「が」の誤用
「はいはいはいはーい、えーそんな訳ででしてねー。始まりました第二回日々徒然なんですけどねー。今回から俺っちも参加させていただきますのでよろしくですよ~」
「マロ、いきなりテンション高いな」
「いや~、正直どんなテンションでやったらいいか分かりませんので探り探りですわー。ほんま堪忍したってや~」
「出身関西って設定だっけ?まぁいいけど」
「まぁでも会話だけでキャラ立てるとしたら方言キャラもやっぱ必要やと思いまして~」
「似非関西弁は嫌悪されるぞマジで…」
「そんな~そこら辺生温く見守って欲しいなぁ」
「まぁあの馬鹿猫、西日本の人間だからそこまで変な関西弁にはならないとは思うけど」
「こら、個人情報喋るの禁止!」
「お、馬鹿猫、今回マロが出るから出ないのかと思ったぞ」
「いや、基本この話ではマロとフクに任せる予定なんだけどたまにツッコミでは顔出そうかと思って。それとマロ、自己紹介くらいはしよう」
「そや!忘れとった!オレの名前はマロ…三歳の柴犬や!よろしくな!」
「マロとフクの関係は夢の中での腐れ縁なんだ。詳しくはなろうで「猫がきゅうりに驚く理由」で検索な!」
「いいのかよ、ここでそんな宣伝…知らないぞ馬鹿猫」
「怒られたら該当箇所は削除するからへーきへーき」
「本当、いい加減だなぁ」
「カクヨムでも投稿予定なのでその時はよろしくねー」
「ところで、今回の「が」の誤用ってなんだよ?」
「そうそう、それ俺も気になった」
「うん、それはネットで蔓延している日本語の誤用の事なんだ」
「ああ、たまにネットで見かけるおかしい日本語の事か」
「日本語がおかしいと言えば前は「ら」抜き言葉が話題になっとったね」
「他には接客での~からお預かりしますとか~でよろしかったでしょうか?って言うのもあったっけ」
「でも今までのは結構話題になって誰でも是非はともかくとしてそう言う問題があるって言うのは知ってると思う訳なんだけどさ」
「「が」の誤用ってどこも話題にしとらんね」
「馬鹿猫だけが気にしてるんだよ」
「例えばどう言うのが「が」の誤用なん?」
「うん、ここは例を出せば分かりやすいね。例えば◯◯で話題の◯◯の発売日が決定!とか◯◯を◯◯に変更する事が決定!とかそう言うの」
「あ、そう言うのまとめサイトのタイトルで見た事あるわ」
「でも最近あんまり見かけなくなってるよね」
「そうそう、昔は酷かったよ。~が発売!は逆に市民権を得たのかっていうくらい見るようになっちゃったけど」
「テレビ番組のフリップやテロップでもたまに見かけるもんなぁ」
「でも最近あんまり見かけないならこの話題出すの失敗だったんじゃ…」
「あは…ははは」(白目)
この「が」の誤用、ちょっと前まで本当に酷かったんですよ。主に「を」を「が」で表現している事が多かった。アレは一種の流行語的ブームだったんでしょうか?
~と言う番組が放送!とか。この場合は~と言う番組を放送!が正しいですよね。
昔それをあるサイトで問題提起したら全然共感を得られなかったどころかそれのどこが誤用?なんてコメントが付く始末でショックを受けた記憶があります。
今は例題を出そうとまとめサイトとか漁ってみたもそう言う誤用をほぼしなくなっちゃってたので例題を出すのも困難でした(汗)。このタイプの誤用ブームは去ったのかも。~が発売!系はすぐに見つかるんですけどね。~が発売の場合「が」はいらないと思うんですよ。何で余計な「が」を入れちゃうのかなぁ。
ネット内だけで流行るならまぁいいんだけどテレビでこの文法を見た時は頭を抱えましたぞ…。スタッフにネット世代が浸透しちゃったんだろうなぁ。
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