかただしイケメンに限るとかのアレじゃん。選ばれし一部の人だけだよ」
「馬鹿猫は有名人にはなれないわなあ。そんな資質ないし。結局相談とかもされなかったってオチだろ?」
「ぐさあ!」
「大体相談されるにも頼りがいのあるキャラじゃないとあかんのよ。頼りない人に相談するアホはいない。答えを出せない人に相談する意味がない」
「ま、そう言う事…。でも相談もされないから変に勘違いする事もないからずっと平常心で落ち込む事もないからこれでいいのだ」
「やっぱ今回この記事書く必要があったの?」
「そう言う経緯があって私は今更ネットに夢を見る事はなくなったって話」
「リアルでモテない奴がネットでモテる訳がないと言うごく当然の教訓でした」
そう、今はもう全然そんな事は思ってないんですけど、ネットを活用してモテモテになるゾ!…そう思っていた時期が私にもありました。
モテモテはともかく、ネットなら全国の人とも交流出来ますし、どこかに気の合う奇特な人がいて、いつか出会う可能性もあるんじゃないかと。
当時、ネット知り合いの何人かはネット恋愛を成就させていて、その出会ったきっかけが全員相談だったんですよね。困っている異性の相談を受けている間に仲良くなった話を聞いていつか自分にもそんな事が起こるんじゃないかと甘く淡い夢を見たものです(遠い目)。
結果はご覧の有り様なんですよね。相談を受けた事もないかも。いや、簡単なのは受けた事はあるのかな?でもそこから先に行けた事はありませんねぇ、現実ってそう言うものです(汗)。
今ここを読んでいるネット初心者の人!(いるかどうか分からないけど)ネットに幻想を抱いても無駄だゾ(ニッコリ)。
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