オタクのための整理整頓・掃除・生活術【完結】

第20話 掃除道具は汎用使いできるものを

　掃除道具に使える道具と聞くと、ついつい専用の物を買ってしまいがちです。トイレ用、居間用、寝室用、キッチン用にコンロ用……隙間を拭い取るブラシだとか、専用スポンジだとか。特に洗剤の種類がすごいことになってます。

　とはいえ、私はここまで多岐に渡ってしまっているのは、流通のマジックもあるのではないかと思います。つまり、各社が様々な自社商品を売り出したいがために、とにかく多岐に渡った商品展開をするのです。様々なジャンルでそれぞれがきちんと売れたら、当然売り上げも上がりますからね。

　それ自体を否定するつもりはありませんが、私個人としては、様々なものを購入して管理が大変になるより、種類を厳選して、汎用的に使えて、お安く楽に出来た方がいいなーというお手軽掃除道具で済ませています。

　それでは、私が普段の掃除に何を使っているかを、列挙してみましょう。ちなみにお安いものだけではなくて、良いものは少し値が張るものを買ってはいます。

　・ウェス

　つまりはTシャツやタオル、靴下などの古布をざくざくハサミで切ったものです。汎用性はバカ高く、その上0円で、ポイポイ気軽に捨てられるので超オススメ。埃もがっつり取れます。切るのがめんどくさい人は、自分の好きなTV番組やアニメを見ながら切るのをオススメします。指まで切らないようにね!(経験者は語る)

　・アルコール水ボトルスプレー

　ドラッグストアで購入したアルコールを水で少し薄めたもの。火気に気を付ける必要はありますが、油や汚れは大体これを吹き付ければゆるんで取れます。殺菌も兼ねてくれる上、二度拭きいらずで超ラク。ボトルスプレーは専用の容器を購入しましょう。(普通のだと溶けてしまったりするそうです)

　・食器洗い用スポンジ

　食器を洗うためのスポンジです。100均。

　・キッチンシンク掃除用スポンジ

　シンクを洗うためのスポンジです。必然的に汚くなるので、食器洗い用スポンジがへたったらこっちに回しています。そのまま汚れきったら使い捨て。100均。

　・食器洗い用洗剤

　どこにでもある洗剤です。

　・メラミンスポンジ

　部分洗いや、仕上げ磨きに適しています。水垢、頑固な汚れに最適。食器だけではなく、割とどこでも活用できます。基本使い捨てです。100均。

　・無○良品のマイクロファイバーモップ

　掃除機と一緒に持ってしまえば、埃もちゃっちゃと掃除できます。見た目的にも綺麗になりやすく、気持ちもスッキリしやすい。

　・マ○タの業務用ワイヤレス掃除機

　ズボラな人には皆にお勧めしたい、掃除機の割には軽くて、ワイヤレスで楽々移動できる便利掃除機です。掃除したくないという心理は、たいてい「めんどくさい=重くてズルズルとコードを引き出して掃除始めるのヤダ」なわけで、ここを解消してくれるこの掃除機は、「掃除機かけようかな」という心のハードルをガン下げしてくれます。

　・ホームセンターで購入したマイクロファイバー雑巾

　100均でもありますが、洗濯すれば繰り返し使えるので、割とちゃんとしたものを買いました。洗い替えがあると、なお良し。ウェスでふき取れきれない&そこまで酷い汚れではない場合は、こちらで拭いてしまいます。

　・ホームセンターで購入したマイクロファイバー雑巾(お風呂用)orお風呂スポンジ

　お風呂の床や壁などをゴシゴシ洗う用です。

　・ニ○リで購入した柄付のお風呂ブラシ?

　長めの棒の先に、水だけでこすり落とせる系のホウキのようなビニール紐がワサワサ付いている物です。汚れを水でふやかしておけば、洗剤を使わず大体これでキュッキュして終了できます。

　・お風呂用洗剤

　割とどこにでもある、普通のコンビニお風呂洗剤。

　・ガラス磨き用スポンジ

　こればっかりは専用スポンジの勝利でした。100均。

　・カ○キラー

　どーーにもならないお風呂カビには、これで対処するしかありません。

　・トイレ掃除用ブラシ

　100均で買うやつ。これは1年や半年ごとに使い捨てて買い換えます。理由は後述。

　・トイレ掃除用ブラシ(先を取り外せる系)

　ブラシ部分に洗剤液が付いており、便器をこすれば滲みだしてきて、洗剤の代わりもしてくれる上、使った後は先だけ外してトイレに流せる優れもの。衛生的です。ただし欠点はあり、便器の水の中の奥の奥までこすっていると水でほぐれて崩壊してしまうので、ガッチリ洗いたい時は上記の100均トイレ掃除用ブラシを併用します。

　大体、これくらいです。

　これくらい、といっても数はそれなりにありますが、専用の道具や洗剤はそこまで多く取り揃えてません。これらの面子で、水垢、殺菌、油汚れには対応できると思います。使い捨てと長く使う物への考え方の切り替えもしておくと、より柔軟に対応できるんじゃないかと。

　ポイントは、汎用性が効くこと。また、これだけに固執するのではなくて、専用の道具でも「うわあ、これには負けるわ!!」と思うほどの機能性を感じたら迷わず買う事です。これら掃除道具は、必要になる場所の近くに置いておくと、より「掃除しよう」という瞬発力が上がります。

　もちろん、何度も言っていますが、これらも正解ではありません。あくまで、「私には」合っただけです。もしかしたら、もっともっと貴方に合う道具が見つかるかも? とはいえ、まずは必要最低限から試してみる事をオススメします。