おもしろいです。3話まで読んでそう思いました。正確には2話でそう思いました。まだこの段階ではネタバレも何もないと思うので書いてしまうと、タタンが「地球を滅せる」ことが本当であると、タルトが「プッティキャット」を使ったことで証明されたからです。この物語が、日常(おでんを買いに行くこと)からどこまでの非日常に引きずり込まれていくのかは楽しみで仕方ないポイントです。逆にまったくこのまま日常が続いたとしてもそれはおもしろいかもしれません。この作品において冷めたおでんが最悪なものとして描かれていますが、その逆に、世の中において「最良」とはなんなのかをこの作品は書こうとしているのではないでしょうか。タルトとタタンとは神と悪魔なのか、それともあつあつおでんと冷めたおでんなのか、そういうところを気にして読んでいくことで、面白さのます作品であってほしいと願います。