第14話 カフェ風・お洒落に部屋を変えなきゃいけないの?

 コミケ特集はひと段落といたしまして。

 今回は、ちょっといつもと調子を変えて、掃除の心構え・考え方について切り込んでいきたいと思います。


 最近、整理整頓系の雑誌を見ていて思うのです。


「なんかやたら、カフェのようなインテリアを目指してないか……?」


 カフェのようなインテリア。

 それは即ち、昨今人気なナチュラリスト御用達のカフェのことであり、具体的にはGoogle先生に聞きたまえッ!!

 まあ要するに、シャレオツな雑貨が棚に並んでいたり、鍵とかレースとかが置きまくってたりするアレです。これに限らず、様々なパターンがありますが……


 そしてここで白状したい!!


「筆者はそういうインテリアが大好きです!! 超好きです!!!」


 家の中は見事にナチュラリスト風に作り変えられております!!!

 しかぁぁぁぁし!!!!



───ここまでわざわざやるの、めんどくね?



 ……そういうインテリアを否定する意図はありません。

 ただ、ここまでのことが出来ないほど、めんどくさがりもいるということなのです。めんどくさがりでも、そしてめんどくさがりの「オタク」でも、整理整頓はしていけたらいいし、それをこのエッセイでは目指したい。


 だからこそ、あえて、私はこう言います。


「汝、無理はするな───光あれ。ハレルヤ」


 そう。私は第1話で書きました。

 小さな所から、無理せず進めればいいと。


 こういったインテリアについても同じです。無理にする必要はないのです。(もちろん、それを目指したいと思ったなら別ですが)それをすることこそが、常識だと思わないようにしましょう。

 雑誌は単に、その時期の流行を作りたい意図があったりしますし、それ自体は経済を回す上で必要な事だったりすると思いますが、これが全てだと思うと、数年ごとにぐるんぐるん変わり出すに乗せられて酷い事になります。


 経験者は語ってるんですよぉぉぉッ!!!(号泣)


 ですので、カフェ風インテリアにも、モダン風にも無理にする必要はなく。

 まずポイントなのは、ひとまず、自分が過ごしやすい空間を作れているかどうか、です。統一感とかインテリアとか、過度に考える事はひとまず置いておくのです。最低限色合いの統一とか、カテゴリをまとめるとか、その程度にしておく方が、整理整頓を続けられるでしょうし、きっと幸せになれると思います。


 いやほんと思うんですけど、幸せになりたいだけなんですよ我々は。オタクグッズに囲まれながらも、一時の癒しを得られる部屋も手に入れたいだけなのです。

 だからこそ、ハードル爆上げのインテリアでいきなりモチベーションを下げる必要はないと思います。自分の居たい部屋を作る事。ここが一番大切。ブレてはいけないトコロです。


 逆に、インテリアに特に力を入れる事なく部屋を整えられることを維持できたら、そこで初めて、カフェ風やモダン風、ポップなカラフル風など、自分の色を目指したら良いのではないでしょうか? 基本が出来上がっていますので、そういうものを並べても遜色しない部屋が出来上がる事でしょう。


 オタクグッズを並べてそんなものが作れるの? という方もいると思います。正直、共存は難しいかもしれません。ですが、それをうまくお互いに引き立てあう事が出来たなら、それは素晴らしい事だと思うのです。


 基本の部屋から、自分の色を見つけ出す。

 いずれはそこを目指しつつ、今はまず、小さなことから片付けてみましょう!

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