第73話 激釣! 少女は糸目つけて釣り上げる! (Aパート)
かなみは電卓をポチポチと叩く。
「今月の家賃、光熱費……」
これから大家に渡す家賃と光熱費を算出し、財布から取り出す。
いつもなら財布の中身がすっからかんになって泣きを見ることになるのだけど、今日は違った。
「これで支払いは完璧だよ」
マニィに太鼓判を押されて、ホッと一息つく。
そして、恐る恐る財布の中身を確認する。その中には一万円札が一枚きっちり残っている。
「や……」
かなみは両手をぐっと握りしめて、思いっきり振り上げる。
「やったあああああああ!! 一万円も節約できたあああああッ!!」
「おめでとう」
これにはマニィも素直に祝福する。
「これもマニィのおかげよ。母さんのせいで金銭感覚がマヒしてたから」
「彼女には節約という概念がないみたいだったからね」
この前までかなみと涼美の二人で生活していて、家事や食事は涼美に任せっきりだった。おかげで朝食や夕食のメニューは一般家庭並みに充実したものだったのだけど、後で母の財布を確認すると、阿鼻叫喚ものだったことがあった。
「母さん、ちゃんと節約してよ!」
と、かなみが懇願するように注意しても効果が無かった。
涼美が出国する頃には、すっかりほぼゼロになっていた。
「こ、これは、どうにかしないといけないわ!」
一念発起して節約に励んだ。
時には学校の昼食をダイエットと称して抜いたり、時には部屋の電気を一切つけずに一日過ごしたり、お風呂はシャワーだけで済ませる日が一週間続いたりした。
そうした結果がこの一万円だ。
「さあて、この一万で何をしようかしら?」
「無駄遣いしたら、元の木阿弥だから気をつけて」
「わかってるわよ……一万円、一万円……」
かなみはおまじないのように繰り返し呟く。
家賃と光熱費を払っても手元には一万円が残っていた。その充足感と高揚感に酔いしれていた。
しかし、その使い道はどうしたらいいものか一向に決まらなかった。
「一万円あったら何ができるのかしら……?」
学校に行っても、そんなことを考えていた。
「かなみ、今日はなんか浮かれてるな」
「そうね、何かいいことあったんじゃないの?」
貴子と理英はそんなかなみに好き勝手に言う。
「そうだな、なんだろうな……」
「この前のテストの点数がよかったとか?」
「いや、あの顔はお小遣いが増えたって感じだぞ」
「どっちだろう?」
「よし、訊いてみるか」
そんなわけで、かなみに訊く。
「なあ、かなみ? なんかいいことあったのか?」
「え、別に……」
かなみは顔をそらしてあからさまにごまかすように答える。
「嘘だろ、お小遣い増えて嬉しいって顔してるぞ」
「う!」
かなみは硬直する。
当たらずとも、遠からずとも、だからだ。
「いくら増えたんだ? 千円、二千円?」
「え、あ、いや……」
かなみは顔を不自然にそらす。
「まさか、一万円か?」
「一万!?」
「おお、一万円か!? そりゃ浮かれるよな!!」
「そ、そそそ、そんなわけないじゃない! 一万円なんて大金よ、大金よ!!」
「おう、そうだな、大金だよな」
「そうよ! お小遣いで貰えるような金額じゃないわよ!!」
「そりゃそうだな、ハハハハハ!」
「アハハハハハハ!!」
かなみは精一杯ごまかしの笑い声を上げる。
(……財布の中に一万円あるなんて言えない、言えるわけがない! この一万円は大事なことに使わないと!!)
しかし、一万円の使い道が決まらないまま、放課後を迎え、オフィスに出社する。
「おはよう」
みあが先に来て挨拶する。
「みあちゃん、先に来てたんだ。珍しいね」
「ま、たまにはね。っていうか、あんた!」
「え!?」
みあは一気に迫ってくる。
「いつもと違う顔してる!」
「え、いつものとおりだけど……」
「ううん、違うわ!」
みあは断言する。
「いつもは借金、借金って顔してるのに、今日は借金の中に貯金が混じった顔をしてるわ!」
「それ、どんな顔!?」
かなみは鏡を見て、自分が今どんな顔をしているか確認したくなった。
「かなみらしくない!」
「私らしいって借金なの!?」
「当然よ、あんたから借金をとったら何が残るっていうのよ!?」
「普通の生活が残るでしょ!!」
「ま、そんなことどうだっていいわ。それで、いくら溜まったの?」
「どうだって……いくらって別に溜まってなんかないんだけど」
「百円? 二百円?」
「だから、溜まって……って、金額少ない!? 私の財布、そんなに少なくないわよ!」
「ということは千円ね、かなみのくせにそんな大金を……」
「千円じゃないわよ! 一万円よ!!」
「ほほう、一万円ね……」
「あ、あぁ……」
弾みで白状してしまった迂闊さに両膝を突く。
「なるほど、一万円ね……そりゃ、浮かれるわけだわ」
「うぅ……私、そんなに浮かれてた?」
「そりゃ、いつもあんたは借金、借金してるからね」
「そんなに借金、借金してないわよ」
「ああ、そういうのは自覚がないものよ」
「じゃ、じゃあ、今私の顔に貯金って書いてあったわけ!?」
「まあ、そんなところね」
「凄い! みあちゃん、エスパーみたい!!」
「いや、魔法少女だけど」
正論で返された。
「そうか、みあちゃんは魔法少女だものね。それじゃ、心を読む魔法を習得したのね」
「いや、あんたわかりやすいから魔法を使わなくてもわかるわよ」
「ええ……」
「それで、一万円も貯金をね……あんたに相応しくない大金だわ」
「ひどいよ、みあちゃん!」
「それで、その一万円で何に使うつもりなの?」
「え、それがまだ……決めてなくて……」
「優柔不断」
「うぅ!」
痛いところを突かれた。
「まあ、決まっていないのならちょうどいいわ」
「ちょうどいいって?」
「ほら、私に宿泊費をよこしなさい」
「しゅ、宿泊費?」
「ほら、あたしのうちで飲み食いして寝泊まりしたじゃない。宿泊費を払うのが筋でしょ?」
「そ、そそ、それは、そうだけど……! 宿泊費って……!!」
「その一万円でチャラにしてあげてもいいわよ」
みあはニンマリと笑って告げる。
「そ、そそそんな、ああああ、あこぎな!!」
「あこぎ? たった一万円でチャラにしてあげるんだから良心的でしょうが」
「でも、いくらなんでもこんなタイミングで!!」
「こんなタイミングだからよ」
「でも、これは私が一ヵ月溜めたなけなしの一万円なのよ」
「そのなけなしの一万円をもらうからいいんじゃない」
「あくどい!!」
「ええい、つべこべ言わず宿泊費を出しなさい!!」
「いーやー! またいつか、別の機会に! ちゃんと払うから!!」
「……しょうがないわね」
みあはため息をついて諦める。
「あ、れ……?」
かなみはあっさりと引き下がったことを意外に感じる。
「み、みあちゃん、いいの?」
「何、本気にしてたの? 冗談よ、いくらなんでもあんたの貯金を根こそぎいただこうなんてあくどいこと、本気で考えるわけないでしょ」
「じょ、冗談……? 結構本気だったような……」
「じゃあ、本気になっていいわけ?」
みあの眼がギラリと輝く。
「私が悪かったです……許してください……」
「よろしい」
みあは偉そうに答える。
「ところで、みあちゃん。その小包は?」
かなみはみあのデスクに置かれている小包に目をやる。
「いつものやつよ」
みあは素っ気なく答える。
みあは大手おもちゃ会社の社長令嬢で、ときおり新商品のおもちゃが送られてくる。おもちゃに関する所感を頼まれているのだ。
「今回はどんなおもちゃなの?」
「さあ、ろくでもないやつじゃない」
みあはそんなことを言って小包を開ける。
「電動フィッシングゲーム?」
「へえ、凝ったおもちゃね」
みあは感心して、パッケージを開けて説明書に目を通しながら準備する。
おもちゃの竿とマットのような簡易モニター、リモコンがある。
「これ、どうやって遊ぶの?」
「まずモニターをつけて川の設定をする。まあ、まずは初心者用の小川にしておけばいいわね」
モニターが水面が映る。小川みたいだ。
「それで釣り糸をたらす……」
おもちゃの竿を持って、釣り糸をモニターの水面に投げ入れる。
「それで魚が来たら、エサにくいついて竿を引っ張るようになっている」
「すごい本格的ね」
「釣り糸の先にマイクロチップを埋め込んでいて、モニターと連動するようになってるのね。よくできてるじゃない」
みあは感心して、魚がエサにかかるのを待つ。
ピクピク
釣り糸が震える。
「お、かかったわ!」
みあはリールを巻いて、思いっきり引っ張る。
バシャン
モニターから水飛沫の音がして、魚が飛び出す。
もちろん、モニターから飛び出ないものの、本当に出てきたかのような躍動感のある飛び跳ね方をする。
「マスね、まずまずじゃない」
「本当に釣りをしてるみたい」
かなみは以前、船に出て釣りをしたことを思い出す。
「ま、おもちゃとしてはいい出来ね」
みあは所感を書いていく。
「あ、かなみ君、仕事だよ」
鯖戸がオフィスへ入ってきて、いきなり言ってくる。
「え、仕事ですか!?」
かなみは目を輝かせる。
「今回はみあ君と一緒にやってもらう」
「あたしと?」
「やった、みあちゃんと一緒だ」
「はあ……メンドクサイわね……」
とみあは言いつつも、仕事を引き受けそうになる。
「とりあえず、これ書き終わったらね」
そう言って、みあはすらすらと書類の所感を書き終える。
「は、はやい……すごい、みあちゃん……」
みあはフンと鼻を鳴らす。
「それで、仕事って何?」
都内のスクランブル交差点。夕暮れ時のため、学校帰りの学生や仕事終わりの社会人が行き交っている。
「あれが今回の場所ね」
歩道橋の上からそこを見下ろして、みあは言う。
「あそこで何が起きてるのかしら?」
「そのための調査でしょ、さっさと行くわよ」
「あ、待ってみあちゃん!」
かなみは慌てて追いかける。
事件はこのスクランブル交差点で起きている、らしいという話がきている。らしいというのは、はっきりと事件といっていいのかもわかっていないからだ。
そもそもの発端は、この交差点の近くの交番で盗難届や紛失届が頻発したことからだ。
被害にあったのは、財布や宝石の指輪やイヤリング、アクセサリーといった、いわゆる金目の物であった。
被害者の人達は口々に「交差点を渡っていたら、何かに引っ張られるような感じがした」と証言していた。
そんなわけで、かなみとみあは調査のため、交差点を渡ってみる。
信号が青になったところで、注意して気を張って歩く。
「………………」
特に何も無く渡り終わる。
「……何もなかった?」
かなみはみあに確認する。
「なかったわね。ま、一回渡ったぐらいで起きるとは思わなかったけど」
「やっぱり何回も行ったり来たりしないといけないのね」
「面倒くさいわね」
みあはため息をつく。
「まあまあ、そういわずに根気よく行きましょう」
「はあ~貯金があって調子ぶっこいているあんたがよく言うわよ」
「私、調子ぶっこいてないわよ」
「ま、そんなことはどうだっていいわ」
と、みあはそそくさと行ってしまった。かなみもこれもいつものことだと割り切って一緒に歩く。
二回、三回と往復したものの、それらしい異変は起きなかった。
「何も起きないわね、今日も何も起きないんじゃない?」
「まだ数回しかやってないでしょ」
「みあちゃんって案外根気いいよね」
「案外は余計よ、あ!」
「どうしたの?」
「何か気配を感じる……」
「私は何も」
「あんたは鈍感だからね、次来るかもしれないわよ」
「ええ!?」
「注意しなさいよ」
かなみが言い返す間もなく、信号が青になったのでみあは行ってしまう。
(注意しなさいて、……でも、私が鈍感なのは確かだし……)
そう思いながら、みあの後ろについていく。
ちょうど真ん中のあたりに来た頃、違和感を抱く。
「……ん?」
とある男性の声が雑踏の中で、不自然なまでに綺麗に聞こえてきた。
みあが声がした方に向かう。一呼吸ほど遅れてかなみが追いかける。
「遅かった」
雑踏をかき分ける中、急にみあはそう呟いて足を止めた。
「ちょっと!」
みあは一人のスーツを着込んだ男性を呼び止めた。
「何かな?」
「あんた、財布をすられたんじゃない?」
みあは単刀直入に切り出す。
「何? 何を急に……」
そう言いつつ、男性はポケットをさすってみる。、
「ん?」
そこで違和感に気づく。
「あれ? あれ? そんなバカな!?」
男性は大慌てで、ポケットの中にあったはずの財布を必死に探す。
やがて、信号は赤に変わる。
男性、かなみとみあは交差点の先へ移る。しかし、男性はいくら探しても財布を見つけることは出来なかった。
「落としたはずないのに、なんで……」
「みあちゃん、これは?」
「例の事件ね。あんた、交差点に渡ってる時に違和感無かった?」
「違和感って……」
男性は首を傾げる。
「そういえば、足辺りを何かに引っ張られたような感じがしたけど」
「なるほどね」
みあは納得して、その場から立ち去る。
「なんだったんだあの娘は?」と、男性は疑問に思ったけど、財布を無くしたばかりでそれどころではなく、すぐに交番に向かうのであった。
「してやられたわね」
「怪人が現れたって、財布をすったってこと?」
「いや」
かなみが訊くと、みあは即座に否定する。
「それだったら、もっとはっきり怪人の魔力をあたしが感知できるわ」
「みあちゃんが感知できないぐらい、魔力を消すことに長けた怪人ってことは?」
「……失礼なこと言ってくるわね。でもまあ、それも考えられるけど、それだったら引っ張られるような感じがするっているのもなんだかお粗末ね」
「お粗末って?」
「それだけの隠密行動ができるんなら、そんなことさえ気づかれずに財布をすっていくんじゃない」
「うーん、確かにそのとおりね」
「気配を上手く隠しているけど、盗るときに無理矢理引っ張る……よくわからないやつね」
「それにしても、財布を盗むなんてひどいことする怪人もいるわね。許せないわ」
かなみはやる気を出す。
「ま、あんたが狙われることなんてないから安心しなさい」
みあはそう言って、また雑踏へ目を凝らす。
「安心はできるけど、納得いかないわ」
かなみはそうぼやいてみるものの、集中しているのかみあは聞く耳を持たない。
「なんか視線みたいなものだけは感じるのよね」
交差点の中央を見つめるみあは呟く。
「私は……何も感じない」
かなみは不甲斐なく言う。
「いいわよ、これはあたしの得意分野なんだから」
みあがそう答えると信号は青に変わる。
「いくわよ」
「う、うん……」
みあに先導されて、かなみは交差点を歩く。
(視線……魔力……? そんなの、全然感じないけど……みあちゃんはわかってるのよね……)
やっぱり自分が不甲斐ない、と思ってしまう。
「また来たわよ!」
みあはいきなり言って走り出す。
「ええ!?」
かなみは慌てて追いかける。
「ちょ、ちょっとみあちゃん!」
「し! 上を見て!!」
みあに言われた通り、上を見る。
「そ、空飛ぶ、財布……!?」
空へ飛び上がる財布があった。
「……何あれ?」
「みりゃわかるでしょ、財布よ」
「みりゃわかるって、なんで財布が空飛んでんの!?」
かなみが訊くと、財布はもう天高く飛び、夜空へ消えていた。
「また逃がしちゃったわ!」
フン、とみあは鼻を鳴らす。
「みあちゃん、どういうことなの?」
「あんたも鈍いわね」
みあにため息をつかれる。
「……えぇ」
「とりあえず説明してあげるから」
「お願いします」
思わず敬語調で頼む。
「あんた、見えなかった?」
「見えなかったって何が?」
かなみが訊き返すと、またため息をつかれる。
「糸よ。財布の方に魔力で編まれた糸が見えなかったかって訊いてんの」
「糸……?」
かなみは空を飛ぶ財布を思い出す。
「全然見えなかった……」
「まあ、そうでしょうね。細かったし、今暗いから」
「みあちゃん、よく見えたわね」
かなみは感心する。
「糸はあいつの特訓で見慣れてたからね」
あいつとは千歳のことだ。
千歳は糸魔法が得意で、みあを孫のように可愛がっていてヨーヨーの糸で応用できるものだから色々教えているのだそうだ。みあは面倒そうに言っているものの満更でもないみたいで、たまに「教えて」と自分の方から頼み込むところをみかける。
「それで、その糸で財布を引っ張ってたってことなの?」
「多分ね」
「糸で、財布を空に飛ばして……」
「おそらく主はビルの屋上辺りにいるわね。糸で釣り上げて……釣りでもしてるのかしら?」
そこまで言って、みあは気づく。
「釣りね」
みあは顎に手を当てる。
「糸って捕まえるの面倒なのよね」
「そうよね、どうするの?」
「あんたも考えなさいよ」
「それは考えるけど、なんだかみあちゃんの方がいい考えが浮かんでるかと思って」
「まったく……」
「とりあえず、糸捕まえられるないか、やってみる?」
「無理だと思うけどね……ま、ものはためしね」
みあは辺りを見回してみる。
「なんだかまだ狙ってるような気がするし」
「それは感知なの?」
「いいえ、勘よ」
「勘? でも、みあちゃんの勘ってよく当たるっていうか……」
「おだてられてもうれしくないわよ」
みあはそっぽ向く。
かなみはそれを照れ隠しだという事を知っている。
「さ、いくわよ」
「うん」
みあの先導で再び交差点を歩く。今度こそ糸を捕まえてやるという気構えで警戒しながら。
やがて、二人は交差点の中央まで差し掛かった頃、みあがまた気づく。
「こっちよ!」
「え、ちょっと!?」
かなみには感知できず、出遅れた。
「ああ、もう!」
みあは指をパチンと鳴らして、苛立ちを露にする。
そうこうしているうちに、宝石の指輪が空を飛ぶ。
「あそこまで飛んでっちゃったら無理ね」
みあはそう言って、ただ見上げる。
(みあちゃんで無理なら、私も無理ね……)
かなみは早々に諦めをつける。
「でも、これは厄介ね……」
みあは腕を組んで考える。
「糸を感知したと思ったら、もう釣り上げられてるし……」
「みあちゃん、どうしよっか?」
「少しはあんたも考えなさいよ。借金のことばかり考えてないで」
「わ、私は借金のことばっかり考えてないわよ!」
「そんなことはどうだっていいわよ。何か知恵を貸しなさい」
「そ、そんなこと……」
「あ、そうだ!」
「何か閃いたの?」
「向こうが釣りなら、こっちも釣りで行くのよ」
「こ、こっちも?」
どういうことなのか、かなみにはわからなかった。
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