差別と区別

「おや?今回はやけに真面目な話題?」


「真面目だから話を広げられないよ」


「たまにはいいんじゃね?」


「おっし、じゃあ行くよ。差別と区別は違う」


「まぁそうだねぇ」


「差別は悪意を持って分けるものだけど区別は愛を持って分けるもの」


「それって辞書にそう書いてあるの?」


「いや調べてはないけど」


「差別はそうなんだろうけど区別は差異を識別し認識する事になってるよ」


「おっ、調べたね」


「何故区別をするかと言うと一緒にしたら苦しんでしまうとかマイナス要素が出てくるからだよね。分ける事でそれがなくなる。つまりは愛なんだよ」


「まぁ悪意のあるなしで判断すればね、うん。で、何で今回このテーマを?」


「みんなに差別ではなく、区別をしましょうってテーマだからだよ」


「差別と区別をしっかり分けて考えてねって事かな?」


「お後がよろしいようで」


 今回のテーマは差別と区別についてです。何故そんな事を考えたのかと言うとネットの記事で差別と区別を同じ意味に捉えているコメントを見かけたから。確か区別をするなって言う内容だったのかな?それを読んで区別と差別は違うのにって思ったんです。


 差別はしちゃいけないけど区別は大切な事。一緒にしちゃいけないものを分ける事なんだ。燃えるゴミと燃えないごみを一緒にしちゃいけない。何でも一緒がいい訳じゃないんだ。お互いがお互いの領分に従って住み分けるのが幸せな事も多い。その思想の根本には愛があるんだよっ!


 ……などと意味不明な供述をしてみました(汗)。


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