第7話 オタク式「隠す」収納
さて、ここまで色々お話してきたわけですが、ここで収納としてスッキリ見せるための、「隠す」収納術と「見せる」収納術をお伝えしておきたいと思います。まずは、「隠す」収納術から。
「隠す」収納は、いわゆる薄い本やオタク本、エロ萌えDVDなど、色々とアカンものを隠す隠蔽工作術…とは限りません。オタク関係に染まった人は意識しにくいかもしれませんが、今一度、漫画本やアニメDVDを手に取ってみましょう。かなりカラフルだったり、ピンク色だったり、ビビッドだったり、ピンク色だったりしませんか? またはやたら肌色が多かったりするかもしれませんが! 良いのですよ!(何が)
そんな色合いの統一の無さは、第5話で述べたように、部屋の一角に置いただけでも割と目が疲れてしまいます。ここでお勧めしたいのは、さりげなく「隠す」収納術。その一例を挙げてみましょう。
・突っ張り棒+ミニカーテン
100均で、色の主張の少ない(白や黒、ベージュや淡いブルーなど)ミニカーテンを探します。カラーボックスほどの大きさの場合は、セ◯アでよく見かけますが、例えばカーテンとして2枚セットになっているものがあります。それの1枚を同じく100均で購入した突っ張り棒を通して、即席カーテンを作ってしまうのです。下が余った場合は、安全ピンですくい上げて裏で固定すればOK! 取り出すときもカーテンをスライドさせれば良いだけなのでかなり楽です。
・ランチョンマットや長方形の無地布
厳密に言うと漫画などではないのですが、デスクトップパソコンやゲーム機に使います。デスクトップパソコンやゲーム機は割とスペースを食うことが多いので存在を主張しがちですが、布をかけるだけでその主張が和らぎます。埃も防げてオススメ。ノートパソコンでも、上に布を一枚かけてあげると見た目スッキリ。電化製品に大体オススメなので、液晶TVやCDコンポにもかけると一層スッキリします。割と手軽な隠す収納術。(本当はやりすぎは良くないのですが、慣れてない方は全部これで良いと思います。やってみてバランスをなんとなく学んでいきましょう)
・ちょっとした小さな布
少し使わないけど、使うときは使うなあ、という小物関係(鍵や爪切りなど)を置く場所に、小さな布をかけてもOKです。
・無地のエコバック
あまり色を主張しないエコバックをS字フックで下げておいて、そこに諸々の「どこに置けばいいかわからない」ものを突っ込んでおくのも有効です。見た目はスッキリ。ただし、いずれいっぱいになるので、定期的に中身をバサーッと出すと吉。私はよく、スーパーのゴミ袋をそこに突っ込んで、使うときに手を突っ込んでます。
・長方形の薄めのファイル入れ
どんなものかというと、見た目箱になっているものです。そのまま長方形の箱になっいるものもあれば、横から見ると斜めになっているものもあると思います。
これも100均で買えまして、何に使うかというと、まず普通に隠したい書類関係を入れる際に使うことが一つ。もう一つは、じゃらじゃらと溢れたコード関係をそこに
ぶち込んでしまうという方法です。オタクなら、おそらくパソコン関係やゲーム関係で、今は使わないけど捨てるには忍びないコード系がたくさんあると思いますが、視覚的に目に毒ですよね。それらがファイル入れに入れられただけで、なんということでしょう。スッキリ整頓されたっぽくなります! これは、ペンタブレットもしっかり隠せるので、ぜひ有効活用して下さい。
・コードやコンセント隠し用の箱
これも最近は100均で売ってますね。長い複数コンセントのアレをそのまま入れて、しかもコードを横から出すことができ、蓋ができるナイスなヤツです。これも手軽に見た目スッキリになれます。ただし、サイズがちゃんと合うか事前に自宅で確認しておきましょう。
・クリアファイル系各種
こちらも100均で買えますし、私は無◯良品を愛用しています。コミケなど各種即売会の重要書類や、確定申告関係をまとめるのに重宝します。また、ファイルの背表紙には必ず何が入っているかを明記しておきましょう。
・透明コンテナ
特に何かを作り出す方に向くのがこちら。材料など、各種趣味のものをカテゴライズしてまとめて、透明コンテナに突っ込み、何が入っているのかを明記して、押入れや廊下など、使用頻度に合わせた場所に置きましょう。透明にしたのは、中身をちゃんと把握するためです。廊下など見えやすいところに置く場合は、大きな白い布で隠してしまえばスッキリ。
大体一通り挙げました。いかがだったでしょうか? こちらで少しでも、皆さんの「隠す」収納がはかどることを祈ります。ご武運を!
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