第2話一般ピーポー女子トイレに入る

僕、蒼音 姫月にも普通の高校生の時期がありました。僕は今現在

一番庶民ぽい理由だけで

星城王国の第三王女 東雲 碧の

執事になった。


そして今日もまたとんでもない事態に

陥っている。


僕は女子トイレにいる。


ちなみに僕の意思ではない。

いや、ほんとだよ?!

僕、変態じゃないからね?!


「はぁ、誰に弁解してるんだろ...」


僕は女子トイレの個室で溜息をついた。


「あら?どうしたの?姫月」


蒼色のショート髪に紅い瞳の少女

東雲 碧 星城王国第三王女であり

僕のあるじが便座に座って

小首をかしげた。


「いえ、何でもありません お嬢さま」


僕は前を見ないように天井を

眺めながら告げた。


「そう、なら早く

パンツを履かせなさい」


そう、僕はいま女子トイレの個室で

同い年の女の子もといお嬢さまに

下着を履かせろと命令されていた。


なんで僕がこんな目に....


数十分前


僕は放課後 お嬢さまと一緒に

廊下を歩いていた。


「ねぇ、ちょっと、お、おトイレに

行ってもいいかしら」


お嬢さまは顔を赤らめながら

小さな声で言った。


「はぁ、別にいいですけど、

僕、ここで待ってるんで

早く行ってきてください」


僕は男子トイレと女子トイレの間の柱に背をもたれかけて言うと


「え?」


お嬢さまは信じられないといった顔を

した。


「いや、あの、

早く行ってきてください」


「あ、あなたはついてこないの?」


お嬢さまは涙目になりながら言った。


「へ?いやいやいや?!僕は男ですから

女子トイレには入れません」


「そう、分かったわ....

なら私がおしっこしてる間は

上を向いてれば問題ないわよね?」


「あぁ、それなら.....

いいわけないでしょ?!ダメですよ!

お嬢さ...うっ?!」


お嬢さまは完全に泣いていた。

号泣である。


「はぁ、分かりましたよ お嬢さま」


だってこんな現場誰かに見られたら

僕の人生バッドエンド迎えちゃうよ。


「ほ、ほんと...?」


お嬢さまは涙を制服の袖で拭いながら

小首をかしげた。


なんというか....お嬢さまは

女子高生にしては背が小さく

胸がお手頃サイズで

いつもは強気なくせに

案外、打たれ弱いので

庇護欲がそそられるんだよね

しかも罪悪感が凄いくる。


「本当です、お嬢さま」


僕はお嬢さまに笑顔で手を差しのべた。


「うん、ありがとう 姫月」


お嬢さまは差しのべた手を握った。

お嬢さまの手はとても暖かかった。


そして今に至る。


「早く、パンツ履かせて?」



お嬢さまは下半身丸出し状態で

立った。


「うわぁ?!お、お嬢さま?!

ナニシテルデスカ?!」


「何って?パンツ履かせて貰うのだから立たなきゃダメでしょ?」


うん、ごもっともです。


確かにお嬢さまの言ってることは

正しい。だけどだよ?!

僕、男だからね?!

執事だけど男だからね?!

いや、執事は普通に男だね

と、そんな事よりこの状況を

何とかしなければ


「あの、出来れば後ろ向いて

貰いますか?」


「えぇ、いいわよ」


お嬢さまは尻を僕の方に向けた。


こ、これならま、まだ何とか

い、い、いけない.....

無理だろ?!だってお嬢さまの

小ぶりでもちもちした感触をした

(見た目)の可愛らしい曲線描く

お尻むけられたら辛抱たまらん。


眼福です(´ω`*)


「ね、ねぇ、まだなの?

ちょっと、恥ずかしいんだけど...」


ハッ?!完全に忘れてた!


「す、すいません!す、すぐ

履かせますので」


僕はお嬢さまの脱ぎたてパンツを

思い切り上に上げた。


もちろん目はつぶってます。

ここ重要です!



「ちょ?!そんな勢い良くやったら

くい込...んぁ」


お嬢さまがなまめかしい声を上げ

た。


「ふぅ、終わりましたよ お嬢さま...

ってどうしました?!お嬢さま!」


お嬢さまは頬を朱に染め

荒い息づかいをして便座に座っていた。


「ハァ...ハァ...あ、あなたが...

アソコに...くい込ませるから....

んぁ...」


「くい込ませる?あ?!もしかして」


「え、ちょ、待っ?!」


僕はお嬢さまの足を広げて

今さっき履かせたパンツを見ると

見事にアソコにくい込んでいた。


「やっぱり、僕のせいなんですね

すみません お嬢さま」


僕は深く頭を下げて謝罪した。


「あ、あなたねぇ」


「何でしょうか?お嬢さま」


お嬢さまは肩をプルプル揺らしながら

顔を赤らめながら


「執事のあんたがなんで主のアソコを

見るのよぉ?!このドスケベ執事!!!」


思い切り殴られました。


ちなみに倒れる瞬間、

お嬢さまのアソコが見えました。

とても綺麗でした。

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一般ピーポー王族少女の執事になる 飛鳥 @SUMERAGISOUGA

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